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2017年3月18日 (土)

・スポットダイアグラムとは

デジカメのレンズ設計ではレンズの解像度は
非常に重要な要素の一つですが、
ボケ味も大事な要素です。

ボケ味とはレンズの収差のでかたによるものなので
収差図が読めればどんなボケになるのかがわかります。

しかし、収差図では直感的にボケがきれいか汚いかわかりづらい。
そこで、最近ではコンピュータの計算でボケが直感的にわかりやすい
スポットダイアグラムと呼ばれる図も出力されます。

下の図のように、
レンズを格子状に分割し、それぞれの部分に光軸と平行な光線が
入射したときの光線追跡をします。
(緑色の点が入射する光とする)
2

光線の図を書いたものが下の図です。
2_2

ここで、赤い線の部分で切った断面図はどうなっているかというと、
こんな感じになります
1_2
この図がスポットダイアグラムです。
スポットダイアグラムを見ると、ボケた部分に輪郭が付き
二線ボケの傾向があることがわかります。

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2017年3月15日 (水)

・PeakDesignの速写ストラップが便利

PeakDesignの速写ストラップを購入しました。

Resize159724_2


これがかなり便利です。
速写ストラップはカメラの三脚穴を用いて
固定するものが多く、三脚と排他になってしまうものがほとんどです。

PeakDesignも例にもれず三脚穴を用いるのですが、
ここにつけるアタッチメントは、アルカスイス互換のプレートです。
Resize159722

アルカスイスタイプの雲台の場合、三脚と排他になりません。
また、私のようにカメラを複数台使用しているときにアタッチメントを付けるだけで
ストラップ自体をすぐに付けられるため、
鞄の中がかさばらないのも良い。
(一つは速写用、もう一つカバンの中に予備カメラのような使い方)

しかし、私の場合、プレートタイプの雲台が嫌いなので
三脚穴は必須です。
Resize159720
(レンズの三脚座やコンデジすべてにプレートを付けてられない)

そこで用いているのが
CustomSLRというところのプレート

Resize159718


これを用いると、三脚穴、アルカスイスプレート、
ハンドストラップ、速写ストラップすべてを使用可能です。

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2017年3月12日 (日)

海上に立つ電柱

千葉県の木更津に海に立つ電柱の撮影に行ってきました。

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江川海岸潮干狩り場という場所です。
その名の通り、潮干狩り場で、
奥の方にある監視小屋のための電柱が干潟に立っています。

しかし、最近は使われておらず、劣化もあるので撤去される可能性があるとのこと。
これまで、金田海岸、久津間海岸にもあったらしいのですが、
すでに撤去されたとのこと。
観光客が増えて、ごみ問題や危険行動問題があったため。
今回も観光バスが来ていました。ツアーもあるみたいです。

海の上に電柱が立っている様子を見れるのは満潮のときです。
今回は、満潮時刻と夕暮れ時刻が重なるときに行ったので
多くのカメラマンがいました。

Resize159713
海岸は立入禁止になってしまっているので、マナーを守って撮影しましょう。
Resize159710
ちょっとわかりづらいですが太陽柱(サンピラー)も発生していました。

Resize159709
例によってND1000を用いて撮影
もうちょっと粘って工場夜景とセットにしようと思ったが寒かったので撤退。

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2017年3月 9日 (木)

・ナイキスト周波数とは

デジカメのモアレの話になるとよく
「ナイキスト周波数」という言葉が出てきます。
このナイキスト周波数とは、信号処理の分野の言葉です。
(大学で信号処理の授業を受けると出て来る用語)

デジタルカメラでは、
空間をデジタルの画像データに切り抜きます。

実空間は連続的なものですが、
デジカメでの画像データは、ピクセルごとの
離散的なデータになります。

例:六本木ヒルズから見た景色
Resize159702

実空間のイメージ
_imgp6480__
超望遠レンズで実空間を拡大して撮影。
どれだけ拡大しても連続した空間になっています(当たり前だけど)。

デジカメでのデジタル画像のイメージ
2
最初の画像をどんどん拡大していくとブロックが見える。
各画素が格子状に並んでいます(離散的)。

この、連続した値を離散した値にすることを
サンプリングといいます。
どれだけの周期でサンプリングをするかが
サンプリング周波数です。
デジカメだと撮像素子上に画素が規則的に並んでいるので
画素のサイズが周波数になります。

たとえば下の図のような細かい周期的な模様があったとします。
3

これを正確に再現するためには、二倍より大きい周波数で
サンプリングをする必要があります。
この周波数をナイキスト周波数といいます。
(上の図でいうと、画素ピッチ5μm未満,
ベイヤー配列ではなくモノクロセンサとする)
なぜ二倍かは、「フーリエ変換 ナイキスト周波数」などで検索してください。

こんなに細かい模様を写真で写すことなど無い、
と考えるかもしれませんが、
柵などの被写体をレンズを通して撮像素子に写される像だと
これくらい細かくなることもあります。
1

ナイキスト周波数より高い周波数の被写体を映すと
折り返しひずみが発生し、本来の画像と、
折り返しひずみによるものなのか区別が不可能になります。

Resize159703
拡大
Imgp0421_

PENTAXの画素ずらし技術、RRSで撮影しているので、
色モアレは発生しないが、輝度モアレが発生している。

APS-C機種で1600万画素の機種より
2400万画素の機種のほうがモアレが発生しにくいとよく言われます。
これは、画素ピッチが狭くなり、ナイキスト周波数が大きくなるため、
より細かい模様じゃなければモアレが発生しないためです。

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2017年3月 6日 (月)

・水辺の夕景をND1000で撮る

ND1000は面白いフィルターです。


10段分もの減光ができるので、昼間でも30秒露光したりできます。
特に最近私がハマっている撮影方法は、夕暮れに
水辺でND1000を用いて撮影することです。

Resize159699
上記写真は約3分の露光。
これくらいシャッター速度が長くなると、水の質感がすごい滑らかになります。
Resize159700
雲も流れていい感じに。

Resize159698

Resize159701

注意点としては、長秒撮影だとセンサが熱を持つので
なるべく冬など寒い時期に行うこと。
夏だとノイズだらけになります。
寒い時期に撮影し、長秒時NRはONにするのが一番オススメ。

夏に長秒時NRをONにすると、センサ駆動時間が2倍になり、
その分熱も帯びるので、余計にノイズが増えてしまいます。

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2017年3月 5日 (日)

・桜撮影おすすめ場所

これまでに私が桜を撮影しに行った場所を紹介します。
日付は今後の参考に。

・千鳥ヶ淵
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2016/4/2
皇居の堀の一部です。九段下が最寄り駅で
桜でも有名な場所です。
とても混雑するので、平日の昼間とか、
深夜に行くのがおすすめです。

・わに塚の桜
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2016/4/12
山梨県の韮崎にある一本桜です。
大きな木で、見事です。

・上発地の枝垂れ桜
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2016/4/16
群馬の沼田よりおくにある桜です。
山奥なので星もきれいに見えます。
周囲は畑なので撮影時にはマナーを守って
気を付けてください。

・六義園
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2016/3/27
ライトアップされる枝垂れ桜が見事です。
夜に撮影の際は、三脚禁止なので注意してください。

・増上寺
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2016/3/27
東京タワーと一緒に撮影ができます。
夜はライトアップされないので、昼間に撮影するか
自分でライトアップするのが良い。

・目黒川
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2016/4/3
ここ数年は以前にもまして混雑。
池尻大橋駅側から見ていくのが良いです。
中目黒の混雑はひどい。

・六本木さくら坂
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2016/4/6
毛利庭園は混雑していますが、こちらはマイナーなのか
割と空いています。

・業平橋の桜
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2016/2/21
スカイツリーと絡めることができます。
河津桜なので時期が早く、2017年はもう終わってしまいました。

・隅田公園
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2015/3/30
お花見客も多く、非常に賑わっています。
賑わいも入れるといい感じになるかと。

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2017年3月 4日 (土)

・デジカメは赤と青の解像が低い、検証

以前の記事
ベイヤータイプのデジカメは赤被写体と
青被写体の解像度が低くなることを記載しました。

この記事に対し、補色の緑と黄色の解像が低くなるのでは?
との意見をいただいたので検証しました。

検証方法
輝線の存在しない光源(ハロゲンランプ)に
カラーフィルターをかぶせて特定の波長域の光だけ出す。
Resize159676
ハロゲン懐中電灯に、拡散フィルムを貼っています。
この上に、カラーフィルタをとりつけます。

青い光
Resize159673
赤い光
Resize159675
緑の光
Resize159672
黄色の光
Resize159674
1
斜め線の部分で赤い光だとジャギジャギしていて解像が落ちています。

2
格子模様が、赤と青では崩れています。

3
青い光のときは、明線が細くなっている。
画素補間の段階で細くなってしまっているのだろうか。

4
ジーメンススターも赤と青では解像が落ちています。

やはりベイヤーで画素数の多い緑色の光の時が
解像度が出ていることが分かります。
また、黄色の時も、赤と緑の画素が使われるため、
解像が良くなっているのがわかります。

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2017年2月28日 (火)

・工場夜景で煙をいい感じにする

工場夜景を撮影してきました。
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工場夜景の魅力の一つが、煙突から出る煙。
撮影しに行った日は、風がかなり強く、
煙が流されている状況でした。
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三脚を用いた工場夜景撮影時には、
なるべくISOを下げて、F値を上げて撮りたいところですが、
そうするとシャッター速度が伸びて、
煙突の煙が雲散霧消してしまいます。
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30秒露光

そこで、煙がいい感じになるシャッター速度を探して
撮影
Resize159668
F7.1 ISO1000 1.6s

煙がいい感じの形になるまで、
インターバル撮影で何十枚もとっておくのがおすすめです。

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2017年2月26日 (日)

・KPの実用高感度は8000位

CP+に行った帰りに横浜をブラブラと散歩しました。
発売されたばかりのKPを携えたて。

夜景でISOを色々振ってみましたが、
手持ちで夜景を撮るには、個人的には
ISO 8000くらいが個人的にKPの限界かなと感じました。
K-1はISO6400。

下記、全てISO8000
ハイライト側のダイナミックレンジが弱い気がするので、
アンダーで撮影しています。

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Resize159655

Resize159659

下のシーンは三脚を使用していますが、観覧車が止まって見えるように
シャッター速度を0.3sにしている。
また、解像を若干出すためにF7.1。
感度はISO 1250まで上がりましたが、まあまあ十分な描写をしているかなと。
Resize159658

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2017年2月24日 (金)

・KP vs K-1高感度

ペンタックスのフルサイズ、K-1と
多重AD変換を行っているであろう、
高感度番長のAPS-C機のKPで高感度比較をしてみました。

撮影はどちらも同条件。
高感度NRはオート、ハイライト補正、シャドー補正はOFF
カスタムイメージはデフォルトの鮮やかです。
KPの方が何故かアンダーになるので、
K-1にマニュアルで露出を合わせています。

ISO 6400
K-1
Resize159641
KP
Resize159647
左:K-1 右:KP
6400

ホワイトバランスもワンプッシュで合わせましたが、
KPは若干アンバーに。
階調チャートのグレーの部分を見ると、K-1の方が
ノイズが細かくて好ましく感じる。

ISO 12800
K-1
Resize159642
KP
Resize159648
左:K-1 右:KP
12800

K-1の方がノイズが少ない。

ISO 25600
K-1
Resize159643
KP
Resize159649
左:K-1 右:KP
25600

K-1の方がノイズが少ない。
真中付近の0123456789の色文字の色が
K-1の方が若干残っている。

ISO 51200
K-1
Resize159644
KP
Resize159650
左:K-1 右:KP
51200

KPは暗部が浮き気味。
ただし、カラーノイズはKPの方が少なめ。

ISO 102400
K-1
Resize159645
KP
Resize159651
左:K-1 右:KP
102400

拡大は別の場所を見てみます。
KPの方が、明らかに輝度ノイズが少ない。
多重AD変換は原理的に高感度になるほど
SNが良くなるので、結果と一致する。

ISO 204800
K-1
Resize159646
KP
Resize159652
左:K-1 右:KP
204800

K-1の最高感度。K-1は明らかに暗部が浮いているが、
KPは耐えている。
渡辺謙が認識できる。

ISO 80万
Resize159654

画像左側のほうがカラーノイズが多い。
撮像素子のこの辺りに熱源とかノイズ源があるのだろうか。
なんとか写ると言ったレベル。

今回の検証の結論:通常使用域(ISO 12800位まで)なら、
画素ピッチも大きいK-1が有利。

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