・脱初心者のカメラユーザーが感じる壁とは?
ぼったくり教材、
「買ってはいけない一眼レフ」「5254人が認めた一眼レフ」ネタ。
脱初心者が良く発する言葉
「フルサイズに買い替えたい」
多いです。ほんとに多い。
フルサイズってAPS-Cと何が違うのか分かっていっているなら良いです。
たいていは、フルサイズって響きに惹かれているだけです。
でも、フルサイズは画質がいいって単純に考えている人も多いです。
確かにセンササイズが大きいほど画素ピッチに余裕が生まれる。
だけど「645欲しい」とか「デジタルバック欲しい」とかはいない。
脱初心者が悩む壁。
機材ステップアップをどうするか。
まずはフルサイズのメリットデメリットを
・メリット
画素ピッチの余裕から超高感度でもノイズが少ない。
被写界深度が浅い。
超広角レンズがある。
全体的にワンランク上の作り。
フルサイズ持ってる私ってすごいアピール。
・デメリット
被写界深度がAPS-Cと変わる。
浅すぎるのはピント合わせもシビアになるし、
適度に絞らないと、まつ毛にピントを合わせると顔がぼやける。
レンズが大きい、高価、重い。
フルサイズ用のレンズを買い足す必要あり。
焦点距離が変わる。望遠側が弱くなる。
それでもフルサイズを求めますか?
今まで撮影した写真をどうしていますか?
そこから答えが出ます。
SNSやブログに載せる
→縮小した画像じゃ細かい画質の違いなんて分かりません。
表現の幅を広げられるアイテムを買いましょう。
例:魚眼レンズ、三脚、外付けストロボ
プリントして友達とかにあげる
→RAW現像ソフトやフォトショップを買いましょう。
顔色を良くしたり、シミやしわが消せてより喜ばれます。
大きくプリントして作品として仕上げる
→カラーキャリブレーションができるよいモニタを買いましょう。
ナナオのカラーエッジとか。
あと良いプリンタ。
コンテストに応募する・写真展に出す
→フルサイズ一眼レフ、現像ソフト、モニタ
自分の使用目的にあった的確な投資をしよう。
« ・カメラの設定をすらすらマスターするキーワードとは? | トップページ | ・ストロボ同調速度とは »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・ミラーレスレンズをマウントアダプターで使う場合の注意(2023.12.03)
- ・グローバルシャッターって何が凄いの(2023.11.14)
- ・写真に枠を付けて正方形にするプログラム(2023.10.30)
- ・レンズ光学性能とセンサー解像度(2023.10.11)
- ・フィルターに最適なガラス素材は?(2023.10.05)
コメント