・ズームレンズと単焦点の差(画質の差)
単焦点レンズの方が画質がいい
とよく言われます。
ズームしない分、レンズ設計に余裕を持たせられるので
収差や像性能の改善にコストを費やすことができる為です。
では実際にどの程度違うのか。
ほとんど分からないんじゃないの?
ということで比較をしてみました。
使ったレンズは
PENTAX DA18-135mm(便利ズーム)
PENTAX DA18-270mm(便利ズーム)
SIGMA 70mm Macro(単焦点)
撮影の設定は以下
1、最低感度のISO100
2、回折の影響がぎりぎり出ない
像性能がある程度安定するF5.6
3、三脚使用。
4、ミラーショックを無くすためミラーアップタイマー
5、ピントはマニュアルで軸上の色が無くなる所
6、画像仕上げはデフォルト、収差補正などは全てOFF
7、ホワイトバランスは太陽光固定
8、マニュアルモードで絞りシャッター速度感度固定
比較画像が以下です。
左18-135mm 右70mm
左18-270mm 右70mm
左のズームレンズの方が解像度が悪く
細かい部分がしっかり写っていないのが分かります。
それに対し、右の単焦点レンズは
細かい部分までしゃっきり写っています。
また、ズームレンズのほうが画像が暗いのが
分かると思います。
どちらも設定はまるっきり同じで撮影しています。
これは、ズームレンズの方が周辺光量落ちが大きく
画像周辺部で暗くなってしまうからです。
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