・SIGMA dp2 Quattroをさわってきた
すごい気になるデジカメ
SIGMAのdp2 QuattroをカメラショーのCP+でさわってきました。
開場してすぐにシグマブースに行ったのですが15分位待ちました。
触れるのが3台しか用意されていなかったという理由もあります。
結構大きいです。
手に持った感じは、グリップ感が思ったよりも悪かったです。
私の手は日本人の平均的だと思いますが、
上の写真のように小指が前面下部の角にあたって、
ずっと持ってると痛くなりそうです。
人にもよりますが、ペンタックスのK-01と同じような印象。
大きさがわかりやすいように、ボールペンと一緒に撮りました。
同じサイズでiPhoneとペンタックスQも撮影。
重ねるとこんなかんじです。
うーん、大きい。
センサについてもちょっと突っ込んで聞いてみました。
技術担当の方ではなかったようで、詳しいことはわからないようでした。
Q:なぜブルーだけ4分割なのか。
A:全てを4分割だと画像処理エンジンの負担が大きく、時間がかかる。
処理速度との兼ね合いで今回はこのような構成にした。
Q:将来エンジンの性能が上がれば、全て4分割になるのか
A:将来的にはそれを考えている。
Q:なぜブルーのところで輝度情報を取り込んでいるのか
A:最表面層は全ての光の波長において感度が高いので、そこをうまく使うことにしている。
Q:Quattroセンサでは補間をどのようにやっているのか
A:ちょっと言えません
Q:光の波長によって表面からブルー、グリーン、レッドと色分離をしているが
センサに斜めから入射した光は層を透過する距離が違うから
色分離がうまくいかないのではないか
注)下の図で黒とグレーの矢印の長さが異なるので、色が変わる。
夕方になると太陽光が斜めに入ってくるのでオレンジになるイメージ。
A:周辺部ではマイクロレンズをシフトして、色分離がうまくいくように工夫をしている。
Q:マイクロレンズは上の4分割に合わせて2000万画素?
A:そのとおりです
ここで時間切れ。
カメラのファームはまだ完成していないと思いますが
触った時点ではホワイトバランスがちょっと変でした(やはり色再現が難しいのか?)
あと撮影した後のタイムラグがかなり長かったです。
2-3秒位?
やはりすべて4分割にすると画像処理エンジンの性能が足りないのかもしれないです。
シグマの気になったことのレポートでした。
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