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2014年8月12日 (火)

・水族館での撮影方法1

水族館で上手な写真を撮るのは結構難易度が高いです。

難易度が高い理由
・展示がすでに、目で見ることを前提に完成されている
・LEDなどの特殊光源のため、色がきれいに出せない。
・水、水槽のアクリル、空気のそれぞれの境界で屈折が発生。
・暗いので感度が上がってノイジーになりがち
・魚が速いのでぶれやすい

今回は水槽をとるときに気をつけることを説明します。
まず、レンズはマクロレンズを使います。
水槽をとると、屈折の関係で思ったほど近づけません。
そのため、被写体を大きくとるにはマクロレンズが最適です。
全体をとるだけなら、コンデジやスマホで十分です。
できれば中望遠系のマクロレンズがお勧め。

撮影する時には水槽に対して垂直になるようにします。

OKの状態
Aqua1_3
NGの状態
Aqua1_1

これは屈折の影響を極力なくすためです。
水、水槽、空気の境界部分で屈折が生じますが
この時光の波長によって屈折率が変わります。
赤い光と青い光が下のように分かれてしまいます。

Aqua1_2

こうなると、ピントがどこにも合わなくなってしまい
ボケボケの写真になります。
斜めになればなるほど、この影響は大きくなります。

垂直に撮ったとき
Resize115745

斜めから撮った時
Resize115746

まずは上記の点だけでも気をつけて撮ると
それなりに魚を写すことが出来ます。

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