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2022年9月20日 (火)

iPhone14

これまでiPhoneXを使っていましたが、最近は電子書籍で本を買うことが多く
容量が足りなくなってきたのでiPhone14に買い替えました。

歴代のiPhoneはずっと黒かグレーだったのですが、今回は気分転換のつもりで赤に。

Resize181751

※iPhone14Proとも迷いましたが、容量を優先しiPhone14無印に。

いろいろ使っていてすぐに気になったのが、LEDライトの色。
ボディの色で拡散されて赤っぽい!
今まで無彩色系のボディを使っていたので気づきませんでした。

白色LEDライトで撮影。
Resize181749

iPhoneのLEDライトで撮影

Resize181750

上記はホワイトバランス固定しているので、実際の撮影時は色カブリは少なくなりますが
目で見ても明らかに赤い光です。

次買い替えるときはやはり黒いボディかな…。

 

2022年9月11日 (日)

・手振れ補正だけではできない補正

手振れ補正はボディ内補正、レンズ補正二つの方式があります。

最近は動画もかなり撮影されるようになってきていますが、
動画では電子手振れ補正も重要になります。
しかし、単純にブレだけ補正しても画像(映像)として問題が起こったままになることがあります。
例えばローリング歪み

ローリング歪みは動体を撮影するときにおこるものですが、手振れでも起こる。

メカシャッターで撮影
Resize181644

電子シャッターで撮影
 Resize181645_20220911130801

長方形がひし形になっています。
上記の写真ではわかりやすいように撮影していますが、
手振れのような高周波な振動では、メカシャッターでもローリング歪みは発生しうる。


手振れによってカメラが上下方向に向きが変わると台形ひずみも生じます。
下の図は極端な例ですが、四角の形が変わっているのがわかります。

17_20220911130801

こういった形が変形することもあるので、
補正しないと映像として違和感が生じてしまいます。
こういう補正はレンズの情報も必要になってきたりするので、
純正レンズじゃないと補正できなかったりします。

 

2022年8月20日 (土)

・このブログの古い記事は参考にならない情報があるので注意

このブログ、虹色の旋律を書き始めたのは2012/7/7なので
もう十年も前になります。
(よく10年続いたな…、、最近はネタがなくて更新が遅いですが…)

改めて、過去の記事を見てみると
技術の進歩によって、現在(2022年)では間違った情報となっているものがあります。

例えば、この記事。

・スマホじゃダメな理由 第2回:ダイナミックレンジの違い

スマホカメラはダイナミックレンジが狭いのでダメ、と記載しています。
しかし現在のスマホでは、HDRを常用しているので
JPEGでのダイナミックレンジは一眼よりも広くなっています。

※一眼ではハーフNDとか使って白飛びしないように頑張って撮影しているシーンでも、
 スマホではHDRを上手に使うことでお手軽にきれいな写真が撮れる。


デジカメ/スマホの10年間の技術の進歩はとても速い。

あとこんな記事も。
・ちょっといい写真撮るならミラーレス一眼は必要ない

この記事を書いた2014年は高級コンデジが流行っていましたが、
現在ではもはや駆逐されて、スマホに飲み込まれています。
また、2022年ではミラーレスもフルフレームのものが一般的になり、
一眼レフは衰退、ミラーレスが主流となっています。

現在だと、ちょっといい写真を撮るならスマホで十分、
長秒露光とか天体とか特殊な撮影を本気でしたいならミラーレス、といった感じになっている。

 


光学関連のベースの技術や撮影手法の記事などは古いものでも問題ありませんが、
カメラ機器の記事は要注意。


撮影手法はすべて大丈夫と思ったら、現在では必要ない記事もありました。
・仕上がりをイメージしてシャッターを押す

これも、ミラーレスならファインダーに仕上がりのイメージがすでに表示されているので
わざわざこんなことを考えなくてもよい…。
写真の勉強という観点では考えるのも大事かもしれませんが。

技術の進歩が凄い。

2022年8月13日 (土)

・ピンホールカメラで撮影

ピンホールカメラを作ってみました。

作ったといっても、100均に売っている黒の画用紙にピンで穴をあけたものを
一眼のマウントに張り付けたものです。

Resize181582

ピンホールカメラはレンズを用いていないので、当然収差がありません。
(コサイン四乗則による周辺減光はある)
ただし穴が小さいので、F値は非常に大きくなってしまいます。

以前の記事で焦点距離の概念はないと記載してしまったのですが、
ピンホールと像面までの距離が焦点距離と同じになります。
マウントに黒紙を張り付ける方法であるならば、フランジバックが焦点距離になります。
ソニーEマウント、だと18mmの広角、
ペンタックスのKマウントだと45.5mmの標準になります。


F値を求める式は

F = (焦点距離)/(有効口径)なので、穴の大きさを0.2mmとすると、
F = 45.5/0.2 = 227.5
約F230なので回折によるボケもかなりでます。
また、F値が大きいのでセンサ上のゴミもかなり目立ってしまう。

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Resize181579

Resize181581


回折による影響の少ない、大判カメラなどで撮影すれば、非常にシャープになります。

2022年8月 3日 (水)

・その失敗写真、重要なデータかも?

近年、デジタルカメラの領域でもAI(DeepLearning)を用いた機能が
トレンドとなっています。

DeepLearningについては過去の記事にも仕組みを書きましたが
実現するためには大量の画像データが必要になります。


例として、飛行機を検出し、そこにAFを合わせ続けるというAIを考えてみましょう。

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飛行機を認識するためには、
AIに「飛行機はこういうものだ」ということを教えなければいけません。
そのためには飛行機の画像をたくさん用意する必要があります。

Resize181489

このような画像群を用意すると、AIは
「水色じゃない高周波領域が飛行機」と認識してしまい、
下のような写真を飛行機として認識できなくなってしまう。

Resize181488

そのため、飛行機検出をするためには様々なパターンの飛行機の画像を
学習データに入れる必要があります。

様々なパターンとは、
ピントが合っていない写真や、構図がいまいちな写真、
露出が変な写真なども含みます。

完成されたきれいな飛行機写真ばかり学習させてしまうと、
ライブビュー中の構図が定まっていないときなどに
飛行機の認識性能が下がってしまいます。

なので、AIに学習させるときには
失敗写真も重要なデータになりうる可能性があります。
特にほかの人があまり撮影しない被写体とかだと貴重だったりする。

今後、画像データセット販売サイトサービスとかが出てきたら
失敗写真を含む大量のデータはとても価値が出るかもしれない。
(こういうサービスを最初に作った人が儲かる!)

 

2022年7月17日 (日)

・PENTAXの新しいカスタムイメージ、夏天の確認

ペンタックスの絵作りのカスタムイメージで
特定のレンズ限定の「夏天(かてん)」というのが発表されました。

メーカホームページでは以下のように説明されています。
夏の濃い青空や眩しく白い雲のディティール表現をイメージしたカスタムイメージです。

使えるレンズはDFA21mmとDA15mmのふたつだけ。
広角で使ってほしいというのはわかりますが、
限定しすぎな気も…。

ただ、レンズによって再現できる色は厳密には違うので
そこまで考慮しているの…かも。


どのような色再現をするのか確認してみました。
とりあえずお手軽に高演色LEDでマクベスを撮影。
※本来なら赤外や紫外を含む太陽光で評価するのがよい。

デフォルトの鮮やか
Aza

個人的に好きな雅
Miyabi

夏天
Katen

ホワイトバランスはグレーカードで合わせています。

パット画像を見ただけでもわかりますが、夏天は彩度が非常に高く
コントラストも非常に高い。

ここからは数値で評価していきます。
L*a*b*色空間で確認。

輝度の情報を見てみます。
2_20220717114601
まるで囲った部分は白ー黒のパッチの部分ですが、
夏天では白だとより輝度が高く、黒だとより輝度が低くなっています。
数値上でもコントラストが異常に高いことがわかります。
雅と鮮やかは色が関係しないこれらパッチは同じ値であるにもかかわらず。

コントラストが高いゆえに、黄色など輝度の高い色はより明るく、
青などの輝度が低い色は、より暗くなっています。

a*b*平面を見てみます。
3_20220717114601

外側にプロットされるほど、彩度が高いことを意味します。
夏天は、かなり彩度の高い雅よりも外側にプロットされています。
黄色の花や赤い花を撮ると色飽和しそう…。

全体的にマゼンタに色相が寄っていますが特に気になるのがここ。
4_20220717114601
マクベスの空色の部分の彩度が、非常に高くなっています。
夏の空の色をPLフィルタを用いたように濃くする意図がありそう。

最近は天気が悪いので晴れたときに実際の風景で比較してみます。

 

2022年7月 6日 (水)

・山の中での撮影装備

ヒメボタルの撮影や整備されていない絶景の場所等、
山や森で撮影することのあります。

その時に、ある程度の装備をしていないと
害虫などでひどい目にあったりする場合が。
蚊やヤマビル、マダニ等。

私のおすすめ装備を紹介します。
(これで絶対防げるわけではありません)

・長靴


 


雨が降った後ぐちゃぐちゃな場所を歩いたりするときに便利。
ヒル対策にもなります。ワークマンとかだと安いし。
2Lペットボトルとかに水を入れて持っていくと、帰りの車に乗る際に
靴の泥を洗い流せるので便利です。
砂浜に行くときもおすすめ。


・登山用トレッキングシューズ


 


ゴアテックスのものだと多少の水にも耐えられます。
街歩きもこれでOK


・ヤマビルファイター

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靴にかけておくとヒルが体の上に登ってこなくなります。
一つ持っておくとよい。


・foxfireの防虫パーカー

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このパーカーは非常におススメ。
蚊にぜんぜん刺されなくなります。
薄手の生地なので夏の暑さでも耐えらえる。


・カメラマングローブ

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手も蚊に刺されないようにするにはこれをつけるとよい。


・ヘルメット


 


岩山や崖の近くなど、落石の恐れがある場所の場合は装備したほうが良いです。

2022年6月28日 (火)

ヒメボタル

ヒメボタルの季節はもう少し続きますが、今年は3か所巡りました。
去年も行った場所です。
新しい場所を探すのは難しい、、、


撮影方法の記事

いろいろなボケのレンズを試してみています。
(蛍撮影時以外にほとんど出番がない…)

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今年もアマゾンで小物を買ってみました。

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ボケの形を変えるフィルターの作り方の記事

和傘のライトアップは、GODOXのストロボでワイヤレス発光しています。
発光量はF値と環境光の明るさなどによりますが、1/128とかの最小発光でうまくいくことが多い。
また、ストロボを二灯にしたほうが、和傘の柄の影が映り込まなくてよいです。

参考:ストロボ1灯での撮影
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今年もヒメボタル撮影していた時にいろいろな方と出会うことができました。
待ち時間が長いので、近くにいる方といろいろ話をすることが多い撮影スタイルになります。


ヒメボタルメモ
気温が高いほど早い時間に飛ぶ。
夜九時で24度あるとたくさん飛ぶ。
多少の雨でも飛ぶ
森の中に風が吹いていなければ飛ぶ。
濃霧だと飛ばない。

2022年6月18日 (土)

・DFA21mm limitedF2.4を確認 ボケ・ゴースト編

前回の解像編


 


 

 


解像性能は
サムヤン20mmは安いのに開放からかなり優秀でした。
ではボケ味はどうだろうか。
DFA21mmは解像を犠牲にボケに振っていると思うので、ここは良くあってほしい。

以前作ったボケ評価チャートは破損してしまったので、

一般の風景で評価します。

 

サムヤン20mmF1.8
Resize181425

DFA21mmF2.4
Resize181423

F値が小さい分、玉ボケはサムヤンのほうが大きく出ます。

気になる個所に印をつけました。
Up

ピント位置がちょっと違いますが…。
サムヤンは前ボケがきれいで後ボケが汚い。
DFAは前ボケが汚く、後ボケがきれいです。
前ボケをきれいにすると後ボケは汚くなりがちなので、
ここは設計思想の違いですが、後ボケが奇麗なほうが使いやすい。

_raw_imgp2197_all1

こう見ると後ボケが奇麗なほうがいいのがわかります。


絞った時
F5.6
サムヤン20mm
Resize181418  

DFA21mm
Resize181424

左:サムヤン 右:DFA
_raw_imgp2198_all

絞った時、DFAは円形絞りで玉ボケの形が奇麗。

別のシーン
サムヤン20mm
Resize181419

DFA21mm
Resize181421

左:サムヤン 右:DFA
_raw_imgp2200_all

ピント位置はDFAのほうがくっきりで、コントラスト感が強い。
サムヤンはちょっとふんわりした感じ。

 


そして最後にゴーストなどの逆光耐性です。
ペンタックスはコーティングに定評があるので
ここは圧倒的な差を見せつけてほしいところ。

撮影条件をそろえて撮影。
ゴーストが目立ちやすいように現像していますが、現像設定は同じです。
サムヤン20mm
Resize181416

DFA21mm
Resize181417

圧倒的な差!
空の暗い部分にゴーストが見えやすい構図で撮ったのですが、
ペンタックスのDFAはゴーストが見当たらない。
一方サムヤンは。
3_20220618014001
これだけゴーストが発生してしまっています。
ゴースとの発生を抑えるのは、実はコーディングではなく、レンズ設計で
面間反射が一番大きいです。
設計でどうしても取り除けないゴーストを抑えるのがコーティング。

このあたりを踏まえた総合評価としては、やはり値段の高いDFA21mm limitedに勝ちが上がりそうです。


ただし、風景で使う広角単焦点としては決定的な弱点がDFA21mmにはあります。
それがフード一体型の構造。
同じようなデザインの昔の31mmLimitedの頃は角型フィルターは一般的でなかったのですが
2022年では風景撮影時はかなり一般的になってきています。

それが一体型フードによって使えないのは致命的。
以前の記事で、オリンパスレンズ用のアダプタを使えば何とか角形フィルタが使えますが、
安定性が悪かったり、条件によってはケラレが発生してしまい。苦労します。
フード一体型は本当にやめてほしかった。

 

2022年6月 9日 (木)

・DFA21mm limitedF2.4を確認 解像編

いまさらになってしまいましたが、新しいDFAlimitedレンズの比較をしてみました。


 

比較機種は、焦点距離がほぼ同じでKマウント単焦点のSAMYANGの20mmF1.8です。
レンズの値段的には倍以上違う…。


 


サムヤンのレンズの記事

まずは解像度。

絞り開放
サムヤン20mmF1.8
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DFA21mmF2.4
Resize181408

拡大
左:サムヤン 右:DFA
_raw_imgp2102_all2

開放の中央付近では、F値の小さいサムヤンのほうが解像感が高い。
サムヤンの点光源にはコマ収差のようなものが見えますが、
たぶんこれは個体バラツキによる片ボケ。

周辺部拡大
左:サムヤン 右:DFA
_raw_imgp2102_all3

サムヤンは放射方向に像が伸びています。
一方、DFAは同心円方向に像が伸びてサジタルコマフレアが目立つ。
周辺部は解像としてはどちらも同じくらいに見える。

開放での解像性能がDFAlimitedのほうが悪いのは、
リミテッドレンズという特性を出しているのだと思う。
開放では像性能よりもボケを意識、2段くらい絞ると像性能重視という設計です。
FA31mmも同様の傾向で、開放だと結像していないんじゃないかというくらい。


では、F8まで絞った時の性能を確認してみます。


サムヤン20mmF1.8
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DFA21mmF2.4
Resize181409

中央付近拡大
左:サムヤン 右:DFA
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絞るとDFAがかなり解像が上がります。
解像はDFAのほうが若干高そう。
撮影時と現像時のパラメータをすべて同じにしていますが
サムヤンのほうが少しアンダーで、コントラストが高い。
レンズの透過率の違い?

周辺拡大
左:サムヤン 右:DFA
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周辺部の性能はやはりレンズの値段を反映しているのか、、
DFAが圧倒的に良いです。
絞れば中央から周辺まできっちりと解像。
倍率色収差は同じくらいですが、後から補正できるし。


解像性能はこんな感じで、
サムヤン20mmは安いのに開放からかなり優秀でした。

次回はボケと逆光耐性

 

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