2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 浜離宮恩賜庭園 | トップページ | ・JPEG圧縮の話 その1 »

2014年6月 2日 (月)

・ワーキングディスタンスと最短撮影距離

以前にワーキングディスタンスと
最短撮影距離は違いますよ
と書いたことがあったかと思います。

Photo_2

最短撮影距離とワーキングディスタンスの
二つの言葉を使い分ける場合があります。

最短撮影距離は、文字通り
どこまで被写体に近づけるかという意味で使うことが多いです。
どれだけ寄れるか、ともいえます。

ワーキングディスタンスはカメラのレンズに限った
言葉ではありません。
レンズ全般に使う言葉です。
カメラのレンズはピント位置を1m先に合わせたり
無限遠に合わせたりできます。

しかし、基本的にレンズはピント位置固定です。
虫眼鏡を使う時も、レンズ自体を動かすか、
被写体を動かすかすると思います。

この
ピントの合う距離がワーキングディスタンスです。

顕微鏡でのワーキングディスタンス
Wd3
ピントが合った時のレンズ先端から被写体までの距離です。

カメラでは、どれだけ近づけるか、ではなく
どれだけ距離を取れるか、でワーキングディスタンスを使うことがあります。
特にマクロレンズで被写体をアップで撮りたい場合などです。
Resize114097 こういう撮影。

あまりにもワーキングディスタンスが無いと、レンズの影が写ってしまいます。

Wd4_2

また、必ずしも近くにで撮影できないことも…。
Wd_2 180mmなどの焦点距離の望遠マクロであればワーキングディスタンスを稼げます。
Wd2

« 浜離宮恩賜庭園 | トップページ | ・JPEG圧縮の話 その1 »

写真講座」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ・ワーキングディスタンスと最短撮影距離:

« 浜離宮恩賜庭園 | トップページ | ・JPEG圧縮の話 その1 »