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2014年1月 4日 (土)

・スマホじゃダメな理由 最終回:レンズ性能

第1回:塗り絵画質とは
第2回:ダイナミックレンジの違い
番外編:スマホでデジカメ以上の写真を撮る方法

スマホにかぎらず、カメラで一番大事な性能は
どこに求められるでしょうか。
画素数ではありません。
レンズです。

iPhone5と
レンズ評判のよいMX-1(コンデジ)を比較してみました。

いつも指標としているシーンです。

1 1_23

画素数の違いは有りますが
違いは一目瞭然。
しかし、この違いはiPhoneの画像処理の下手さが主原因です。
ノイズ処理でディティールを潰しているのと、エッジ強調が強い。
あと、ピント精度。

遠景シーンでも確認しました。

Resize054952 Resize054951_2

1_3 意外と健闘しているのではないでしょうか。
等倍で見ないとわからないかも。
2万円以下の安いコンデジよりよっぽど写ります。
本来なら解像チャートを撮影すべきですが、
あいにく手元にありません。

カメラは光をうつす道具です。
その光の入口のレンズが最も大切です。
レンズがヘボくて入ってくる光がぼやけていたら
その後はどんなに頑張っても画質が良くなることはありません。

画素数は
数値にできるので消費者がわかりやすいのですが
レンズ性能はどうでしょう。
一応、F値というのが数値化できる指標としては有ります。
この数値が小さいほど、暗い場所で綺麗に写せます。

しかし、多くの人が写真を撮るのは明るい場所です。
明るい場所でのレンズ性能の差はどのように表せるのか。
解像度が高いレンズがいいのですが
これは数値に表せません。
一応、MTF曲線というグラフが有りますが
公開していないことも多いです。

ではどうやってレンズ性能を見極めればいいのでしょうか。
いままでの経験上、ここが良ければだいたいいいだろうという
指標があります。

それはズームでの一番望遠にした時のF値です。
これが低いほどいいです。
一番ワイドでF値が小さいのはたくさんありますが
望遠で小さいのはあまりありません。

その条件に当てはまるカメラは以下です。

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