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2014年3月24日 (月)

・モアレの直観的理解

モアレはセンサーの画素の並びよりも
細かい模様の被写体を映したときに発生します。

といっても、なるほどわからん。
になってしまいます。

なので、パソコンなどの液晶画面と
縞模様の画像を用いて実験してみます。

液晶画面を拡大すると
青赤緑で1組のピクセルがたくさん並んでいます。

Imgp0608

次に下の図の様な縞模様画像を
どんどん小さく縮小していきます。

Photo

縮小していくと、ある所で
液晶画面の画素の並びよりも
縞模様の方が細かくなってしまいます。
そうなると、液晶画面ではもともとの模様が表せずに
モアレとなります。

Moare
縮小していくと
本来存在しない赤と緑の縞が現れたり
水色や黄色の存在しない色も出ています。

上の図で左が高度な縮小方法
右が単純な縮小方法です。
カメラにおいても画像処理(補間方法)を
工夫すればモアレが出にくくなったりします。

元の画像を少しぼかすと
(ローパスフィルタを入れたのと同じ)
モアレが発生しなくなります。

Lpf

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