・色収差を表す図
過去に球面収差を表す
縦収差図と
コマ収差なども表せる
横収差図
について書きました。
しかし、上記二つの図では
色収差については表せません。
あくまでも上のグラフは単色光について表したものです。
色収差は光の波長(色)ごとにピント位置が異なる現象です。
レンズの図
色収差について表したグラフが
下の様なグラフです。
ピント位置が波長によって
プラスだったりマイナスだったりするのが分かります。
特に、上のグラフで示したレンズだと
486.1nmと656.3nmの二か所の波長で
ピント位置がちょうどゼロになるように設計されています。
このような二色の色消しレンズをアクロマートといいます。
三つの波長でピント位置がずれないようにしたのが
アポクロマートです。
望遠鏡を買う際、月や星をくっきり見たいのであれば
倍率100倍とかのよりも、
アポクロマートの望遠鏡を探してください。
私がよく月を撮っているレンズ
「コボーグ36ED」は小さいながらアポクロマートです。
色収差というと
「モノクロ写真を撮るときには関係ない!」
と考えるかたもいるかもしれませんが
被写体から出る光は様々な波長の光を含んでいます。
そのため、色収差が適切に補正されていないと
コントラストの低いぼやけた写真になってしまいます。
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