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2013年12月

2013年12月31日 (火)

・スマホじゃダメな理由 第2回:ダイナミックレンジの違い

第1回:塗り絵画質とは

第1回では画像処理の方法について記載しました。
画像処理はソフトウェアなのでOSのファームアップなどで
改善する可能性があります。
しかし、このダイナミックレンジはセンサの性能なので
機種を変えない限り改善はしません。

ダイナミックレンジとは
明るいところと暗いところを
どれだけ映せるかです。

詳しくはこちら

下の画像がスマホとデジカメの比較です。

1

上がiPhone5で下がハイエンドコンデジ(3万弱)です。
デジカメとiPhoneの撮影時の設定と同じにしています。
iPhoneは空が真っ白になっている部分が多いです。
それに対し、デジカメは白飛びしている部分が少ない。
これがダイナミックレンジの差です。
また、下の画像で丸で囲った部分のいろが不自然な水色になっています。

Resize054859
また、下の空の写真でも
グラデーションに不自然な水色が発生しています。
Resize054878
ハイライト側の飛び際がオカシイとか表現したりします。

空だけであればそこまで気にならないかもしれませんが、
問題は不自然な黄色が発生することです。
Photo
どの部分も同じような黄色で
しかもベタッとしています。

これもダイナミックレンジが狭いことによって起こります。
(ある特定の色だけが飽和してしまっている)

このようなセンサの性能の差が
スマホでは満足できない画質の差として現れます。

しかし、スマホでもこのダイナミックレンジを克服する裏ワザが有ります。
次回、番外編:スマホでデジカメ以上の写真を撮る方法

2013年12月30日 (月)

・スマホじゃダメな理由 第1回:塗り絵画質とは

最近のコンデジなどで画質の悪さとして言われる言葉が
「塗り絵画質」「絵みたいな写真」
です。

昔であれば画質が悪い=ノイズが多いでした。
これならば直感的にわかるかと思います。
最近は画像処理技術の発達でノイズは減りました。
その代わり、やり過ぎによる画質劣化が顕著です。

「塗り絵画質」と言われても
カメラにあまりこだわっていなかった方は
ピンと来ないと思います。
比較用に塗り絵画質を擬似的に作ってみました。

Resize054876_2

Resize054877

上の写真は片方は比較的素直に作った画像
片方は無理やり塗り絵画質にしたものです。
違いが分かるでしょうか?
一眼レフの2400万画素を元データとして使ったので
これくらい小さくするとあまりわからないかもしれません。
これで十分だなと感じれば、高いカメラを買う必要はないと思います。

次に切り出して等倍表示したものが下です。

3
2

これであれば違いがわかると思います。
左が塗り絵画質です。
木とか岩の細かいディティールが失われて
質感が無くなってしまっています。
まるで絵の具で書いた絵のようです。
これこそが「塗り絵画質」です。

なぜこんな画質にしてしまうのか。
それは最近の技術でノイズ処理が
強くかけることができるようになったからです。

ノイズをガシガシ潰していくと
ノイズと同じような細かい模様や質感も潰れます。
潰しすぎて解像感が無くなりすぎるので、
その後に強力なシャープネスをかけるのが常套手段です。

しかし、一度潰れた細かい模様とか質感は絶対に復活しません。
なぜこんなにもノイズを潰しすぎるのか。
「ノイズが多い」=「低画質」
という認識が以前にとても広まったためです。
ノイズを恐れるあまり過剰にノイズ除去を行っているのです。

また、安いカメラやコンデジではコストの関係で
性能が低いレンズを使わざるを得ないです。
10年位前はデジカメの値段も高かったので
レンズ性能もそれなりに良かったです。
しかし最近は1万円台で売らないとお客さんが買ってくれないので
解像してくれない安レンズを使っています。
1600万画素とか全くの無意味。
それがばれないようにシャープネスをガンガンかけています。

しかし、最近はこの風潮が良くないとメーカもわかってきたため
カメラメーカ中心に解像重視の絵作りに変わってきています。
また、高級コンデジとして良い性能のレンズと
画素数控えめのカメラを発売するようになってきました。
(安コンデジでは利益が取れないというのも有ります)

ただ、一部家電メーカや安コンデジやスマホの画質は
まだ塗り絵画質です。
恐らくそれは
スマホユーザ層やライトユーザは「ノイズが多いのは画質が悪い」という事を
気にしているからだと思います。

2013年12月29日 (日)

・失敗写真の原因は何パターンあるかご存知でしょうか・・・?

あなたの失敗の原因を徹底検証!具体的な原因を知る
簡単な問いかけと対処法を完全網羅
デジカメぼったくり講座のタイトルパクリネタ。

デジタルカメラになって写真をあとから加工が簡単になりました。
ホワイトバランスを変えたり、画像仕上げを変えたり…。
失敗しても後からどうにでもなるでしょ、ということが増えました。

しかし、どうにもならない失敗が3つあります。
写真の基本中の基本なのですが、以下です。

・露出
・ぶれ
・ピント

まず、露出。
多少のアンダーやオーバーであれば後からなおすこともできます。
しかし、ストロボをたいて
人物はチャンと写っているけど背景は真っ暗
の様な写真はどうしようもありません。

Resize054870_2
肖像権的な問題で犬の写真です


手ぶれは最もありがちな失敗写真です。
手ぶれ補正が付いているカメラやレンズが多いですが
それも万能ではありません。
手ぶれ補正の性能説明では
「CIPA基準で3段分」
というような記述があります。
これはどういうことかというと
例えばシャッター速度1/100秒であればブレナイ自信がある人が
手ぶれ補正をONにすると
1/100→1/50→1/25→1/13
のシャッター速度で三段分遅い1/13秒にしてもぶれないということを意味します。
これよりもシャッター速度が遅ければぶれるし、
カメラの支え方が良くない人はもっとぶれます。

正しい構え方

また、カメラは望遠レンズになるほどぶれやすくなります。
望遠にした途端ぶれるという人も多いと思います。
よくいわれるのが焦点距離分の1が手持ちでぶれないシャッター速度です。
焦点距離が18mmならば1/18まではぶれない。
焦点距離が300mmの望遠レンズなら1/300までシャッター速度を早くしないとぶれます。
Resize054872 望遠で暗いところだと手ブレしやすいです。

ぶれには手ぶれのほかに被写体ぶれもあります。
これは三脚を使っていても起こります。
撮影する相手(動物とか人とか動くもの)を撮影するときに
相手が動いてしまって起こる現象です。

Resize054871 ネコが動いたからぶれた。

これら手ぶれや被写体ぶれを防ぐにはシャッター速度を早くすることが
一番手っ取り早いです。
しかし、シャッター速度を早くすると暗く写ってしまいます。
そこで感度を上げたり、絞りを開けたりすることで露出を適正にします。
ただし、以下の点に注意が必要です。
感度を上げる→ノイズが増えます
絞りを開ける→被写界深度が浅くなります(ピンボケしやすい)
これらをうまく組み合わせることができれば
写真撮影が上達したといっていいと思います。


最後にピントです。
どんなにいい写真でも、
大切な写真でもピントが合っていなかったら台無しです。
しかも取り返しがつきません。
よくありがちなのが、
集合写真を撮った時に背景にピントが合ってしまい
顔がピンボケになった写真です。
顔認識機能があれば安心ですが…。

_imgp7790            手とか顔ではなく後ろにピントが合ってしまいました…。

最近のカメラはオートフォーカス機能が優秀ですが
たまにはずして変な所にピントがあったりします。
こればかりはその場でよく確認することが大事です。
また、どうしても苦手という方は絞りを絞ると
被写界深度が深くなるので多少ピントがずれていても
あまり気になりません。
また、センササイズの小さなコンデジなどでは
ピントが大外しすることはないので、
他の人に撮ってもらうときはこっちの方がいいかもしれません。

汐留イルミネーション

汐留のイルミネーションに行ってきました。
クリスマス以降でもやっている所は
カレッタ汐留とパナソニック展示場付近です。

Resize054844
Resize054847
Resize054851
Resize054852
Resize054853
Resize054854

2013年12月28日 (土)

・手ぶれを防ぐ正しいカメラの構え方

手ぶれは失敗写真の中で最も多い原因です。
最近のカメラには手ぶれ補正が搭載されていますが
完全に防げるわけではありません。
また、ちゃんとした構え方をすれば
更に手ぶれ補正の効果を上げることもできます。

まずはダメな構え方。

Resize054841_2

恐らくスマホだとこのような構え方ですが
これはぶれます。
腕も疲れるし。

正しい構え方。

Resize054839

カメラを両手でしっかり持ちます。
左手はレンズを支えるように持ちます。
脇をしっかり締めます。
ファインダーと顔をしっかりくっつけます。
このように構えることで
手ぶれ補正4段分と同じくらいの効果があると思います。
縦位置のときはこんな感じ。
Resize054840
本当なら脇を締めることができる下の写真の様な方がいいのですが
この持ち方は人によっては構えにくいと思うので
どちらかでいいと思います。

Resize054842

2013年発売各社注目カメラ

今年発売されたカメラで
各社の一番注目カメラを紹介します。
売れたとか、フラグシップとか、性能ではなく
あくまで個人的な独自の観点での注目機種です。

・ニコン
Df

フルサイズで小型軽量機種。
というか注目点はそこではなく、外観及び操作系。
外観はフィルム一眼レフの様なレトロ路線、
操作系も最近の一眼レフには珍しく
シャッター速度ダイアルや感度ダイアル、露出補正ダイアルが付いています。
フィルムからの操作系に慣れている人には使いやすいと思います。
画素数も1600万画素に抑えているので高感度でのノイズが少ないです。
このカメラはフィルム一眼を使っていた人、
撮影を楽しみたい人にいいカメラだと思います。
外観は重たそうなのですが、手に持つと軽いです。
なんか、やわという印象が。
これを良いと取るか悪いと取るかは人それぞれですが…。
値段が高いのでもう少し安くなれば…。

Nikon 1 AW1

なんと防水15mのレンズ交換式カメラです。
普段使いには全く意味のないカメラ。
しかし、ダイビングをやる人にとっては最高のカメラです。
カメラをハウジングに入れなくてよいので、荷物が軽くまとまります。
ダイビング旅行では
ダイビング器材+日常の着替えとか+カメラ+ハウジング
と荷物が多くなりがちですが、荷物をぐっと少なくできます。
特に1inchセンサなので、陸上での撮影も画質がそれなりに良いです。
値段もハウジングを買うと高くなりがちなので、これ一台で済ませられるのは
とても大きい。
ただし、防水性能が15mなので深場に潜る際は持っていけません。
まあ、深場だと写真もきれいに撮れなかったりするので。

・キヤノン
EOS Kiss X7

すごい小さい「一眼レフ」です。
ミラーレスであればいくらでも小さいのがありますが
一眼レフとしては驚異的な小ささ。持ち歩いて苦にならないと思います。
とりあえず一眼レフがほしい。レンズ交換はしない
という方にお勧めです。
覗いた時のファインダーが狭かったりしますが、
一眼レフの光学ファインダーで電子ファインダーじゃない所に価値があります。

EOS 5D Mark3

恐らく、プロじゃない一般の写真家が買える最上級機種。
キヤノンからEOS 7Dの後継機種が出ない今、
動体撮影にもっともすぐれているカメラだと思います。
フルサイズなので感度を上げてもノイズが少ないし。
7Dは大きいし設計が古いので今買うにはあまりお勧めできません。
連写性能や動体追尾AF性能など考えると
子供撮るにはこれ買っとけばいい。

・オリンパス
OM-D E-M1

オリンパス渾身の一作。
マイクロフォーサーズ規格として最高の性能です。
作りもしっかりしているし
一時期のオリンパスの最悪操作性も無くなっています。
画質もマイクロフォーサーズ規格としては頑張っています。
(一眼レフを超えるとか、フルサイズに迫るという謳い文句はいかがなものかと…)
回折補正とか最新技術も詰まっています。
液晶ビューファインダーも大きくて見やすいです。
フリッカーとかタイムラグの関係で
個人的には光学ファインダーしか受け付けませんが…
マイクロフォーサーズなのでシステム全体が小さくまとまるのもよい。

・ソニー
サイバーショット DSC-QX10

レンズだけカメラ。
コンデジ市場がスマホに奪われている中、
液晶画面やデジタルフィルターをスマホに任せてしまおうという
スマホとの融合系の形。
スマホにはできない
「高倍率ズーム」と「ハイエンドコンデジの高画質」
で二種類のカメラを出した。
どのメーカも考えていたが、こわくて出せなかった製品です。
案の定全然売れませんでしたが、さすがソニーです。
最大の失敗はスマホへの転送速度問題です。
表示のフレームレートが遅くて
カクカクしすぎているのと、
タイムラグがありすぎる為です。
「カメラ」としては使い物にならないです。
が、この筒だけもって
ノーファインダーで適当にパシャパシャとって
後で家で見てみる
という使い方は面白いかもしれません。

α7

待望のフルサイズミラーレス。
なぜ待望かというと、ミラーレスはフランジバックが短いので
マウントアダプタを使えば一眼レフのレンズなら
どこのでも着けることができるからです。
α7専用のレンズはまだほとんどありません。
普通にフルサイズのカメラがほしいのであれば
キヤノンかニコンの廉価フルサイズ機種でいいと思います。
α7はペンタックスなどフルサイズ機種が無いメーカの
フルサイズレンズが使えます。
(昔のフィルムレンズはフルサイズのイメージサークルをカバーしている)
特殊な使い方をしたい人にとてもお勧めです。
ミラーレスなので既存のフルサイズ一眼レフに比べたら
ボディは圧倒的に小さいですが、どうせレンズ付けたら大きくなるし。

・パナソニック
LUMIX DMC-GM1

世界最小ミラーレスです。
PENTAX Qよりも小さい。
しかし、センサーサイズは4/3inchなので大きい。
これこそマイクロフォーサーズの規格を最大限に生かしたカメラです。
高級感もあり安っぽくありません。
スマホからのステップアップに最適だと思います。

・ペンタックス/リコー
RICOH THETA

全天球カメラ。
何ができるかというと、マイgoogleストリートビュー遊びができます。
撮影した場所でいろんな向きにグリグリ動かすことができます。
このページを見るのが手っ取り早いかも
http://beautybeyondboundaries.tumblr.com/
集合写真の取り方が変わります。
「みんな俺の周りに集まってー、はいチーズ」

PENTAX K-3

現状で最新最高のAPS-C一眼レフ。
キヤノンから7Dの後継、ニコンからD300sの後継が出ない限り。
雑誌の影響などもあり「フルサイズ信仰」が熱い現在ですが
これはフルサイズを持つ2社が
「APS-Cでは利益が取れない。
今までよりは安いフルサイズ出したからみんなそっち買え」
という誘導です。
ローパスフィルターが無い機種ですが
擬似的にローパスフィルタを作り出す独特な機能が入っています。

・富士フイルム
X-E2

富士フイルムの安いコンデジは画質がダメダメですが
このXシリーズのミラーレスはとても良いです。
現状のレンズラインナップでは単焦点ばかりで
ちょっと玄人向けですが、基本性能はとても高いです。
キヤノンのEOS M2買うくらいなら
X-E2を買った方がよっぽど幸せになれます。
X-E2はX-tranceCMOSでモアレが出にくく、高感度性能もよいです。

・カシオ
HIGH SPEED EXILIM EX-10

カシオ初のハイエンドコンデジ。
カシオのコンデジは画像処理が非常に悪いです。
なんていうか、絵みたいな画像になる。
スマホの方がいいくらい。
よい点といえばハイスピードっていうか
サクサク動くくらい。
ただ、このカメラはカシオにしては画質がいいです。
画像処理も今までのカシオとは違う。
9枚連写の二軸ブラケットは面白い機能だし。
ただし、値段が…。
高い…。
12月末で7万円ちょっと。
同じレンズとセンサのカメラはオリンパスとペンタックスからも出ています。
XZ-2とMX-1です。
共に26000円くらいです。

2013年12月27日 (金)

・P-TTL調光の仕組み

ストロボの説明や仕様でよく見かけるのが
P-TTL調光方式という言葉です。
TTLは「Through the Lens」の略ですがPは
「Pre」のことです。
「あらかじめ」「…以前の」「…の前部にある」といった意味です。
正しい発音は「プレ」ですが
ストロボの時はなぜか「プリ」といいます。謎。

P-TTL調光方式ではストロボの発光量を決める
「プリ発光」と
「本発光」があります。

プリ発光で一回目のストロボをたいて
被写体にストロボを当てた時の明るさを測定します。
被写体の明るさは被写体の反射率と距離に依存します。
(黒い服を着てる人は暗いし、白い服を着てる人は明るく写る)

46

この反射光を測光センサで測って本発光での発光量(明るさ)を決めます。
この発光量の調節を「調光」といいます。
ストロボはただたんに光っているわけではないのです。
いつも同じ明るさで光ってしまうと、近くの人を撮ると顔が真っ白になります。
ちょっと離れると真っ暗になってしまいます。
この調光の仕組みはとても大事です。

調光の仕組み
光の山の大きさは変更できないので
一定時間で発光を止めることで光の量をコントロールしています。

48 49


P-TTLは二回発光しますが
発光間隔がとても短いので恐らく人間の目では認識できないと思います。

P-TTLはデジタルカメラになって主流となった方式です。
その前は「TTL調光」でした。
TTL調光は発光が一回だけの方式です。
これでどうやって調光するかというと、
カメラ内のフォトダイオード(光を電流に変える素子)を使います。

47

ストロボが光るとレンズから入った光がフィルムにあたります。
フィルムにあたった光は乱反射し、一部が
フォトダイオードに届きます。
ここで電気に変換されて、コンデンサに電気がたまります。
一定量の電気がたまると
ストロボの発光を止めます。
これがTTL調光方式です。
デジカメではCMOSなどのセンサはガラスの様な反射をして
乱反射しないためこの方式が使えません。
そのため、P-TTL方式が使われます。

2013年12月26日 (木)

・TTL測光とは

測光とは撮影環境の明るさを測定して
適正な露出を決めることです。
測光センサは明るさを測る部品です。
現在、ほとんどのカメラは内部に測光センサがあります。

カメラ内部にある測光センサには
レンズから通ってきた光があたります。
レンズをとおってきた光はレンズの種類や
レンズについているNDフィルタやPLフィルタの影響を受けることなく
正しい測光結果を測定することができます。
このレンズを通ってきた光を測光する方式がTTL測光です。

TTLは「Through the Lens」の略です。

2013年12月25日 (水)

・ガイドナンバーとは

ガイドナンバーはストロボの性能を表す数値の一つです。
ガイドナンバーが大きいほど光量が多く、遠くまで光が届きます。
以下GNと表記します。

GNは外付けストロボ(フラッシュ)の商品名になってたりもします。
CANON
スピードライト 430EX IIはGN=43です。

どれだけの性能を持つのかは以下の式で求められます。

GN = 絞り値 × メートル (ISO100のとき)

メートルはストロボ光が届く距離です。
届くとは「18%グレーが適正露出で撮影できる」という意味です。

18%グレーは
適正露出とは を参照

例えば、
GN=36のストロボで
F4で
ISO100で
撮影するなら
届く距離は

36 = 4 × L
L  = 9

で9mまで届きます。
ISO200にすればそれの1.4倍の12.6m届きます。
ISO400だと2倍。

コンパクトデジカメのGNは5ぐらいです。
一眼レフだと13ぐらいです。

結婚式など、相手まで距離がある場所で撮影するには
外付けストロボでないと届かないかもしれません。

2013年12月24日 (火)

・適正露出ってなんだ

カメラを使うに当たって、
一番基本的な問題でありながら
プロでも明確な回答がない問題。
それが適正露出。

今のカメラにはAE(オートエクスポージャー)自動露出機能が
ついています。
これによって極端な失敗写真は無くなりました
(まっ黒とか真っ白とか)

しかし、AEによって求められた結果が
適正露出かといわれると微妙です。

カメラ会社各社、AEのアルゴリズムに工夫を重ね
頑張っていますが、
適正と言われる露出はそれぞれの人の感覚によって異なるので
これがイイというのはありません。

下の写真は僕が適正と感じている写真です。
Resize054829

恐らく多くの人が抱く感想としては
「アンダーだ」「暗い」
だと思います。
僕はアンダーな写真が好きなので
これが僕にとっての適正露出です。
僕の使ってるカメラの設定は-0.7Evになっています。


カメラメーカーが「これが適正だろう」
と決める指標となっているのが118のグレーです。
デジタル機器で扱われる画像データ「Jpeg」は
輝度が0-255の8bitで表されています。
その真ん中あたりの118が基準にされています。

自然界の全ての物の反射率を平均したものは18%になるといわれています。
この18%グレーの被写体を撮影した時
画像の平均が118になるように露出を決めます。

具体的には
Lv7でISO125でシャッター速度1/45秒でF2くらい。

そうすることである程度は失敗を防ぐことができます。
下の写真は無理やり118にしたものです。

Resize054834

なんか暗いですよね。
雪は白いものなのに、適正を取ろうとすると
グレーになっちゃいます。

Resize054837

なんか明るいですよね。
こっちは逆に暗い部分をグレーにしようとしたために起こっています。

これを何とかする為に、各社アルゴリズムを研究して
頑張っています。
例えば画像にコントラストがある被写体があるだとか
いろんな要素を取り入れてそのシーンで
多くの人が「適正だ」と感じる露出にします。

もちろん、一人ひとり感覚は違うので
露出補正を使うなどして自分の表現したい明るさにする必要があります。

2013年12月22日 (日)

・フルサイズとAPS-Cの利点欠点

最近、メーカ側が利益の取れる商品として
フルサイズ一眼レフを押している風潮があります。
しかし、本当にフルサイズ=最高なのか。
欠点や利点を上げて考えていこうと思います。

まずはじめに、現在主流のセンサーサイズを書こうと思います。
小さい順です。

1/3.0 inch
iPhone5sで使われているセンササイズです。

1/2.3 inch
一般的なコンパクトデジタルカメラで使われています。
PENTAX Q,Q10もこの大きさです。

1/1.7 inch
高級コンパクトデジタルカメラで使われています。
PENTAX Q7がこの大きさです。

1 inch
Nikon 1とソニーの高級コンデジRX100に使われています。

フォーサーズ(4/3 inch)
オリンパスとパナソニックのミラーレスに使われています。

APS-C
一般的な一眼レフに多くつかわれています。

ライカ判(35mmフルサイズ)
フルサイズとよく言われる一眼レフに使われています。
最近はソニーのα7にも採用されました。

645サイズ
2013年現在ではデジタル素子で一番大きいサイズです。
645Dはフィルム645より一回り小さいサイズです。


センササイズの大きさとそれに付随する事項について書きます。
これがほぼ、フルサイズの利点欠点と重なります。
・センササイズを大きくするほど

1 高画素でも画質がいい。

2 換算でのレンズの焦点距離が短くなる。

3 レンズが大きくなる。

4 レンズが高価になる。

5 センサそのものの値段が累乗的に高くなる。

6 被写界深度が浅くなりボケが表現しやすくなる。

7 画素ピッチに余裕が生まれ、高感度画質が良くなる。

8 一眼レフの場合、ファインダーが大きく広くなる。


以上のことがAPS-Cとフルサイズの利点欠点に直接つながります。
1 高画素でも画質がいい。
→フルサイズで3600万画素とAPS-Cで1600万画素のセンサは
画素ピッチがほぼ同じなので、
ノイズやダイナミックレンジといった画質は同等です。
高画素な分、3600万画素のフルサイズの方が有利です。

2 換算でのレンズの焦点距離が短くなる。
→同じ焦点距離のレンズでも、センササイズが小さいほど望遠レンズになってしまいます。
参考:35mm換算とは2

例えば、フルサイズのカメラに500mmの超望遠レンズを付けたときと
ペンタックスQに90mm位の中望遠レンズを付けたとき
撮影できる被写体の大きさは同じくらい(同等の望遠)になります。
APS-Cは換算で1.5倍するので、300mmのレンズで450mm相当の望遠レンズになります。
フルサイズ用で450mmの望遠レンズを買おうとするととても高価です。
そのため、望遠性能を重視する際はAPS-Cの方に分があります。
逆に広角ではフルサイズの方が有利です。
ただ、広角レンズも技術が進んで
APS-Cで発売しているレンズで一番広角は8-16mmのものがあります。

sigma 8-16

これであれば、35mm換算をしても12mm相当の超広角レンズになります。

3 レンズが大きくなる。
→フルサイズセンサーはセンサが大きい分だけ
イメージサークルが大きくなるようなレンズ設計が必要です。
すると必然的にレンズは大きくて重くなってしまいます。
同じ焦点距離とF値でもフルサイズレンズの方が大きくて重いです。
APS-C専用レンズであれば全体のシステムがコンパクトにまとまります。

4 レンズが高価になる。
→レンズが大きくなるので、その分製造にかかるコストが増え
結果的にレンズが高くなってしまいます。
APS-Cと換算焦点距離が同じレンズであれば二倍以上価格が違ってきます。

5 センサそのものの値段が累乗的に高くなる。
→デジカメのセンサは大きくなればなるほど製造が難しくなり
製造コストが爆発的に増加します。
645サイズになるとセンサだけでも50万円ほどします。
そのため、値段の平均はフルサイズのカメラの方が高いです。
ただ、最近はフルサイズのセンサ製造技術が上がってきたので
ボディだけで30万など手が出ない価格ということは無くなってきました。
比較的安いボディは
D610 EOS6D α7
です。

6 被写界深度が浅くなりボケが表現しやすくなる。
→APS-Cで50mm相当の画角を得る為には35mm位のレンズで撮る必要があります。
センササイズと被写界深度の関係
焦点距離が短くなる分、同じ画角でもボケにくくなります。
よって、フルサイズのカメラの方がボケの表現が容易です。

逆に、人物+観光地のように、背景もぼかしたくない時は
センササイズが小さいほうがいいです。
それこそコンデジの方がいいかもしれない。
センササイズが大きいと、人物にピントが合わなかったりして
失敗写真になることもあります。


7 画素ピッチに余裕が生まれ、高感度画質が良くなる。
→これは1番とほぼ同等です。フルサイズとAPS-Cが同じ画素数であれば
圧倒的にフルサイズ機の方が写りや高感度画質が良いです。

8 一眼レフの場合、ファインダーが大きく広くなる。
→実像をファインダーでのぞく一眼レフでは
フルサイズの方がファインダーを覗いたときに
見える範囲が大きくて、明るいのでピント合わせなども容易です。
フルサイズを持つ一番のメリットはここだと思っています。

ちなみに、「レンズを本来の画角で使いたい」という方もいますが
デジタルからカメラを始めた人はあまり関係ないかもしれません。
もともとAPS-Cでの画角に慣れているので。

2013年12月21日 (土)

・写真の勉強:最終回 3億円とかの超高価写真はなんなの

まず、プリントされた写真の価値について。
日本ではプリント写真の売買は一般的ではないですが
欧米では頻繁に行われています。
主にインテリアとして飾るような写真が人気。

ただし、写真は一点ものではないので(何枚も現像できる)
絵画の様な億単位の金額にはなりにくい性質が有ります。
しかし、最近アンドレアスグルスキーという写真家の写真が数億もしています。
2480_44gursky660x369
出展 www.wired.com

430万ドルなので、4億円以上です。

この写真の何が?という感じを非常に受けます。
グルスキーは従来の写真家としてのカテゴリではなく
「現代美術」のカテゴリで商売しています。

現代美術といえば「伝えたいことが分からない」とか
「このゴミみたいなのが何で高いの?」ということがあります。
分かる人には分かる、みたいな。
これの価値が分かる俺すごいみたいな。

こういう作品は富豪が「最新の芸術」「最新の表現」
といえるものを追いかけているとも考えられます。
新しい表現、過去になかったもの。

つまり言ってしまえば
「この作品の価値が分かるのは私たちだけ」
という優越感に浸りたいだけなのです。

そしてそういう人たちの間での売買の場では
「最新の芸術が分かる」という教養として使われている道具です。
その教養のためにものすごい高価なお金を払っています。

2013年12月19日 (木)

・写真の勉強:第3回 写真におけるプロとアマの違い

日本の写真業界は世界的に見て特殊な構造です。
プロがアマチュアに教えるというような構造。
カメラ雑誌応募してきた写真をプロが批評するというスタイルです。
世界的に見るとこういうスタイルはマイノリティです。

作品としてプロとアマチュアの差はありません。
二年くらい趣味で写真を撮っていれば
自分が「過去で一番よいと思う写真」は、プロの写真の中に混ぜても遜色ないと思います。

しかし、プロはそれと同レベルの写真を沢山撮影することが出来ます。
更に、レベルが高いだけでなく、テーマを揃えて文脈を作ることも出来ます。
こういった写真を20~30点集められるのがプロです。
自分にとってベストの写真と同じレベルの写真を集めるのは難しいです。

ニックブラント氏はとてもかっこいい動物の写真をたくさん撮影しています。

ニックブラント

写真の中のどこかに「鉄道」というテーマを入れる中井精也氏

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猫の決定的瞬間を完璧な構図やピントで撮る岩合光昭氏
最近だとネコライオンとかこれだけの写真を集められるのはすごいです。

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2013年12月18日 (水)

・写真の勉強:第2回 よい写真とは

良い写真、悪い写真の違いはなにか。
写真も芸術としての観点で見ると、
「この写真の何がいいのかわからない」
ということがよく有ります。

写真教室や写真学校で教えているよい写真の定義は以下の四つが完璧な写真です。

・露出
・ピント
・構図→現在は正解は無い
・タイミング

ただしこれらが揃っていても、そろっていなくても
いい写真はあります。

では何がいい写真なのか?

それは文脈がある写真です。
その写真で伝えたい人に、伝えられるメッセージを持った写真かどうか。
また、現実とは違うもう一つの世界を写真の中に作ることができれば
それはいい写真といえます。
たとえば、別の物に見えるとか、そこに強い主張やメッセージがあるとか。

この写真は花が光に向かって伸びているイメージを表しました。
この暗い絶望的な世の中で
本当はキレイな「花」が一筋の光をつかみとろうともがいています。
Resize053170

2013年12月17日 (火)

・写真の勉強:第1回 写真の流行

写真のセミナーを受けてきました。
カメラについてはとても詳しいですが、
それを利用した「写真」の表現については十分にわかっていないので。

教わったことを私自身の考えを含めてまとめたいと思います。
今回のテーマは以下。

・写真の流行

その時代その時代に写真表現にも流行が有ります。
事実を記録するための写真だったり、芸術だったり。

例えば戦争の時はプロパガンダとして使われた。
多重露光で戦車の数を水増しして
「こんなにすごい」という写真にしたり。

近年では森山大道さん。
露出とかめちゃくちゃでも写ってさえいればいい。
芸術性の高い写真を撮っています。

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ごく最近の最新の写真表現は
「限られた人にしか分からないけど、深い写真」です。

意味が分かる人が見るととても感動する写真のようです。

現在は銀塩(ほんとに銀の感光材)から最新デジタルまで
誰もが表現の選択が自由にできるので誰もが感動する写真というのは
なかなか難しい。
その中で自分の表現ができていて分かる人にわかってほしいというものです。

今後はやりそうな表現は一旦静止画から離れて
6秒くらいの超ショートムービーが来そうです。
現在はSNSでの写真共有が流行っていますが
携帯の動画機能の向上でショートムービーが流行りそうです。
今最新の流行りとしてすでにタイムラプス動画があります。
トヨタの千本桜がBGMのCMなんかでも使われています。
インターバル動画は僕もよく作成しています。

インターバル動画

そのあとはあまり想像がつきませんがまた静止画になるかもしれません。

2013年12月16日 (月)

・露出の基本方程式

今回は写真の明るさ(露出)を決める際の
重要な方程式について記事にします。
「方程式」と聞くとそれだけで嫌になってしまう人がいると思いますが
とても簡単な小学生の算数なので覚えておいて損はないと思います。

これが分かると絞りを絞っても
同じ明るさで撮るのにどうすればいいかわかります。

Ev:露光量
Av:絞りに関係する値
Tv:シャッター速度に関係する値

Ev = Av + Tv

1

3

この表のようにそれぞれのF値やシャッター速度によって
Av Tvが決まります。
AvやTvは整数なので、簡単に計算することができます。

例えばAvが2でTvが3のときと
Avが4でTvが1の時はどちらも和が5なので
同じ明るさの写真が撮れます。

と難しいことを考えなくても
デジカメは自動的に計算をしてくれるので
Avモードにすれば、Avを動かすと自動的にシャッター速度も
動いて、露出が同じになるようにしてくれます。
花火の撮影など、Mモードが必要な時に役に立つ知識です。

ちなみにF値からAvの変換式は

Av = 2Log F (底は2)

シャッター速度は

Tv = -Log T (底は2)

です。
なぜ対数という厄介なものを使うかというと
対数を取ると、直観的な感覚と近くなるためです。

例えば、シャッター速度が
1/400 と 1/100では
1/100が4倍明るく写ります。
しかし、数値上の差は0.008秒です。
1秒と1.008秒ではほとんど違いがありません。
同じ0.008秒差ででもです。

同様にF1.4とF2.0では撮れる写真に結構違いがありますが
F16とF16.6ではほとんど違いがありません。

このように桁によって同じ差の値でも
意味が大きく変わってくる際に対数のLogを用います。
これはカメラに限ったことではなく、
いろいろな場面で使われる手法です。

2013年12月15日 (日)

よみうりランドでイルミネーションを撮影

よみうりランドに撮影に行ってきました。
イルミネーションの入場は大人700円です。
新宿から京王線もしくは小田急線です。

100mm以上の望遠レンズで前ボケを使うと幻想的に撮れるかと思います。

Resize053119 PENTAX K-3 + SIGMA 10-20mm F3.5 + ソフトフィルター(ケンコー Softon B)
Resize053132 PENTAX K-3 + SIGMA Macro70mm +ソフトフィルター(ケンコー Softon B)
Resize053133 PENTAX K-3 + SIGMA Macro70mm +ソフトフィルター(ケンコー Softon B)
Resize053147 PENTAX K-3 + SIGMA Macro70mm +ソフトフィルター(ケンコー Softon B)
Resize053154 PENTAX K-3 + SIGMA Macro70mm +ソフトフィルター(ケンコー Softon B)

2013年12月14日 (土)

・撮像素子のISO感度とダイナミックレンジの関係

撮像素子のダイナミックレンジについて
ISO感度がいくつの時が一番広くなるか
検証してみました。

拡張感度ではない、最低感度が一番ダイナミックレンジが
広くなるというのが基本概念です。
拡張ISO 50などを使うと、ダイナミックレンジは狭くなります。
また、ISO400など高くなってくると狭くなります。

ところが、ISO100が基準感度のカメラで
一番ダイナミックレンジが広いのはISO200ではないか?
という話が私の周りで出ました。

真相を確認する為に撮影検証をしました。

確認方法はRAWで下図の様なグラデーションチャートを撮影します。
(JPEGではガンマがかかってしまっているのと、8bitのために
正確に測定できない)
また、周辺光量落ちの影響を少なくするために
絞りをF5.6でチャート画像中央付近に来るように
撮影します。

1
チャート

グラデーションチャートなので、
右側に行くほど明るくなって
白飛びしやすくなります。
なので、右側の白飛び箇所が狭いほど
ハイライト側のダイナミックレンジが広いことになります。
下の画像がISO100,200,400,800でそれぞれ撮影した
ハイライト側の部分です。
白飛び箇所をわかりやすくするために
ゲインを調整して、目立つようにしています。
白い所が白飛び箇所です。

Photo

この結果から、基準感度のISO100から
上がるに連れて若干ですがダイナミックレンジが
狭くなっていることが分かります。(白飛びしやすい)

ではシャドー側の黒つぶれはどうか。
感度を上げると熱ノイズの影響が目立ってきます。
暗部が紫色っぽくなる、マゼンタ浮きのことです。

実際に撮影した画像が以下です。

Photo_2

感度が上がるほどマゼンタかぶりが酷くなり
それに埋もれるかたちでシャドー側のダイナミックレンジが狭くなります。

上記の画像も撮影時はグラデーションの一番明るいところから
-6Evで撮影しているので、JPEGでは殆ど真っ黒画像です。
RAW撮影なので、そこから無理やりシャドーを持ち上げています。

感度が上がるほど熱ノイズの影響が大きくなるのは、
ISO感度でカメラ側でゲインをかけて
さらにRAW現像ソフトでゲインを書けることで
目立ってしまいます。

以上の結果より、感度を上げるほど若干ダイナミックレンジが
狭くなることが分かりました。
数値的には若干のような感じです。
感覚的にはノイズの影響もあり大きく感じるかもしれません。

風景撮影などでダイナミックレンジを極限まで取りたいのであれば
最低感度で
画角内の一番のハイライト部分の輝度を反射式輝度計ではかり
そこがギリギリ白飛びしない露出で撮影。
(但し太陽などが入っていないこと)
それで撮影したRAWの暗部を持ち上げるのが
一番広くなります。
デジタルであれば、HDRを使うのが手っ取り早いかも。
フィルムで言う覆い焼きみたいなものです。

ただし、夏の暑い夜だったりすると
露光時間が長くなるほどセンサの発熱で熱ノイズが多くなります。
ISO100で10分とか露光するととんでもないことになります。
感度を上げることで熱ノイズの影響も出やすくなりますが
露光時間を短くして
一回の撮影ごとに時間を開けるのがいいと思います。
(冷却装置があれば尚良い)

熱ノイズが出ている画像。
Resize053166

2013年12月13日 (金)

・初心者のためのレンズ選び 第4回:風景の撮影

中級者の方はこっち
第1回:子供の撮影
第2回:記念日の撮影
第3回:旅行での撮影

一眼レフやミラーレス一眼を買ったけど
レンズは買ったときについてきたモノのまま
という方が大半だと思います。
それならコンデジでいいじゃない。

レンズ交換できるとは言っても、
どんなレンズを買ったらいいのか分からないし
カメラの中にゴミ?が入るんでしょう。
と思っている人が多いかと。

ゴミ対策についてはこちら。

風景写真ではどのようなレンズであっても
そのレンズの特徴を生かした撮影ができます。
ただ、風景は木の細かい模様や遠くの景色など
しっかり写るように、性能のよい単焦点レンズがお勧めです。
これは第2回の記念日の撮影で紹介したレンズでもいいと思います。
また、単焦点といっても広角から望遠まで様々なものがあります。
この辺りで何を選ぶかは、今まで持っていたレンズでどういう写真を撮っていたかで
決めてみていいと思います。

撮影した写真の画像(JPEG)にはExif(イグジフ)とよばれる
撮影時の設定情報が埋め込まれています。
右クリック→プロパティ→詳細
で焦点距離などを見ることができます。
写真専用のビューアーを使えば、画像と同時に見ることもできます。

Exif

ここで表示される焦点距離でよく使っているものに近い
焦点距離の単焦点レンズを買うといいと思います。

そのほかに、是非一本は持っているといいと思うレンズがあります。
超広角レンズといわれるものです。
焦点距離が8mm~12mm位のレンズです。
このレンズであれば、広大な景色を全部入れたり、
被写体に近づいて迫力のある建物とかの写真が撮れます。

Resize053165

キヤノン
SIGMA(シグマ) AF10-20mmF4-5.6 EX DC

ニコン
SIGMA(シグマ) AF10-20mmF4-5.6 EX DC

ペンタックス
SIGMA(シグマ) AF10-20mmF4-5.6 EX DC

ソニー(ミラーレス)

E 10-18mm F4 OSS SEL1018

オリンパス・パナソニック

LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. H-F007014

2013年12月12日 (木)

・初心者のためのレンズ選び 第3回:旅行での撮影

中級者の方はこっち
第1回:子供の撮影

第2回:記念日の撮影

一眼レフやミラーレス一眼を買ったけど
レンズは買ったときについてきたモノのまま
という方が大半だと思います。
それならコンデジでいいじゃない。

レンズ交換できるとは言っても、
どんなレンズを買ったらいいのか分からないし
カメラの中にゴミ?が入るんでしょう。
と思っている人が多いかと。

ゴミ対策についてはこちら。

せっかくの旅行ならいい写真を撮りたいと思いますよね。
ただし、荷物はできる限り減らしたい。
撮影がメイン目的で無いなら、カメラにかける負担は減らしたいところ。
そういう場合にお勧めのレンズは
「便利ズーム」といわれる
焦点距離が18mm-270mmのようなズームレンズです。
これ一本でワイドから望遠まで撮影することができるので
荷物の量を減らすことが可能です。

ただし、夜はあまりきれいに撮れないレンズなので
夜用にパンケーキタイプの単焦点もあるといいと思います。

キヤノン
18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B008) [キヤノン用]
EF40mm F2.8 STM

【送料無料】【あす楽】 キヤノン EF40mm F2.8 STM

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価格:17,820円(税込、送料込)

ニコン
18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B008) [ニコン用]
パンケーキレンズはありません。

ペンタックス
smc PENTAX-DA 18-270mmF3.5-6.3ED SDM
HD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited [ブラック]

ソニー(ミラーレス用)
E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE SEL18200LE
E16mm F2.8 SEL16F28
E 20mm F2.8 SEL20F28

【送料無料】ソニー E 16mm F2.8 SEL16F28

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価格:21,380円(税込、送料込)

オリンパス・パナソニック
LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. H-FS14140-S [シルバー]
LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020

2013年12月11日 (水)

・初心者のためのレンズ選び 第2回:記念日の撮影

中級者の方はこっち
第1回:子供の撮影

一眼レフやミラーレス一眼を買ったけど
レンズは買ったときについてきたモノのまま
という方が大半だと思います。
それならコンデジでいいじゃない。

レンズ交換できるとは言っても、
どんなレンズを買ったらいいのか分からないし
カメラの中にゴミ?が入るんでしょう。
と思っている人が多いかと。

ゴミ対策についてはこちら。

今回はレンズ選びに焦点を当てます。
自分がどういう場面で写真を撮ることが多いかを思い浮かべて
二本目のレンズを決めてみてください。

今回は結婚式など記念日に撮る方にお勧めのレンズです。

結婚式、家族の誕生日会、その他いろいろ。
せっかくならいい写真を残したいと思います。
記念日であれば最初についてきたレンズでもある程度きれいに撮れます。
しかし、レンズを変えることで劇的に写真の質が変化します。
お勧めのレンズは焦点距離が30mm位の単焦点レンズです。
このレンズを使うと、暗いシーンでもぶれずに撮れて、
背景がボケた一眼っぽい写真になります。
機種によってはこういうレンズが最初から付いているかもしれません。

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キヤノン
CANON EF24mm F2.8
28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO [キヤノン用]

キヤノン EF24mm F2.8

キヤノン EF24mm F2.8
価格:49,500円(税込、送料別)

ニコン
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

ペンタックス
smc PENTAX-DA 35mmF2.4AL [オーダーカラー]
smc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited

ソニー(ミラーレス用)
シグマ 30mm F2.8 DN シルバー [ソニー用]
E 35mm F1.8 OSS SEL35F18

オリンパス・パナソニック
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. H-H020

2013年12月10日 (火)

・初心者のためのレンズ選び 第1回:子供の撮影

中級者の方はこっち

一眼レフやミラーレス一眼を買ったけど
レンズは買ったときについてきたモノのまま
という方が大半だと思います。
それならコンデジでいいじゃない。

レンズ交換できるとは言っても、
どんなレンズを買ったらいいのか分からないし
カメラの中にゴミ?が入るんでしょう。
と思っている人が多いかと。

ゴミ対策についてはこちら。

今回はレンズ選びに焦点を当てます。
自分がどういう場面で写真を撮ることが多いかを思い浮かべて
二本目のレンズを決めてみてください。

今回は子供を撮る方にお勧めのレンズです。

子供が0歳~幼稚園入学前なら
動き回るのは室内から公園の近距離くらいなので
標準~準望遠のズームレンズ。
18mm-100mm位のレンズです。
お金があるならF2.8とかの方がいいと思います。


キヤノン
EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09) (キヤノン用)

ニコン
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09 II) (ニコン用)
ニコン AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR

ペンタックス
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09) (ペンタックス用)
smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR

ソニー(ミラーレス用)
SONY FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870
SONY E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G

オリンパス・パナソニック
パナソニック LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S. H-PS14042-W [ホワイト]
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R [シルバー]

子供が幼稚園や小学生以上であれば
運動会などのイベント用に望遠レンズがあるといいです。
300mm位あるといいです(換算450mm)。

キヤノン
SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005) [キヤノン用]
EF70-300mm F4-5.6 IS USM

【送料無料】キヤノン EF70-300mm F4-5.6 IS USM

【送料無料】キヤノン EF70-300mm F4-5.6 IS USM
価格:52,020円(税込、送料込)

ニコン
AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR

ペンタックス
AF 70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro 1:2 (Model A17) (ペンタックス用)
HD PENTAX-DA 55-300mmF4-5.8ED WR

ソニー(ミラーレス用)
E 55-210mm F4.5-6.3 OSS SEL55210

オリンパス・パナソニック
LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S. H-FS045200
 LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S. H-FS100300
 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II [ブラック]

2013年12月 9日 (月)

・初心者のためのレンズ選び 第0回:センサのゴミについて

一眼レフやミラーレス一眼を買ったけど
レンズは買ったときについてきたモノのまま
という方が大半だと思います。
それならコンデジでいいじゃない。

レンズ交換できるとは言っても、
どんなレンズを買ったらいいのか分からないし
カメラの中にゴミ?が入るんでしょう。
と思っている人が多いかと。

でも、レンズを一回も交換していなくてもゴミは付きます。
カメラを買ったばかりの時は、シャッターの擦れとかで
ゴミがカメラ内部で発生してしまうからです。
ある程度はどうしようもありません。

まず、センサにゴミが付いているかどうか確かめる方法です。
カメラのモードをAモードにして下さい。絞り優先モードです。
次にダイアルを回すなどしてF22とかにします。
その状態で昼間の空など撮影してください。
ピントは合わなくてOKです。

Resize053164_2

このような影ができていたら、ほこりが付いています。
掃除しましょう。
ほこりが付いているのはセンサーでファインダーではありません。
覗いたときに見えるのならば、ファインダーにほこりが入っています。
この場合はサービスセンターがいいかも。

センサーの場合もサービスセンター送りにする方がいますが
自分でできるようになると楽でいいと思います。

注)ここで紹介するのは簡易的な方法です。
大体はこの方法で取れますが、どうしても取れない場合はサービスセンターで
対応してください。


ミラーレスの機種はレンズを外せば
センサーがむき出しになっているのでその状態でクリーニングします。
一眼レフの場合はミラーがあるので、センサクリーニングモードにします。

Resize053163

キヤノン
[手作業でクリーニング]または[撮像素子の清掃]
ニコン
クリーニングミラーアップ
ペンタックス
センサークリーニング

これで撮像素子が見えるようになったら、カメラを横もしくは下に向けます。

ブロアーでシュコシュコとほこりを吹き飛ばします。

このブロアーが小さいのにパワーがあってお気に入り。

これでだいたい取れます。
終わったら、もう一度ゴミが付いているか確かめましょう。

ブロアーでは風力が足りない時は
パソコンとかのほこりを吹き飛ばすエアダスターでもOKです。
ただし、スプレーを下向きにするとブリザードみたいなのが出るので
気を付けてください。

それでも取れない場合の、エタノールとか使う方法もありますが
液体を使う系は、失敗すると液体むらがついてどうしようもなくなるので
ほんとに自信がある人以外はやらない方がいいです。
サービスセンター送りにして下さい。

通称、タタミィスティックと言われるペタペタ棒もオススメです。

センサは思うほどヤワでないので過剰に恐れる必要はないと思います。

2013年12月 8日 (日)

・その写真どうやって撮ったんですか?2

一回目:星

今回は赤外調写真です。

Resize053161_2
Resize053162_2
Resize053160_2

木の葉っぱは赤外線を反射するので白っぽく
空は赤外線を吸収するので黒っぽくなります。
普段見ている世界と違っていて面白いです。

撮影方法は、可視光域をほとんどカットして
赤外域を透過させるフィルターをカメラに付けます。
そんな特殊なフィルター、高いんじゃないか
と思うかもしれませんが
1000円ちょっとで買うことが出来ます。

これを切っていらない保護フィルタとか
ステップアップリングに貼り付ければOKです。

RAWで撮影します。
現像時にホワイトバランスを調整して下のようにします。

1_2

次に色差を反転します。
フォトショップであれば
イメージ、モード、Labモードにします。

2_2

チャンネルでaとbに選択して
Ctrl+Iで反転できます。
3_2

RGBに戻したあと、自動コントラストなどで調整すれば出来上がりです。

PhotoshopCCは今なら月々1000円なのでオススメです。

2013年12月 6日 (金)

・レンズ用語辞典

割と口語的に使われる言葉を集めました。


長いレンズ、短いレンズ
レンズ自体の長さではなく、焦点距離が長いか短いか。
具体的に何ミリから長いとかは決まっていなくて、
「こっちの方が長いレンズ」と相対的に使うことが多い。
望遠レンズは長いレンズだと思えば分かりやすいかも。

長玉
焦点距離が長いレンズ。
300mmとか400mmとか。

明るいレンズ、暗いレンズ
開放F値が小さくて、夜とかでもきれいに撮れるレンズが
明るいレンズ。F1.4とか。
明るいレンズになるほど高価で、重くて、大きくなる。

単焦点レンズ
ズームができないレンズ。
小さかったり、明るかったり、写りが良かったりする。
ズームに比べると不便だが、
「一眼っぽいすごい写真」がとれる。
短焦点ではない。

テレ端
ズームレンズで一番ズームした所。
望遠端ともいう。

ワイド端
望遠レンズで一番ズームしない所。
広角端ともいう。

無限遠
ピント位置が∞のマークが付いている所で
風景とかとても遠い被写体を撮る時のピント位置。
太陽や星や月も無限遠。
実際には距離無限ではないけど、レンズに入ってくる光が
平行光なら無限遠を使う。
無限遠にピントが合わないとき
「無限が出ない」とかいう。

ケラレ
フードをちゃんとつけていなかったりすると
黒い影が写り込む。
フードに限らず、光が何かにさえぎられて
正しく写らない事をケラレという。

ワーキングディスタンス
ピントがあった時のレンズの先端から被写体までの距離。
どれだけ被写体に近づけるかを表す時によく使う。
最短撮影距離とは違う。

最短撮影距離
最短撮影距離は、撮像素子から被写体までの距離。
撮像素子の位置はカメラのボディにΦのマークが付いている所。
最短撮影距離が10cmでもレンズの先端まで9cmの長さがあるなら
1cmの所まで寄れる。

Photo_2

画角
焦点距離が長いレンズは画角が狭い。
焦点距離が短いレンズは画角が広い。
写る範囲のこと。

サンニッパ
300mmF2.8のレンズのこと。
望遠レンズで高くて重い。でも憧れ。
スポーツとか鉄道とか望遠で動くものを撮る人には必須。

二ー二ー
200mmF2のレンズのこと。

ニーニッパ
200mmF2.8のこと。

ゴーヨン
500mmF4のこと。

ロクヨン
600mmF4のこと。車より高い。

Fにはち通し
ズームしても開放F値が変わらなくて
F2.8のレンズ。Fよん通しもある。
便利。

大三元
F2.8とおしの3本のズームレンズのこと
16mm-35mm
24mm-70mm
70mm-200mm
この三本があればだいたい撮れる。
小三元はF4通しの三本のズームレンズ。
F4通しの方が値段が安い。あと軽い。

よんはん
開放F値が4.5のレンズ。

さんはん
開放F値が3.5のレンズ。

倍率の色
倍率色収差によって発生する色ずれ。
レンズの周辺で白と黒の模様があったりすると目立つ。

Photo_3

前玉・後玉
一番前のレンズと一番後ろのレンズのこと。

50のいちよん
50mmF1.4のレンズ。

カリカリなレンズ
とても解像度が高く、シャープに写るレンズ。

MTF
レンズの性能を表すMTF曲線のこと。
最近のシグマのレンズはやたらいい。
だけど、ボケみとか微妙だったりすることもある。
レンズは数値だけでは語れない。

パンケーキ
小さくて薄いレンズのこと。

ナノクリ
ニコンのナノクリスタルコーティングが施されたレンズのこと。
ナノクリのレンズは高い。

レンズキャップ
真っ暗な写真しか撮れないと思ったらキャップしたままだった。

フレアー
画像全体がボヤーとしてコントラストが無くなる現象

ゴースト
強い光源があると、光の玉みたいなのが写る現象。心霊ではない。

フード
これがあると余計な光が入らなくてフレアとかゴーストが
減少する。

アトムレンズ
放射能が出てるレンズ。
今はもう作られていない。
とはいえ、福島の事故の後であれば
このレンズが発する放射線量など微々たるもの。

ピントリング
レンズについているラバーの部分。
回すとピント位置を変えることができる。
一眼レフで回しながら撮ってるとカッコいい。

ズームリング
回すとズームする。コンデジのようにボタンではない。

絞りリング
最近のレンズにはついていない。
絞りをこのリングで調整する。

ニア
そのレンズでピント位置が一番手前になるほう

インフ
ピント位置が一番無限遠になるほう。

カビ
これが生えるとレンズの価値が一気に無くなる。怖い。
同じケースに入れておくと別のレンズに伝染します。

便利ズーム
18mm-270mmみたいなこれ一本で
ほとんどの焦点距離をカバーできるレンズ。
描写は微妙なことが多い。


2013年12月 5日 (木)

・ペンタックスQは素敵なおもちゃ

おもちゃというとちょっと語弊があるかもしれません。
カメラとしての機能はしっかりしているし、写りも特に問題ありません。
ただ、普段重い一眼レフを持ち歩いて写真を撮っていると
軽くて比較的お値段も安いQは大人のおもちゃです(変な意味ではありません)
例えばPLフィルターを買って効果を試したり。
普段持ち歩いてねこを撮ったり。

ペンタックスQがおもちゃとして素敵な5つの理由
・価格が安い。二万ちょっと。
・フィルター径が小さいのでフィルターを購入するのが安い。
・マウントアダプタを使うとどんなレンズでもつけられる。
・標準搭載のデジタルフィルターが豊富。
・小さくて軽いので持ち運びが苦ではない。


Qでの遊び方ですが
小さいので構図の勉強などに使ってもいいと思います。
一番遊べるのがフィルターなどだと思います。
ほとんどの方はレンズのフィルターと言ったら
「保護フィルター」しかつかったことがないと思います。
しかし、レンズのフィルター売り場には様々な
よくわからないフィルターが売っていることを知っていると思います。
最近はデジタル処理やiPhoneアプリでかなり様々なことができるようになりました。

しかし、光学的にどうしても不可能な表現や
後処理をしようとするとものすごく手間のかかることもあります。
こういったときにレンズにフィルターを付けることで
とても簡単にできることもあります。

例えばPLフィルター。
水面の反射をなくして水中が見えるようになります。
これはさすがに後処理では何ともなりません。
PLフィルタはレンズが大きくなるととたんに高くなります。
例えば77mm。

Qの01レンズや02レンズはフィルター径が40.5mmなので
40.5→43mmのステップアップリングをつければ
小さくて安いフィルターで済みます。

Qで遊んでみた写真です。

Resize053099 IRフィルターを付けて赤外調の写真

Resize053098 マウントアダプターを使って一眼レフのレンズで超望遠撮影

Resize053097 Cマウントアダプタと安いレンズで独特の雰囲気の写真

2013年12月 3日 (火)

・RAW現像で広がる世界

写真撮るのも大事ですが、その後の現像作業も同じぐらいに大事です。
なのにこの現像作業を怠る人がどれだけ多いことか。
ぷんすか。

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2013年12月 2日 (月)

・光と分光感度 第5回:カメラのセンサと色分離

第1回:光の色
第2回:光の三原色は間違い
第3回:カメラのセンサの分光感度
第4回:幻覚の色マゼンタ(ピンク)

ようやく本題です。
第4回までで、人間の目には
色は光の波長ではなく
RGBの混ざる比率で表されることを書きました。
カメラも同じ仕組みで色を判別しています。
下の図があるベイヤーセンサーの分光分布図です。
人間と同じようにRGBを認識するセンサがあり
それぞれに反応する光の波長があります。

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人間と同じようにRGBで重なっている所があり、
この重なりの割合を計算することで正しい色(ヒトが見たときと同じ色)
を求めることができます。

ところで、もう一度ヒトの視覚の分光分布図をみると
ずいぶんと赤と緑に重なりがあることが分かります。

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これはビタミンCを多く含む果実の
熟れ具合(緑ー黄色ー赤)の変化を敏感に感じ取るために
緑と赤の錐体が多く重なっているのではないかと考えられています。

しかし、この特徴をそのままカメラに引き継いでしまうと
緑ー赤の間の色の変化を、制御が難しくなります。
特に一番重なる黄色系の色の表現が難しくなり
色再現が悪くなります。
よくあるシーンとしては、夕暮れや電球色光での撮影です。
シグマのフォビオンセンサは積層型とよばれる特殊なセンサですが
下の図の分光分布のように色分離があまり良くありません。
そのため、正確な色再現が難しくなります。
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データ量自体は通常のベイヤセンサに比べて沢山あるので
RAW現像で正しい色を出してやれば素晴らしい写真になります。

次回結論予定。

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