・コントラストAFの仕組み
位相差AFユニットを積んでいない
ミラーレス機やコンデジでは
オートフォーカスはコントラストAFという仕組みで行います。
コントラストAFはピントをずらしていき、
コントラストが一番高くなった時、ピントが合ってるだろう
という考え方です。
実際に図で見るのが分かりやすい。
下のシーンで、銀色のエッフェル塔の置物に
ピントを合わせる事を考えます。
1:最初は全然ピント合ってない。
2:まだまだ合っていない
3:背景部分にピントが合ってきた
4:形が分かるようになってきた
5:ここがピント合う所か?もう少し動かそう。
6:コントラストが悪くなった。やはりさっきの所だ。
7:ここが一番コントラスト高い。ここで決定
ここまでの動作を超高速でサーチして行います。
しかし、一眼レフの位相差AFと違い、
最初からゴールが分かるわけではないので
位相差AFに比べると速度は少し落ちます。
その反面、製品組み立て精度は
位相差AFより要求されないので精度は高いです。
« リトルプラネット | トップページ | ・次世代のカメラ、ライトフィールドカメラ »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・ミラーレスレンズをマウントアダプターで使う場合の注意(2023.12.03)
- ・グローバルシャッターって何が凄いの(2023.11.14)
- ・写真に枠を付けて正方形にするプログラム(2023.10.30)
- ・レンズ光学性能とセンサー解像度(2023.10.11)
- ・フィルターに最適なガラス素材は?(2023.10.05)
コメント