C.C.Iについて
カメラのレンズの色について忘れないように用語メモ。
ぐぐっても詳しいことが出てこないので。
CCIは(Colour Contribution Index)の略。
(0 4 5)の様に表す。
意味は(青紫 緑 赤)で下記のようなRGB座標上に書ける。
(0 4 5)のレンズは合成ベクトルが原点から見てブルーとは反対方向に向いている。
そのため、ブルーの補色のアンバー系の色を持ったレンズと言える。
このレンズの色は暖かい感じとか、冷たい感じとかは
CCIを見れば分かる。
デジタルカメラならばホワイトバランスのかけ方でいくらでもグレーが出せるが、
フィルムの場合はレンズの色を規定しないと現像時に困ってしまう。
ISO標準レンズのCCIは(0 4 5)なので、このレンズに合わせたフィルムであれば
ちゃんとした色が出せる。
CCIの求め方はレンズの分光透過率を測定すれば求められる。
RGBそれぞれに各波長ごとに係数が付いていて、
係数との積の総和を求める。
係数は以下のとおり。
上記によって求めたRGBそれぞれの総和に
10を底とした対数を求め、3つのうちの最低値を0とし、
他の2つの値は最低値との差を100倍したものとする。
よって、CCIの3つの数字のうち、一つは必ずゼロとなり
マイナスの値をとることはありえない。
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