・一眼レフの中身は光の迷路
一眼レフの仕組みを知っていますか?
一眼レフは光学的な仕組みを徹底的に追求したカメラです。
レンズから入ってきた光がそのままファインダーから見ることが出来ます。
電源を入れていなくても望遠レンズをつければ望遠鏡の代わりになります。
魚眼レンズを付けると不思議な世界が広がります。
一眼レフの中では何回も光を反射させてファインダーに光を届けています。
そのため、高い技術と精度が要求され
昔からのノウハウがないメーカでは作ることが出来ません。
ソニー(旧ミノルタ)とオリンパスはその技術を持っていましたが
新しい一眼レフを開発することをやめてしまいました。
恐らく韓国サムスンが喉から手が出るほど欲しがっている技術だと思うのですが。
一眼レフの中での光路は下の図のようになっています。
左側がレンズで右側がファインダーです。
オレンジがメインの光路
赤は測光センサへの光路
むらさきはAFセンサへの光路です。
青と緑はファインダー内表示の光路です。
ミラーやプリズムで何回も全反射を繰り返していることがわかります。
組み立てる精度が要求されることがわかるかと思います。
« ・35mm換算とは 2 | トップページ | 明日から沖縄に行きます »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・マスター発光、スレーブ発光とは(2021.01.27)
- ・おすすめレンズヒーター(2021.01.24)
- ・圧縮効果とは(2021.01.17)
- ・ボリューム歪(3Dディストーション)とは(2021.01.13)
- ・寒い中での撮影支援アイテム(2021.01.05)
コメント