・比較明合成とは
このブログの記事の中でも
「比較明合成」という言葉がよく出てきます。
主にその写真どうやって撮ったんですか
の項目で。
KikuchiMagicというソフトを紹介していますが
そもそも比較明合成とは
どんな合成方法なのかをここで説明しようと思います。
Aの画像とBの画像を合成して一枚の画像にすることを考えます。
数値はその部分の値です。
比較明との名前の通り、2つの画像を比較します。
画像で同じ位置にあたる場所のの画素値を比較します。
コンピュータ上では黒は値が0で白が値255です。
比較 明 なので 値が大きい方を採用します。
合成した結果の図はこんなかんじになります。
曲線が汚いのは作図が下手なだけなので、ごめんなさい。
この合成方法を使うと何がいいのかというと
動いているものを写したり消したりできることです。
何十枚も撮影して
黒っぽい被写体が動いていると、そいつは消えます。
他の画像の明るい部分と比較されるので。
明るい被写体は動いた様子が軌跡となって残ります。
星とかの撮影でよく使われます。
もちろん、比較暗合成もあります。
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