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2013年11月30日 (土)

・その写真どうやって撮ったんですか?その1

次から次へと新しいコーナーを作って申し訳ございません。

このコーナーは何も考えずにシャッター押しても撮れない写真
(少しの技術や道具がいる撮影)
について撮り方をなるべくわかりやすく説明します。

第一回目は天体写真です。
比較的見つけやすくて入門におすすめの天体が
オリオン座大星雲です。
Resize052985
右下の赤いやつです。
この天体は水素のスペクトル光で目には殆ど見えない波長の光です。
デジタルカメラだとよく写ります。

場所はオリオン座の三つ星の少し下にあります。
Resize052990_2

目がいい人や、空気がきれいなところであれば
肉眼でもうっすら明るくなっている場所があるのがわかると思います。
この天体はとても明るいので、都心(芝公園とか)であっても撮影することが出来ます。

まずは撮影する機材です。
Resize052981 しっかりした三脚
望遠レンズ(今回は200mmです)
簡易赤道儀
カメラ
パソコン

以上です。

カメラの設定は必ずRAWで撮影するようにします。
手ぶれ補正を切って、MFにします。
モードはバルブかマニュアル。
ISO800 F5.6ぐらいであれば30秒で十分です。
それ以上長いと都会だと空が真っ白になります。
Resize052983 レンズに設定バーが有る時はこっちで変更。

載せてる写真では200mmF2.8ですが、キットレンズのやすい望遠でも十分です。
ソフトフィルターなるものを付けるといいですが、無くてもいいです。

カメラをセットする時はいつもと逆向きにします。
こうすることで雲台のハンドルがぶつからずに真上にカメラを向けることが出来ます。
Resize052982
ストラップついてますが、風があるとぶれちゃうので外します。

今回は簡易赤道儀の代わりにペンタックスのアストロトレーサー機能を用いました。
精密キャリブレーションはレンズを持って北に向き、
バトントワリングの人のバトンのようにグルグル回せば
割とすぐに成功します。

三脚にカメラをセットしたらピントを合わせます。
ライブビューにして明るい星を見つけてください。
ライブビュー拡大表示にして、
明るい星がきっちりピントがあうように、ピントリングを少しずつ回します。
かなりシビアな作業になります。

ピントがあったら、オリオン座を見つけて、取り敢えず20秒とかで撮影します。
タイマーとかレリーズを使ってシャッターボタンを押す瞬間の手ブレを防ぎます。
※オリオン座は冬にしかいません。
※満月の夜はあまり綺麗に撮れません。

明るすぎる場合は時間を短くするor絞るなどしてください。
以下のように撮影できれば十分です。
Resize052986
しらっちゃけていますが、都会ではまぁこんなもの。
RAWで撮影しているので、ホワイトバランスとか気にしなくていいです。
気になる人は蛍光灯モードにしてください。

パソコンのRAW現像ソフトにRAWを投げ込みます。
コントラストやら露出やら彩度やらトーンカーブをいじります。

細かくは以下の記事を参考ください。

星の現像の記事

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