・その写真どうやって撮ったんですか?その5
今回は面白い形の雲の写真の撮り方です。
そもそも雲はいろいろな形があって
自然が作り出した造形としても面白い形があります。
更に撮影技法によって不思議な雲を作り出す方法です。
ちょうど彩雲になっていたので
真珠の様なきれいな色が出ました。
今回の着目点は、雲の形が風に流されている様子が
現れていることです。
風で動く雲を一枚の画像に残す方法として
比較明合成を使っています。
長秒シャッターでも撮れますが、昼間だと明るすぎて
強いNDフィルタを入れなければなりません。
比較明合成をであれば20枚ほど撮影するだけで
このような写真が作れます。
撮影はインターバル撮影で間隔をなるべく短くして
30秒ほど撮影します。
次に撮影した複数の画像を
比較明合成します。
比較明合成とは、
それぞれの画像を比べて明るい所だけを合成する方法です。
雲は空より明るいので雲が動くと
動いた所だけ合成されます。
比較明合成はパソコンのソフトでできます
Kikuchi Magic
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