・AI系画像処理ソフトの比較
前回はDxOのPureRAW3の性能をチェックしてみましたが。
TopazLabのPhotoAIも購入したので、
これもどんな性能なのかチェック。
比較は
オリジナル
Photoshop 強化(パラメータ最大)
DxO PureRAW3(PrimeXD)
PhotoAI(デフォルト設定)
撮影はPentaxKP。
それぞれの画像はクリックで拡大可能。
まずはISO 100
TopazのPhotoAIは細かい模様が溶けてるし、
エッジ部分が妙にジャギジャギしてるところもあったり、
かなり不自然です。
PhotoAIは低感度の元の良い写真には使わないほうがいいかも。
一方PureRAW3はディティールがしゃっきりとして一段良くなったように見えます。
ISO 1600
PhotoAIはノイズがかなり消えていますが、ディティールも消えています。
強化はディティールが残っていますが、ノイズが消え切れていない。
PureRAW3は怖いくらいきれいにノイズが消えている。
ただ、布の模様も消えてしまっているが、、
ISO 6400
ここに来るといきなりPhotoAIが良くなります。
入力画像はかなりノイズが厳しくなってきていますが、
PhotoAIはそれなりにノイズを消して、ディティールも残している。
PureRAW3は本来無い模様を作り出しているように見えますが
ノイズは少なくて一見キレイ。
強化は色ノイズは抑えているものの、ノイズ多め。
ISO 12800
ノイズの影響なのか、露出が変わってしまっている。
PhotoAIはものすごく細かいような模様があるが、作り出した模様で
実物と違っている。
PhotoAIもそこまでひどくないが同様の傾向。
強化はくさびチャートの下の部分など不自然にべたっとした場所があります。
ここまでくるともはや何が写っているかわからない。
強化がノイズは少なく、色が一番きれいに出ています。
これくらいノイズがひどいとさすがに使えない。
ISO 20万
ノイズまみれで情報がほとんどなくなってきていますが
PhotoAIは紫色のノイズは消してくれています。
強化が何とか頑張って絵を作ろうとしているのがわかる。
ISO 40万
PureRAW3はノイズ部分をあきらめました。黒く塗りつぶされる。
ただし、情報がある明るい部分はかなりきれいにしてくれている。
強化はここまで来ても何とか絵を作ろうと頑張っています。
PhotoAIは頑張ったけど無理でしたって感じ。
目的に合わせて使い分ける必要がありそうです。
最近のコメント