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2014年5月

2014年5月30日 (金)

・焦点距離、最短撮影距離、撮影倍率の計算

はペンタックスのKマウントをメインで使っていますが、
Kマウントでは焦点距離150mm位の望遠マクロがありません。
(昔はあった)
そこで、マクロの代わりになるようなレンズを探していますが
ここで問題になるのが、最大撮影像倍率。
マクロと銘打ってあるレンズであれば
最大撮影像倍率が1倍とか0.5倍とか記載されていますが
それ以外のや、古いレンズだと記載されていないこともあります。

レンズのスペックでほぼ確実に記載されている項目は
・焦点距離
・最短撮影距離
です。

この二つが分かっていれば、レンズの基本的な幾何計算で
像倍率ぐらい簡単に求められるのでは…。
過去記事:像倍率とは

簡易的なレンズの図
Bairitu_5

中学でも習うレンズの基本式は
Bairitu_1
上の図からも分かることが
Bairitu_2_2

がりがり計算すると

Bairitu_3

なんか求められた。
エクセルですぐに算出できるようにしました。
「magnification.xlsx」をダウンロード

いろいろデータを入力して計算しましたが、
メーカで公表している最大撮影倍率と一致しない…。
特に鏡筒の長い大きなレンズ。

実は下の図のように、
カメラのレンズには入射側と射出側に
主点が二つあります。

Bairitu_4

この二つの主点が離れているレンズだと
正確に求められません。
また、レンズのどこに主点があるかなどは
公表されていないのでブラックボックスです。

結局はメーカがマクロを銘打っているレンズがいいということか。

2014年5月29日 (木)

・レベル補正をやってみよう

ヒストグラムの項目を書きましたが、
ヒストグラムが分かると、レベル補正が簡単にできます。
レベル補正は写真を明るくしたり暗くしたりする画像処理です。
もっとも簡単な画像処理のひとつで、
カメラを買ったときに入っているソフトでもできると思います。

レベル補正を行う時は大抵、三つのパラメータをいじります。

Level_2

ヒストグラムの下にある3つの△です。
それぞれを横にスライドさせることができます。

まずは、それぞれをスライドさせると何が起こるかです。

左の矢印をスライド
Level_3
スライドさせた部分が黒つぶれします。
画像全体も暗くなります。

右矢印をスライド
Level_4
スライドさせた部分が白飛びします
画像全体が明るくなります。

真ん中の矢印をスライド
Level_5
左に少しスライドさせました。
こうすると、白飛び黒つぶれを防ぎつつ
木の影などのアンダーなところを明るくすることができます。
良いことだらけに見えますが、
グラデーションなどがあるシーンだと
階調飛びが起こる場合があります。

最初の二つの、白飛び黒つぶれが起きてしまうパターンは
どういう時に有効かを
分かりやすい例で示します。

Level_6

このシーンは月夜の海ですが、暗すぎです。
ハイライト部分はこの画像ではほとんどないので
レベル補正で削ってしまいます。
Level_7
こうすると、いろいろ見えてきます。

Level_8
このシーンは、雲を撮影しましたが
フレアっぽくてコントラストが低いシーンです。
アンダーの部分はこの画像にほとんどないので、
矢印を右に持ってくると
黒がしまって綺麗になります。
Level_9

レベル補正をするだけで、失敗写真を
救える場合が多いです。

今回使ったソフト

2014年5月28日 (水)

・露出と露光の違い

英語ではどちらも
Exposureです。
なのでどちらがどういう意味なのかは
人によって定義が異なるのではないかと思います。

ここでは一般的に使われているであろう定義を書こうと思います。

・露光
フィルムやセンサを光にさらすこと。
露光時間はフィルムに光をあてる時間。
多重露光は何回も重ねてフィルムに光をあてる事。

つまり、フィルムやセンサから見た光についての事。

・露出
写真の明るさ。
露出補正で写真の明るさを明るくしたり暗くしたりする。
適正露出は、正しいと思われる写真の明るさ。

つまり、撮影者や出来上がりの写真から見た明るさ。

感覚的にこの考え方で通用するかと思います。
間違っていたらご指摘ください。

2014年5月27日 (火)

・ヒストグラムの見かた

写真を撮る時に知っていると便利なグラフが
ヒストグラムです。
写真の明るいところと暗いところが
どの程度存在するかの分布を表わしています。

Imgp0442
442

上記の写真では、
中間調の明るさが画像の殆どを占めていることが分かります。

では、このヒストグラムで何が分かるのだろうか。
白飛びしているか、黒つぶれしているかが一目でわかります。

Resize114004_2
4921

上記の写真のヒストグラムは
右側に張り付いています。
これは白飛びしている状態です。

_imgp0234
234

上記の写真のヒストグラムは
左側に張り付いています。
これは黒つぶれしている状態です。

Imgp9543 9543

上記の写真では
暗い部分が画像の大部分を占めていますが、
ヒストグラムで左側に張り付いていないので
黒つぶれはしていません。

また、ヒストグラムと写真の露出のイメージがつくようになると
屋外などで液晶画面がよく見えない時にも、
適正な露出を判断することが出来ます。
晴天下の背面液晶で暗く見えても、
実際は明るかった、などの失敗をなくせます。

比較的良いと言われるヒストグラムは
山が中央付近にあるときです。

Imgp4379
4379

2014年5月26日 (月)

・非球面レンズとは

3000円とかの格安メガネ屋さんで眼鏡を作ると
「+2000円のオプションで非球面レンズにできます」
と言われたりします。
非球面レンズにする利点は、
レンズが薄くなる、周辺部の収差が減って
見やすくなる、等が挙げられます。

カメラのレンズにおいても同じようなことが言えます。
球面レンズの場合、どうしても避けられない球面収差が
一枚のレンズで補正が可能です。
球面レンズだけを複数用いたレンズ設計だと収差の補正に
何枚ものレンズが必要になり大きく重くなってしまいます。

2 3

いいことづくめに思える非球面レンズですが
欠点もあります。
最大の欠点が製造が難しいことです。

球面レンズであれば研磨で容易に作成できますが
非球面を研磨で精密に製造するのは
とても難しいです。

Resize113981
大学の時にアクリルを研磨して作った
非球面レンズ。
小さいながら、虫眼鏡としての倍率は大きい。
Resize113980

アクリルですら、研磨で非球面を作るのは大変。
ガラスで研磨で量産するとなると
専用の機械も大掛かりになるし、
時間当たりの数もたくさん作れません。

でも、眼鏡の非球面レンズはたくさん作られているし
やすいよね?
最近は非球面でも追加料金かからなかったり。
メガネレンズは素材がガラスではなくプラスチックです。
プラスチックは融点が低いので研磨じゃない方法が使えます。
金型を使って作る方法です。

じゃあ、ガラスも同じように金型作れば簡単じゃない?
と思うのですが、それが難しいのです。
金型を作ってプレスする方法を
ガラスモールドと言われます。

ガラスモールドのイメージ図
Resize113985

プラと同じような方法でもガラスだと難しい理由として
まず、ガラスの融点が高いことが挙げられます。
完全に液状にならなくとも、
ある程度柔らかくならなくてはいけません。
金型もその高温に耐えられつつ、温度による形状変化は
許されません。
高温なので、劣化も早い。

ガラスを高温から冷やしたときなどに
レンズ内部のガラスの密度が偏っていてもいけません。

更に、ひとえにガラスと言っても沢山の種類があります。
それぞれに金型との相性があり、相性が悪いと
ガラスの表面がはがれたりしてしまいます。
プラとは比べ物にならないくらい難しいです。
※最近キヤノンからプラスチックモールドのレンズが出ました。
EF-S10-18mm

プラスチックだと温度とか湿度で形状変化しやすいという欠点が
ありますが克服したのだろうか??

そのほかの方法として、
プラスチックの加工のしやすさと
ガラスの温度変化耐性の両方のバランスを考えた
複合非球面レンズと言われるものもあります。

1

球面ガラスの表面に紫外線で硬化する様な樹脂や
プレスしやすい樹脂で
非球面を形成する方法です。
樹脂を使う分、ガラスモールドに比べると
性能は若干落ちると思います。

旧古河庭園バラ撮影

旧古河庭園に行ってきました。
財布を忘れましたが、電車、飲み物、雑誌、入場料、全て電子マネー払い出来ました。

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2014年5月24日 (土)

・ヤフオクでカメラを買うな

特に初心者の方に声を大にして言いたいです。
「ヤフオク」でカメラやレンズを買うな

最近(2014/5月現在)はヤフオクのカメラカテゴリが
詐欺師まがいの転売屋が横行しています。
転売屋からカメラやレンズを買うと、
どこが不具合か気付かず
「なんかこのレンズ、評判より写りが悪いなぁ」ということに
なりかねません。

なぜこんなことになったかというと、
マルチ紛いのネット商材で
「中古カメラの転売方法」というのがはやっているからです。

その転売屋たちの儲ける常套手段は下記です。
1.中古カメラ屋などでジャンクや価値もつかない昔のレンズを買う。
2.黒マジックなどで傷を塗って「極美品」などと出品。
3.価格を吊り上げ相場以上のボッタクリ値段で売る。
4.もしもクレームになったら全額返金などどんな手を使ってでも悪い評価を何としても避ける。


これら転売屋のたちの悪い所が、
質の悪い物を価値が分からない人に売りつける事です。
よくわからない壺を高値で売り付けるというようなイメージ。

買った方も、だまされたことに気づかずに最初は満足します。
なので良い評価をつけてしまいます。
評価の数で判断しないでください。
カメラに詳しくなってきた頃に
「このレンズなんであんなボッタクリ価格で買ったんだろう?」
と気づきます。

しかも、売る方もカメラの素人なので、
レンズなどの扱いがとても酷いです。
光学製品なので、精度が大切なのですが、
精度の悪いものばかり出品しています。



そして、転売屋の横行している幅は
Kissなどの安いカメラやレンズから、
300mmF2.8のような高級レンズまで及んでいます。
アクセサリも危ない。

もちろん、善良な出品者もいます。
なので、仮にオークションで買う場合は
上手く見分ける必要があります。

見分け方

・タイトルに【極美品】とか「新品級」とか書いてある。
Sagi
・おまたせしましたー、とか書いてある。

・一点限り入荷しました、とか書いてある。
Img_1217

・早い者勝ちです、とか書いてある。

・今月もゴールド(ダイヤモンド)マスターいただきました
 とか書いてある。
Resize113998

・専門店でチェック済み
 とか書いてある。

 専門店とは、中古カメラ屋で買ってきたという意味です。
Img_1212

Img_1215
Img_1218

・ヘリコイドの動きがスムーズ
 とか書いてある。

・写真を見て判断してください
 とか書いてある。

・やたらと商品写真が多い。
 ちなみに撮り方や照明を工夫すればアラは隠せます。

 私の持っている、古いレンズ
 Resize113991Resize113992Resize113993_2

 綺麗に見えるように撮影
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・個人の主観による返品はお断りします
 など書いてある。

・キャンセルの場合は、謎の際出品手数料が取られる。
Img_1219_2
Img_1220

・送料一律1200円(でも離島は追加料金)
Img_1221
Img_1213

どれか二つ以上当てはまるならクロです。
特に「専門店で~」と書いている出品者からは
絶対に入札しないように。

また、今後手口が変わってくる可能性もあるので
注意が必要です。

転売屋はカメラの知識が無いので、
ちょっと突っ込んだ質問すると、絶対回答しません。
「動作チェックしたボディは何ですか?」とか
「片ボケは問題ないでしょうか?」など聞いて
返答が無かったり、トンチンカンな答えだったら入札しないように。

2014年5月23日 (金)

・パープルフリンジの原因2

以前にパープルフリンジの原因について書きました。
その際は軸上色収差、球面収差が主原因との結論でした。

しかし、フリンジの原因はほかにもあります。

軸上色収差や球面収差を起因とするフリンジと
コマ収差を起因とするフリンジです。
コマ収差というと夜景とかの点像で目立つことは
よく知られていますが、
色としても目立ちます。

軸上色収差によるフリンジ
Jiku
飽和部分の周り全体にフリンジが発生。

コマ収差によるフリンジ
Koma
片側にだけフリンジが発生。

コマ収差によるフリンジの実例。

全体
Resize113968

拡大
Photo


コマ収差は画像同心円方向に出る色と
放射方向に出る色に分かれます。
そして、画像として気になるのは放射方向の色です。
特に画像周辺に出るときは倍率色収差と間違えがち。

2014年5月22日 (木)

・デジカメは気温によってノイズ量が大きく変わる

デジタルカメラのセンサは通電していると熱をもちます。
冬だったり寒い場所であるとその熱が奪われるのですが、
夏場など暑い時だと
熱が逃げにくく、カメラが熱くなります。

センサが熱をもつと、センサ内の電荷の運動が大きくなるので
それがノイズとして現れます。

顕著に表れる撮影は「星の撮影」です。
長秒撮影するのでセンサが熱をもちやすく、
暗い空を写すので、ノイズが目立ちます。

Resize113932
熱ノイズに埋もれてしまった画像
Resize113931
このノイズの事を熱かぶりと言ったりします。
天体撮影を本気で取り組んでいる人の中には
この熱かぶりをなくすために、センサを冷やす
「冷却CCD」という専用の撮像素子を使っていたりします。

2014年5月21日 (水)

・色収差を表す図

過去に球面収差を表す
縦収差図

コマ収差なども表せる
横収差図
について書きました。

しかし、上記二つの図では
色収差については表せません。
あくまでも上のグラフは単色光について表したものです。
色収差は光の波長(色)ごとにピント位置が異なる現象です。

レンズの図
Photo

色収差について表したグラフが
下の様なグラフです。

Photo_2

ピント位置が波長によって
プラスだったりマイナスだったりするのが分かります。
特に、上のグラフで示したレンズだと
486.1nmと656.3nmの二か所の波長で
ピント位置がちょうどゼロになるように設計されています。
このような二色の色消しレンズをアクロマートといいます。

三つの波長でピント位置がずれないようにしたのが
アポクロマートです。

Photo_3

望遠鏡を買う際、月や星をくっきり見たいのであれば
倍率100倍とかのよりも、
アポクロマートの望遠鏡を探してください。

私がよく月を撮っているレンズ
「コボーグ36ED」は小さいながらアポクロマートです。

色収差というと
「モノクロ写真を撮るときには関係ない!」
と考えるかたもいるかもしれませんが
被写体から出る光は様々な波長の光を含んでいます。
そのため、色収差が適切に補正されていないと
コントラストの低いぼやけた写真になってしまいます。

2014年5月20日 (火)

・前ボケを活用する

一眼レフで撮影する際に、
背景をぼかした写真を撮りたいという人は
けっこう多いと思います。
しかし、被写体より手前の物をぼかしたいという人は
あまりいないように感じます。

背景をぼかした写真が撮れるようになったら
次は前ボケも意識してみると良いです。

前ボケを意識した写真
Resize113909

特に花やイルミネーションなどを撮るときに
前ボケを入れると違った雰囲気になります。
前ボケ写真を撮るときに
お勧めのレンズは望遠レンズです。

下の図のように、
前ボケとして入れる被写体の近くで
カメラを構えて、主要被写体を
ちょっと遠くから狙います。

Maeboke

個人的にお勧めかなぁと思う前ボケ用の被写体は
花の隙間とかイルミネーションの隙間です。
Resize113911
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2014年5月19日 (月)

・円形絞りとは

玉ボケの作り方の項目で
絞りを開放にすると書きました。

しかし、開放だと口径食によって
ボケの形が画像周辺だとラグビーボール状になってしまいます。

口径食が発生している写真
Resize113886

多少絞れば口径食を無くすことができますが、
絞るとボケの形が多角形になってしまいます。

開放
Resize113901

絞った
Resize113902

この問題を解決するのが円形絞りを採用したレンズです。
円形絞りであれば、2段ほど絞っても
ボケの形が丸いままです。
そして口径食も抑えられるので、
周辺のボケがラグビーボール状になることもありません。

円形絞りのレンズ
開放
Resize113899

絞った
Resize113900

参考までに実際の絞りの形は
下の写真の様になっています。

普通の絞り
Resize113895

円形絞り
Resize113897
最近新発売したレンズは
ほとんどすべて円形絞りを使用していると思います。

2014年5月18日 (日)

葛西臨海公園ポピーの花

葛西臨海公園に咲いているポピーの花の撮影に行きました。

この土日はとても天気も良くて撮影日和。
ポピーは意外と赤が強くて、色飽和しがち。
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2014年5月17日 (土)

ソニーからスペック最強コンパクトRX100_3発表

ソニーからRX100マーク3が発表されました。
1インチセンサにF1.8-2.8の24mm-70mm相当レンズ。
大きさは殆ど変わらずに
EVFが内蔵。
これだけの性能詰めながら大きさが小さいのがすごい。
レンズの描写性能が気になるところですが、実際に画像を見るまでは判断できませんが…。

もう、コンデジはこれで十分じゃないのという気すらします。

Img_001

2014年5月16日 (金)

・玉ボケ写真の撮り方

一眼レフを購入したら撮ってみたい写真が
「背景がボケた写真」
「玉ボケの写真」
だと思います。

今回は玉ボケについて簡単に。

玉ボケとは下の様な写真です。

Resize113889

主要被写体の後ろに丸いボケが発生しています。
これが玉ボケです。
玉ボケがうまく出すには、背景を気にする必要があります。
背景に必要なものは点光源です。
一番簡単なのはイルミネーションの
LEDのライトです。
または夜景の街の明かりなど。

基本は背景をぼかして撮ればOKです。
そうすれば光の部分が丸くなります。
絞りは開放で撮ります。

そのほかの、玉ボケになる背景として、
以下の様なものがあります。

木々の木漏れ日
Resize113887

水面の反射
Resize113888

こういった被写体をうまく背景に入れてぼかすことで
玉ボケ写真を作ることができます。

2014年5月15日 (木)

・レンズに書いてある数字の意味2

前回はこちら
今回は昔のレンズや高級レンズについていることの多い
記号などです。

Resize113876
これはフィルム時代のレンズです。
もちろんデジタルでも使えます。

まず、レンズの根元に書いてある
1.8 2.8 4 5.6 …
は絞りリングです。
Resize113874
ピントリングやズームリングは最近のレンズにもありますが
絞りリングは最近のレンズでは省略されています。
これはF値がカメラから設定できるためです。
絞りリングはほとんど不必要になりましたが、
マウントアダプタを用いて他社製レンズを使う場合などは
絞りリングが無いとF値の変更ができません。


次にftとmと書かれている部分です。
Resize113869
これは距離指標です。
AFを使うぶんには無くても問題ありませんが、
MFのばあい、撮影被写体までのおおよその距離の目安になります。
特に∞マークを使うことが多いと思います。
無限遠といっても、ホントの無限ではなく
とても距離が遠いものです。
風景とか。
ただし、気温によってピント位置は微妙にズレるので
最終的には撮影画像やファインダーで追い込むことが必要です。

Resize113875_3
被写界深度指標
距離指標のすぐ下などに付いていることが有ります。
これはピント位置から前後にどれだけ
「ピントが合って見えるか」を示したものです。
デジタルになってからはあまり意味ないので飾りです。
ただ、見てみるとF値が大きくなるほど被写界深度が深くなり
ピントが合って見える位置が広くなっているのが分かります。
22が一番広く、数字が小さくなるほど狭くなります。

Resize113872
ロックレバー
ズームレンズの中にはロックレバーが付いているものがあります。
ズームレンズによっては、自重で下に向けると
ずるずるとレンズが伸びてしまうものがあります。
それを防ぐために、一番短い所(一番広角の所)から
動かないように抑える為の機構です。

Resize113873
フォーカスリミッター
マクロレンズや高級望遠レンズについています。
マクロレンズの様にフォーカス位置が5cmから無限遠まで
のように範囲が広い場合、
ピントを一度外すとなかなか合焦してくれないことがあります。
その際、ピントの合う範囲にリミットをかけておけば
大外しをすることが無くなりAFが早くなります。
マクロレンズを普通の望遠レンズの様に使う場合は、
フォーカスリミッターでそれ以上動かなくすればAFが早くなります。

2014年5月14日 (水)

・レンズに書いてある数字の意味

レンズにはいろいろな数字や記号が書いてあります。
初心者だと

18?

300?

1:3.5?

となりますが、この数字を理解していると
自分に合ったレンズが見つけやすいと思います。

まず、一般的なレンズの画像を示します。
Resize113875
一番大事な数字が、上の画像だと
18-50mmのところです。
これがレンズの焦点距離です。

一眼のレンズは、ズーム○倍という表記はしません。
焦点距離○mmで表します。
この数字が大きいほど望遠になります。
恐らく最初に買ってついてくるレンズは
18-55mmとかだとおもいます。
これは一番ワイドで18mmの広角、
一番望遠で55mmになることを示しています。

ズーム○倍?と言われたら2.5倍くらいです。

18mmでどれくらい広く写せるのか?
50mmでどれだけ望遠で写せるのか?
などは自分で使ってみて感覚で覚えるのが良いです。

また、35mm換算という数字で覚えておくのも大事です。
一般のカメラならば1.5倍します。
18mm→27mm
50mm→75mm

オリンパスとパナソニックの場合は2倍です。
12mm→24mm
45mm→90mm

フルサイズカメラならばそのままの数字です。

こうすることで、異なるカメラ間でも
感覚を統一することが可能です。

次に
1:2.8
という表記です。
Resize113875_2

ズームレンズだと
1:3.5-4.5
と書かれていたりすることも有ります。
ここの右側表記されている2.8などが開放F値です。
この数字が小さいレンズのほうが背景をぼかしやすかったり
暗いところでブレにくかったりします。
基本的に小さい数字のレンズのほうが高価です。
3.5-4.5と書かれているのは、
ズームによってF値が変わるレンズです。
広角ではF3.5でズームするとF4.5になります。


最後に Φ72
という表記。
Resize113877
レンズキャップの裏にも書いてあります。
Resize113871

これはフィルター径を表します。
レンズ保護フィルタや、新しいレンズキャップを買うときには
この数字と同じ物を買えば確実に合います。
72だと72mmの物です。
規格が決まっているので社外品でも問題ありません。

2014年5月13日 (火)

・コサイン誤差とは

※2017/5/15一部間違っている部分がありましたので直しました

マクロで花を撮るときなど、
シャッター半押しでピントを合わせた後に
カメラの向きを変えると
少しだけピントがずれる事があります。
これはコサイン誤差と呼ばれる現象です。

例として下の様な状況です。
人物を画面右に配置する構図で写真を撮るときです。

Cos_3

AFエリアを中央測距にしていると
背景にピントが行ってしまいます。

こんな感じ。明らかに失敗写真。
Cos_4

簡単な対策方法が
顔を中心部分に持ってきて
AFを行った後に、構図を変えてシャッターを切る方法です。

Cos_2
半押ししたあとにカメラの向きを変えて
構図を決める。

この撮影方法だと
絞り開放とかで被写界深度が浅い場合に
ピントが後ピンになることがあります。
カメラの向きを変えているだけで、
被写体までの距離は変えていないのになぜ?

Photo 上の図において、カメラを回転させると、
ピント面が人物とずれてしまうのがわかるかと思います。
カメラを回転により、被写体とピント面の位置関係が変わってしまうためです。

ここで、コサイン誤差と呼ばれる所以について説明いたします。
下の図の状況を考えます。

Cos_1
トースターの写真を撮りたいのだが、
トースターの表面の素材の関係でAFが合わない。
なので、近くにおいてある時計でピントを合わせた後
トースターにカメラを向けて写真を撮ります。
このとき、カメラから時計までの距離 a と
カメラからトースターまでの距離 b は
異なっているのがわかると主います。
向きを変えただけでも被写体までの距離が若干異なってしまいます。

どれだけ距離が変わるかというと、b/a エーブンノビー
です。
これは高校数学で習う三角関数 cosθです。
cosθ = b/a;

コサイン分距離に誤差が生じるので、コサイン誤差と呼びます。
これを防ぐために一眼レフなどで多点測距ができるようになっています。
移したい画角の中でどこにピントを合わせるか選べます。
タッチパネルが付いているミラーレスなら、
画面を見ながらタッチしたところにAFしてくれるので簡単です。

Cos_5

2014年5月12日 (月)

・三脚では二秒タイマーを

カメラ雑誌などで三脚を使って風景を撮影する時は
「レリーズケーブル」を使うことと書いてあります。

レリーズ

実は、カメラ内の機能で
レリーズの代わりになるものが有ります。
それが2秒タイマーです。

集合写真を取る時に使うタイマー機能は
知っている方も多いと思います。
使い方もわかる。
しかし、2秒タイマーでは
集合写真に自分が入るまで時間が少なすぎます。
2秒タイマーの使い方はレリーズケーブルの代わりです。

三脚使っている時にレリーズケーブルを使う理由は
シャッターボタンを押したショックでブレないようにするためです。
2秒タイマーを使うと同様の効果が得られます。
(動きモノとかではレリーズケーブルを使ったほうがいいです)

一眼レフはミラーアップもする機種もあるので
ミラーショックの軽減も出来ます。

メーカによっては名称が違い、
露出ディレー、低振動モード
など表記していることも有ります。

2014年5月10日 (土)

・絞りでピント位置がずれる

カメラのレンズはF値を変えると
微妙にピント位置が変わります。

ピント位置が変わるとは、
例えば絞り開放で月にしっかり合わせたつもりでも
二段とか絞ると微妙にピントがあっていなかったり。
これは球面収差が原因で起こります。

また、F1.4のレンズでファインダーではピントがあっているのに
F8で撮ると微妙にピントがずれてたり。

下の図は球面収差が発生しているレンズの
収差図と光線です。
(縦収差図の見かたはこちら)

Resize113854

この図は虫眼鏡のレンズなど
最も単純なレンズの場合です。
この時ピント位置は下の図の位置になります。
(右の方のグレーの円はボケの形状です。)

Resize113856

一番光線が収束している場所です。
絞りを入れるとこうなります。
Resize113857

明らかにピント位置が右の方にずれています。

このピント位置がずれる問題を解決するために
複数のレンズを組み合わせたり
非球面レンズを使ったりして
球面収差を補正した例が下の図です。

Resize113850

瞳像高1の時の光線がプラス側にいます。
これを「オーバーコレクション」といいます。
先ほどの状態は
「アンダーコレクション」です。

オーバーコレクションの時、絞り開放と
絞った時のピント位置は…

Resize113851Resize113852

先ほどに比べてピント位置の移動が少ないです。
一眼レフのレンズはこのように設計されることが多いです。
しかし、ボケの形は、二線ぼけになり、綺麗とはいえません。
そこで、少し改善した設計が
「フルコレクション」です。
像高1でピント位置が0になるように設計されたレンズです。

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このように補正されたレンズであれば
ピント位置の移動をほとんど気にせず使えます。

2014年5月 9日 (金)

・利目、右目左目

右利き、左利きの人がいるように、
目にも利目があります。
右利きの人が多いように、
利目も右目の人が多いです。

実はカメラでファインダーをのぞく時も
利目でのぞかないと良く見えない可能性があります。
どちらが利目かなど意識したことが無いかと思います。
確認してみましょう。

まず両手の親指と人差し指で三角形を作ります

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そのまま腕を伸ばします。
その状態で、両目を開いて、ちょっと離れた物が
中心に来るように腕を動かして下さい。

上の写真だと五月人形のカブトがだいたい中心です。

この状態を保持したまま、
右目と左目を順番に閉じてみます。
その時どちらか片方はちゃんと中心ですが
片方は中心から少しずれていると思います。

ちゃんと中心に来ている方が利目です。

2014年5月 8日 (木)

・その写真どうやって撮ったんですか?その16

今回は花火+花の撮影です。
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今回は花火の撮影から一歩踏み込んで、
その場の風景も入れる撮影です。

花火と花を入れる撮影が難しい原因は
花火の明るさと花の明るさの違いです(輝度差が大きい)。
花火の明るさに合わせると、花が真っ暗に、
花の明るさに合わせると、花火が真っ白になってしまいます。

そこで、花を何かで照らす必要があります。
明るいLEDライトでもいいです、
外付けストロボでもいいです。

・LEDライトで照らす利点
ライトで照らしている光は定常光なので
花火と花の明るさのバランスが取りやすいです。
明るすぎたらライトを花から遠ざけたり、弱めたりすれば良い。

・LEDライトで照らす欠点
風があったりして花が揺れているとぶれてしまいます。
それもまた一興という考え方もありますが、
花火撮影では10秒ぐらいバルブだったりするので
微妙にぶれていたりすると気持ち悪いかもしれません。
また、光学的特性を厳密に考慮すると、LEDは色再現性が悪いので
白く見える光でも緑掛っていたり、
マゼンタっぽかったりする場合もあります。

・外付けストロボを使う利点
カメラのホットシューにつけられるので、
ライトの様に置き場所や向きを変えたりが楽です。
閃光発光なので花が風で揺れていたりしても大丈夫です。

・外付けストロボを使う欠点
まず、光量が足りないことが多いです。
閃光発光なのでガイドナンバーが非常に大きくないと
長秒露光の花火の光量に負けてしまいます。
特に絞りをF16とかにしていると。
ワイヤレスなどで花に近づける、RAWで撮影しておき
後で暗部を持ち上げるなどで対策が可能です。
撮影時画像
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RAWで処理後画像
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また、ストロボ光は色温度が約5000K(青白い色)で
花火は約3000K(電球色)なので
そのまま撮影すると花火とストロボ光で照らされた花の色が
おかしなバランスになってしまいます。
そこで、ストロボの前にオレンジ色のフィルムを張ることで
電球色に近づけることでカラーバランスを整えられます。
LEDライトも青白い光の場合はオレンジのフィルムを張った方がよいです。

オレンジのフィルムを張った
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2014年5月 7日 (水)

・測光方式

カメラの機能の中で
初心者がよくわからなくて変更していない項目で
測光方式というのがあります。

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こんなようなマークで表されることが多い。

評価測光(分割測光)
中央重点測光
スポット測光

の三種類があります。
撮影にどのような影響があるのか
写真で説明します。

下の三つのパターンの写真を
測光方式を変えて撮ってみます。

分割測光(通常はこれ)

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中央重点測光

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スポット測光
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測光方式によって
露出が大きく変わっていることが分かります。
カメラは明るさを自動的に決めてくれますが(AE機能)
その時に、画面のどの部分を見て決めるかが
測光方式です。

分割測光は画像全体を見て決めます。
ここには各社いろいろなアルゴリズムを入れていて
夜景で明るくなりすぎないように、とか
人物が暗くなりすぎないようにとか考えて反映させています。
上記シーンでは白黒グレーの位置が入れ替わっても
場面は変わらないので明るさは一定でばたつきません。

中央重点測光は真ん中付近を重視します。
メインの被写体が真ん中にいる事が多いので
メインの被写体が暗くなりすぎたりするのを防ぐことができます。

中央重点測光を使った例
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スポット測光は中心の明るさが
ちょうどグレーになるようにします。
そのためちょっとでも構図が変わったりすると
大きく露出に影響します。
下の三枚の写真はどれも、真ん中においたテープが
中間のグレーの明るさになっているのが分かります。

Photo

月を撮るときなど、
周りと被写体の明るさが極端に違う時などに使うことが多いです。

2014年5月 6日 (火)

・PLフィルタで反射をコントロールする

レンズの前につけるフィルタで
保護フィルタのほかにどういう種類があるか
ご存知でしょうか。
ND,PL,UVカット,クロス,ソフト…

その中で特にお勧めなフィルタ
PLフィルタで何ができるか紹介します。

まず、PLフィルタとは何なのかというと、
偏光フィルタのことです。
メインの使い方は反射を抑える。
PLフィルタにも二種類あります。
普通のPLフィルタとサーキュラーPLフィルタです。
一眼レフの場合は、内部のハーフミラーの影響で
サーキュラーPLでないと、露出やピントに影響を与えます。

使い方の実践例を。
PLフィルタは枠を回転させることができて、
効果を強めたり弱めたりができます。

・青空を更に青くしてコントラストをつける。
空気中の水蒸気による乱反射を抑えて
青をより濃い青にできます。
PLなし

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PLあり

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・水面の反射を抑えて、水中を見せる
PLなし

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PLあり

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・物体の反射を抑える
PLなし

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PLあり

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・紅葉を色鮮やかに見せる
葉の表面での反射を抑えることで
より深みのある赤にできます。
PLなし

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PLあり

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・虹をくっきり見せる

PLで打ち消す

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PLで強調

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風景を撮影しに行く時には
PLフィルタを持っていくといいと思います。

2014年5月 5日 (月)

・カメラが黒い理由

最近はカラフルな一眼レフが登場していますが、
長らく一眼レフは黒でした。
これにはちゃんと意味があります。
カッコイイから黒というわけではありません。

理由は被写体にカメラが映り込んでも目立たなくするためです。
下の写真のような白いカメラで、人をとってみます。
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撮った写真の瞳の部分の拡大がこちら。
Photo
バッチリカメラが写り込んでいます。
もしも黒なら目立ちません。
人物にかぎらず、ガラスや金属製の商品の物撮りにも同じことが言えます。

同様の考えで、映り込みが気になるシーンでは
カメラマンは黒い服を着ていることも多いです。

こんなピンクのカメラはありえなーい!(私物です)
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2014年5月 4日 (日)

環天頂アーク

5/4の午後5時過ぎに東京地方でレアな気象現象がけっこう見えました。

逆さ虹の環天頂アーク、幻日、内暈、外暈。
Photo
環水平アークと言われるものはけっこう報告されますが、
環天頂アークはほぼ真上にできるので気づく人が少ないのか
ニュースにもあまりなりません。

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このサイトが詳しいです。

2014年5月 3日 (土)

・色再現と光源

この項目は色について扱っています。
キャリブレーションされていないモニタでは正しく色再現が出来ないかもしれません。

プリント写真の評価の項目
照明の演色性が大事と記載しました。
これは実は撮影時にも当てはまります。

その場の目で見た雰囲気を撮影するのであれば
それほど問題ないのですが、
料理を撮影したり、ポートレートを撮影するときは
適切な光源で無いと、不味そうに映ったりします。

どれだけ違うか確認する為に、
いろいろな光源下でカラーチャートを撮影してみました。
演色性だけを見る為に、光源自体の色は
デジカメのホワイトバランス機能でグレーにしています。
イエロー系のパッチに注目してみると、太陽光との差がわかりやすいと思います。

ナトリウムランプは高圧型しかありませんでした。
トンネルに使われているのは低圧型で演色性はゼロです。

太陽光 Ra=100
S_2

ストロボ光 Ra=95
S_3

色評価用蛍光灯 Ra=99
Saaa

三波長型蛍光灯 Ra=84
S_4

LEDペンライト(高演色性) Ra=85
Sled

LU-185

安い蛍光灯 Ra=約65

S_5



LEDライト(超高輝度)

Sled_2

水銀灯 Ra=約40

S_6

高圧ナトリウムランプ Ra=約25
S_7

青色LED

Sled_3

2014年5月 2日 (金)

・露出に迷ったらアンダーで撮る

風景写真を撮るときで
空などとても明るい所と、建物の陰の部分など
とても暗い所が混在するシーンがあると思います。
そのようなシーンなど、適正露出に迷った時
どうすればいいでしょうか

Resize056847
こういうシーン

答えはなるべくアンダーで撮る、です。
アンダーで撮っておけば後で適正露出にできます。
オーバーで撮ってしまうと救えない場面があります。

下の写真は極端な例です。

オーバー
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アンダー
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これを適正露出にしてみます。

オーバー
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アンダー
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オーバーで撮影した方は諧調が失われていて、
どうすることもできません。
アンダーで撮れば、ノイズは増えますが
絵が破たんすることが無くなります。

迷ったならとりあえずアンダーで撮っておくのが重要。

2014年5月 1日 (木)

・演色性とは

プリントした写真を評価する環境として
光源の「演色性」というものが大事です。

例えば、プリントした写真の色がちゃんと思い通りに出ているか、
印刷物の色がちゃんとしているかなどを
確認するときに使う光源です。
蛍光灯やLEDライト、太陽光、電球など
いろいろあります。
しかし、物によっては色の評価に適さないものもあります。

極端に悪い例として、道路のトンネルとかに使われている
オレンジ色のナトリウムランプ。
ナトリウムランプの下では全く色の見分けがつかないと思います。
同じようなオレンジっぽい光でも、電球なら
色の見分けがつきます。
電球の演色性は実はとても良いです。

演色性の悪い光源では正確な色を確認できません。
評価指数がJISで定められています。
最高値が100で、100に該当するのが太陽光、白熱電球などです。
全ての波長の可視光線が出ていれば100になります。

昔の蛍光灯や、安物の蛍光灯だと
演色性が60位です。
このぐらい低いと、色の評価ができないだけでなく
料理がまずそうに見えたりします。

三波長型と書かれている最近の蛍光灯は
80-90位あるので料理もおいしそうに見えるし
色もちゃんと確認できます。

写真などをシビアに評価するのであれば
高演色性の蛍光灯を使う必要があります。
AAAの物は99あり、色評価として十分な性能です。

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LEDは演色性があまり良くありません。
家庭用の電球タイプの最新のは80位ありますが
超高輝度LEDライト、みたいなペンライトはとても悪いです。

EIZO(旧ナナオ)は色評価用として
演色評価指数が97のLEDライトを最近発売しました。

Z-80pro-EIZO

プリントアウトされた写真の色を確認するときは
部屋の照明とかに気をつけましょうという話でした。

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