・失敗写真の原因は何パターンあるかご存知でしょうか・・・?
あなたの失敗の原因を徹底検証!具体的な原因を知る
簡単な問いかけと対処法を完全網羅
デジカメぼったくり講座のタイトルパクリネタ。
デジタルカメラになって写真をあとから加工が簡単になりました。
ホワイトバランスを変えたり、画像仕上げを変えたり…。
失敗しても後からどうにでもなるでしょ、ということが増えました。
しかし、どうにもならない失敗が3つあります。
写真の基本中の基本なのですが、以下です。
・露出
・ぶれ
・ピント
まず、露出。
多少のアンダーやオーバーであれば後からなおすこともできます。
しかし、ストロボをたいて
人物はチャンと写っているけど背景は真っ暗
の様な写真はどうしようもありません。
手ぶれは最もありがちな失敗写真です。
手ぶれ補正が付いているカメラやレンズが多いですが
それも万能ではありません。
手ぶれ補正の性能説明では
「CIPA基準で3段分」
というような記述があります。
これはどういうことかというと
例えばシャッター速度1/100秒であればブレナイ自信がある人が
手ぶれ補正をONにすると
1/100→1/50→1/25→1/13
のシャッター速度で三段分遅い1/13秒にしてもぶれないということを意味します。
これよりもシャッター速度が遅ければぶれるし、
カメラの支え方が良くない人はもっとぶれます。
また、カメラは望遠レンズになるほどぶれやすくなります。
望遠にした途端ぶれるという人も多いと思います。
よくいわれるのが焦点距離分の1が手持ちでぶれないシャッター速度です。
焦点距離が18mmならば1/18まではぶれない。
焦点距離が300mmの望遠レンズなら1/300までシャッター速度を早くしないとぶれます。
望遠で暗いところだと手ブレしやすいです。
ぶれには手ぶれのほかに被写体ぶれもあります。
これは三脚を使っていても起こります。
撮影する相手(動物とか人とか動くもの)を撮影するときに
相手が動いてしまって起こる現象です。
これら手ぶれや被写体ぶれを防ぐにはシャッター速度を早くすることが
一番手っ取り早いです。
しかし、シャッター速度を早くすると暗く写ってしまいます。
そこで感度を上げたり、絞りを開けたりすることで露出を適正にします。
ただし、以下の点に注意が必要です。
感度を上げる→ノイズが増えます
絞りを開ける→被写界深度が浅くなります(ピンボケしやすい)
これらをうまく組み合わせることができれば
写真撮影が上達したといっていいと思います。
最後にピントです。
どんなにいい写真でも、
大切な写真でもピントが合っていなかったら台無しです。
しかも取り返しがつきません。
よくありがちなのが、
集合写真を撮った時に背景にピントが合ってしまい
顔がピンボケになった写真です。
顔認識機能があれば安心ですが…。
最近のカメラはオートフォーカス機能が優秀ですが
たまにはずして変な所にピントがあったりします。
こればかりはその場でよく確認することが大事です。
また、どうしても苦手という方は絞りを絞ると
被写界深度が深くなるので多少ピントがずれていても
あまり気になりません。
また、センササイズの小さなコンデジなどでは
ピントが大外しすることはないので、
他の人に撮ってもらうときはこっちの方がいいかもしれません。
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