・階調とダイナミックレンジは違う意味です
写真の画質を語る上で避けては通れない要素、
階調とダイナミックレンジです。
どちらも表現域の豊かさを表す言葉ですが
同じ意味としてとらえられてしまっている方も多いです。
写真は光を情報にして映像として記録します。
・ダイナミックレンジ
受け取れる光の最小値と最大値の幅
・階調
受け取る光の分解能
定規で考えてみると分かりやすいかもしれません。
15cmの定規と30cmの定規では
30cmの定規の方がダイナミックレンジが広い。
普通の定規とノギス機能付き定規では
ノギス機能付き定規の方が階調が細かい。
ダイナミックレンジが広いほうが
明るい部分が真っ白になりにくいです。
また、階調が細かいほうが画像処理で
画像が破綻することが少なくなります。
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2014/3/3 ブログのレイアウトが変になっています。
ココログのサーバがオカシイようです。
ご迷惑おかけいたしますが、直るまでお待ちください
投稿: 管理人 | 2014年3月 3日 (月) 23時05分
>受け取れる光の最小値と最大値の幅
ここが間違っています。幅ではなく、比率ですね。
投稿: | 2015年4月30日 (木) 08時58分
連投失礼します。
ネットを見ると「幅」という表現も見かけるようです。失礼しました。
投稿: | 2015年4月30日 (木) 09時10分