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2013年10月28日 (月)

・望遠レンズの使い方 3

望遠レンズを使いこなせれば
「シンデレラレンズ」なんて要りません!

以前の記事
望遠レンズの使い方 1
望遠レンズの使い方 2

佐藤孝太郎のぼったくり教材では
安価で明るい単焦点を「シンデレラレンズ」などと
呼んでいますが
望遠レンズがあれば同じような背景がボケた写真が撮れます。
もちろん、ズームのできない単焦点を使うことは
写真の上達の近道ですが、そればかりに頼った
「ボケの表現」では上手くなった気がするだけで
それ以上はありません。

以前にも書きましたが、ボケを大きくする方法は三つです。
1 F値を小さくする
2 望遠側で撮る
3 被写体に近づく

今回はこのうち2番について説明します。
下の二枚の写真は被写体が同じ大きさになるように撮影距離を変えて
広角と望遠で撮影したものになります。

Resize049225
18mm F5.6

Resize049224
135mmF5.6

望遠で撮影した方が背景のボケが大きいことが分かります。

また、このように見比べると
同じ被写体を同じ大きさになるように撮影しても
ずいぶんと印象が違うように感じます。

Resize049328

Resize049325
Resize049324

これまでのことをまとめると
望遠レンズを使った表現として
・遠くの物を拡大する
・圧縮効果を利用する
・背景をシンプルにまとめる
・ボケを大きくする

の四つで、これらの組み合わせを考えて
自分にとってベストな構図を考えるのが大事です。

四つも要素があるので、最初は難しいと思いますが
圧縮効果だけを考えて写真を撮るなど
各要素ごとに練習して
最後に合わせた表現をしていけばいいと思います。

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