・ヒストグラムの見かた
写真を撮る時に知っていると便利なグラフが
ヒストグラムです。
写真の明るいところと暗いところが
どの程度存在するかの分布を表わしています。
上記の写真では、
中間調の明るさが画像の殆どを占めていることが分かります。
では、このヒストグラムで何が分かるのだろうか。
白飛びしているか、黒つぶれしているかが一目でわかります。
上記の写真のヒストグラムは
右側に張り付いています。
これは白飛びしている状態です。
上記の写真のヒストグラムは
左側に張り付いています。
これは黒つぶれしている状態です。
上記の写真では
暗い部分が画像の大部分を占めていますが、
ヒストグラムで左側に張り付いていないので
黒つぶれはしていません。
また、ヒストグラムと写真の露出のイメージがつくようになると
屋外などで液晶画面がよく見えない時にも、
適正な露出を判断することが出来ます。
晴天下の背面液晶で暗く見えても、
実際は明るかった、などの失敗をなくせます。
比較的良いと言われるヒストグラムは
山が中央付近にあるときです。
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