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2014年6月30日 (月)

・画面で見る色とプリントした色

デジタルの現代では写真は液晶ディスプレイや
スマホで見る事が主流になっています。
液晶画面などは拡大すると光の三原色のRGBの画素で構成されています。
最近は白い画素を含めたRGBWの液晶が流行ってますが。

プリントした写真と画面で見る写真の大きな違いは、
反射光を見るのか、発光物を見るのかです。

反射光の場合、プリント写真を見る環境で色異なります。
(蛍光灯の下と、白熱電球の下では色が異なって見える)

蛍光灯の下
Resize115121_2

白熱球の下
Resize115122

一方、液晶画面は基本的に外光に影響されにくいです。

蛍光灯の下
Resize115124

白熱球の下
Resize115123

これが、プリント写真と画面の色合わせの一番難しい原因です。
プリント写真は正しい光の下で見なければなりません。
また、液晶モニタはキャリブレーションされていなければいけません。
液晶モニタはRGBのフィルタをかぶった画素を発光させているので
モノによって質が大きく異なってきます。
また、経年変化によって色が変化します。
下の図は人間の目が見える範囲の色を表した図です。

Resize115125_2

数値的に図の馬蹄形の部分の色が塗られた部分が人間の目に見えるとされています。
モニタはこの範囲の全ての色を表すことは不可能です。
RGB三つの画素で構成されているため、
モニタの表せる範囲は三角形の中の色だけです。

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