・画像の合成方法の種類
最近のデジカメには多重露出機能が付いたものがあります。
多重露出は複数枚撮影した画像を一枚に合成する機能です。
合成する手法として主に三種類あります。
次の二枚の画像を合成する場合を考えてみます。
図A
図B
平均 (A+B)/2
一番一般的な合成方法かと思います。
二枚の画像の平均を取ります。
加算 A+B
こっちも一般的です。
合成枚数が増えるほど、画像が明るくなります。
比較明 (A>B) ? A:B
AとBの明るい所だけを採用する方式です。
天体撮影でよく使用されます。
そのほかに良くつかわれる合成も紹介します。
比較暗 (A<B) ? A:B
比較明の逆です。
差の絶対値 |A-B|
引き算をして絶対値をとります。
似ている二つの画像の違う部分を見つける事ができます。
防犯カメラなどで、不審者が侵入した時など
直前の画像との差を見ると、
動いた部分がすぐに分かります。
まちがいさがしも超簡単見つかります。
下の二つの画像にはまちがいが
13個あります。
差分をとると…
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わかりやすくて、目からウロコ、、です。
投稿: かんてつ | 2014年7月12日 (土) 08時46分
ありがとうございます!
画像データなら間違い探し一瞬でわかります
投稿: 管理人 | 2014年7月13日 (日) 17時15分