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2014年3月 1日 (土)

・フルサイズは高画素と低画素どっち選ぶ?

2013年でフルサイズ一眼レフの傾向として
高画素機(3600万画素くらい)と低画素機(1600万画素くらい)
の二種類があります。
ニコンD800/D800Eが高画素機の代表。
ニコンDf、キヤノン1Dxが低画素機の代表です。
それぞれ得意分野が異なるので
自分の撮影スタイルに合った機種を選ぶべきです。
高いし。

・連写性能
高画素機:データ量が大きいので連写は苦手
低画素機:データ量が小さいので連写しても画像処理が追いつく

・高感度耐性
高画素機:APS-Cで1600万画素同等なので凄い良くはない
低画素機:画素ピッチの余裕があるので感度が高くてもノイズが少ない

・大伸ばしプリント
高画素機:ポスターなどB0サイズでも細かい部分が分かる
低画素機:細かい部分は失われる

・風景
高画素機:びっくりするくらい細かいものまで写っている
低画素機:ダイナミックレンジが広いので階調ゆたか

・人物
高画素機:女性モデルだと嫌われる(毛穴まで写るから)
低画素機;服の繊維などのディティールは失われる

・建築写真
高画素機:後処理でのゆがみ補正(ティルト)に強い
低画素機:夜に手持ちでも撮れる

・トリミング耐性
高画素機:一部を切り取っても十分見れる
低画素機:一部を切り取ると解像感が足りない

・手ぶれ・ピンボケ
高画素機:等倍で見ることが前提なら非常にシビア
低画素機:AFでわりとOK

個人的には低画素機かなーと思いますが、
風景などでの凄い細かい部分まで写っているのはとても魅力的です。
フルサイズ入門機のD610とかEOS6Dはちょうど中間くらいの画素数です。

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