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2013年10月29日 (火)

・マクロレンズの誤解

マクロレンズやマクロ撮影ができるレンズについて
非常に多くの人が誤解していることがあります。

マクロ撮影とかマクロレンズとか聞くと何を思い浮かべますか?
・被写体を大きく写せるレンズ
・被写体の近くに寄れるレンズ

この二つかと思います。
しかし、下の「寄れるレンズ」は大間違いです。
コンパクトデジカメとかケータイだと
「スーパーマクロ」やら「1cmマクロ」と謳って
近くに寄れることをアピールしていますが
マクロの意味は寄れるということではありません。

大きく写せるがマクロで、
最大像倍率がだいたい1倍~0.5倍のレンズです。
望遠マクロというレンズもあり、
このレンズは焦点距離が200mmぐらいで望遠レンズですが
極端に近くまでは寄れません。
ただ、像倍率が1倍くらいまで行くので大きく写せます。


シグマのレンズで
17-70macroというのがありますが
近くに寄れるだけで、像倍率が大きいわけではありません。
敬意をこめて「なんちゃってマクロ」と僕は呼んでいます。
シグマのホームページでも
「最大倍率1:2.8のマクロ並みの撮影」という表現です。

シグマでも像倍率が1倍の本当のマクロレンズは
MACRO 70mm とか頭にマクロが付いています。

また、マクロレンズはフォーカス範囲が非常に広く
単焦点でも鏡筒が伸びるものも多くあります。
この場合、例えばF2.8のレンズでも実際のF値は結構変わります。

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