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2014年3月27日 (木)

・2014年版三脚の選び方

以前に書いた記事
かなり古くて、製造終了になっている製品も
数多くあったために今年度版を書きたいと思います。

過去に安いのから高いのまで、
20本くらい三脚を買ったり使ったりしているので
その経験も踏まえて書きます。
(初心者向けの最初の一本を想定しています)

○用語
雲台:三脚の頭に付いている、カメラの向き等を調節する部分です。
高価な三脚になると雲台の部分のみを自分の好きなものに付け替えることができます。
雲台以外の部分を 脚 と呼びます。

Resize056308
自由雲台:別名ボール雲台。ネジを緩めるとどの角度にも向きを変えられます。
ある方向にだけ向きを変えることができず、
構図合わせは慣れるまでが大変です。
ただし、なれると向きの調整が一番早く出来ます。また、一番コンパクトなタイプです。
私はこのタイプばかり使っています。

Resize056311_2
1ハンドルタイプ:緩めるハンドルが1つだけ付いています。
物によって違いはありますが、
ハンドルを緩めると、首振り方向と上下方向の向きを変えられます。
縦位置にする機構が付いているものもあります。
安い三脚についているのは大体これ。

Resize056310
2ハンドルタイプ:一番使いやすいです。
それぞれのハンドルで調整方向が違います。
水平にだけ向きを変えたり、斜め方向にだけ向きを変えたりできます。
ちょっとかさばります。
3つの部分で固定するので、一番しっかり固定できます。

Resize056309_2
クイックシュー:カメラにシューというパーツを付けておけば、三脚に取り付ける際に
わざわざネジを閉めなくても、カチッとすぐに付けることができます。

○値段が高いと何がいいの?
基本的に値段が高いものほどしっかりと固定ができます。
重いカメラや、重いレンズ、望遠レンズ
になるほど高価な三脚で固定する必要があります。
あとは、素材が軽いもの(カーボン)だったり、
脚を伸ばした時の大きさが大きかったり、特殊な機構がついてたり。

○選ぶ時のポイントは?
1、重さ。特に女性は、ノートパソコンと同じで1.5kg以下がいいかなと思います。
2、操作性。雲台の形や脚を伸ばすときの固定方法、クイックシュータイプか、自分に使いやすいか。
3、耐荷重。自分のカメラをちゃんと固定できるか。
4、大きさ。


・1000円台
とりあえず、カメラを置いて集合写真を撮ったりしたい方へ。
ガタつきが大きかったり、しっかり固定できなかったり
すぐに不満が出ると思いますが…。
ミラーレス向け。

ケンコー KM-D 1003BU
色が選べます

スリック【3段三脚】 「Fシリーズ」F153 [F153]

スリック【3段三脚】 「Fシリーズ」F153 [F153]
価格:1,660円(税5%込、送料別)

SLIK Fシリーズ F153
一眼レフでもキットレンズくらいまで。


・3000円~7000円
買うなら少し頑張ってこの辺りがほしい。
やはり固定力は弱いですが、
縦位置に設置しても大丈夫です。

SLIK ミニプロ 6
机の上とかの使用に限られますが
しっかりしています。

キング Fotopro カラー三脚 C-3i
カラフルです。女子向け。
クイックシュータイプです。

ベルボン EX-540
クイックシューつきです。

SLIK SC 104 DX
2ハンドルでクイックシューつきです。
操作しやすい。

VANGUARD Nivelo 214BK
脚が180°回転してしまえるので
持ち運び時はコンパクトですが、
けっこう高さを稼げます。


・7000円~10000円
三脚に一万円!?と思うかもしれませんが
不満が少なく長く使えると思います。

ベルボン Sherpa 345
1ハンドルタイプですが、
このクラスになるとクイックシューも
小さいが金属製でしっかり固定できます。

ベルボン Sherpa 435II
2ハンドルタイプでしっかり固定。
ちょっと大きいですがしっかりしています。

SLIK エイブル 300 FX
2ハンドル。比較的重いレンズや
望遠レンズでもしっかり固定できます。

 ベルボン 三脚 ULTRA MAXi M

 ベルボン 三脚 ULTRA MAXi M
価格:9,726円(税5%込、送料込)

ベルボン ULTRA MAX i M
脚の伸縮がウルトラロック機構で
素早く可能です。

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