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2013年11月29日 (金)

・フィルムとデジタルだとデジタルの方が周辺光量落ちが大きい

フィルムカメラとデジタルカメラで同じレンズを使用した時
デジタルカメラの方が周辺光量落ちが大きくなります。

フィルムでの周辺への入射光の図
37_2

デジタル素子での周辺への入射光の図
38_3

デジタル素子はフィルムと違い井戸底の様な深い所に
感光する光電変換素子があるので
レンズから出た光がけられてしまうことがあります。
集光率を高める為にマイクロレンズがセンサ表面にありますが
それでもやはり、フィルムにはかないません。
フィルムはすぐ表面が感光材なので。

もちろん交換レンズ自体が持つ周辺減光もあるので
フィルムだから発生しないということはありません。

そして、ミラーレスカメラだと
最近はフランジバックが極端に短いマウントも出てきて
更に厳しくなります。

40_2

ミラーレスで
広角レンズなどでバックフォーカスがさらに短いともっと顕著になります。
これでフルサイズセンサだったりすると
センササイズが大きい分、周辺まで光がなかなか届きません。

41_2

ただし、フィルムの時と同じように絞れば改善します。

開放での図
38_4

絞った時の図
39_2

以上のことをまとめると
周辺減光に厳しい条件は
ミラーレスでフランジバックが短くて、
広角でバックフォーカスが短くて、
センササイズが大きくて、
開放F値の小さい大口径レンズ
のときです。

この条件に当てはまるであろうカメラは
α7、RX1、GR、ニコンA、富士フィルムのXシリーズなどかと思います。
ただ、メーカーも何も考えていないわけではなく
対策を考えています。
テレセン性の高いレンズ設計にするとか。
また、センサのマイクロレンズの位置にオフセットを持たせて
周辺でも光を効率よく拾えるようにしています。

42_2

他には周辺減光対策もかねてセンサの性能アップとして
裏面照射型で井戸底の深さを浅くしたりしてます。

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