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2014年8月31日 (日)

・ペンタックスの構図微調整機能でシフト効果を得る

一眼レフはレンズ交換が醍醐味ですが、
その中でも特殊レンズは使っていて特に面白いレンズです。
魚眼レンズやマクロレンズが特殊レンズに相当します。

その中でもマイナーなのが
ティルト・シフトレンズです。

需要があまりないので値段が高く
なかなか手が出せません。

何ができるレンズかというと、
その名の通り、ティルト撮影、シフト撮影ができます。
今回はシフト撮影について簡単に説明します。

シフトレンズはレンズの光軸をセンサの中心からずらせるレンズです。

これで何の意味があるのか。
主に多用されるシーンは建築写真です。

Resize117551

普通、建物を見上げるようにして撮影すると
上のほうがすぼまるように写ります。
建築写真ではこういった問題を解決するために
シフトレンズを使います。
シフトレンズを使うことで建物の平面をきちんと撮影できます。

見上げるように撮影した時
9 建物とレンズが平行になるように撮影
Tilt_4

シフトレンズで光軸をずらして撮影
Ff9

ペンタックスの一眼レフの中級機
「K-7, K-5, K-3」に搭載されている機能で
構図微調整という機能があります。
この機能はセンサーシフト式手ぶれ補正機能を応用したもので
センサーの位置をずらして、構図を微調整するという機能です。

Bod_img_01_03_2

センサの位置をずらすので、シフトレンズでレンズの位置をずらした時と
同じような効果が得られます。

レンズシフト

Tilt_2センサシフト

Tilt_1

上の写真が通常撮影
下の写真が構図微調整でシフト効果を得た時です。

Resize117550Resize117549_2

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コメント

ペンタックスのセンサーシフト量、どの程度なのか知りたいですね。
メーカー自ら”微量”と言っているし、フレミングの法則で磁気で引っ張っているので
数百ミクロンでしょうか?

確か、ケンコーが扱っていたか、レンズベビーも”あおり”が出来る面白い商品です。
こちらはシャインフリュークの法則で
ボケのコントロールも出来ますよ。ご存知でしょうがご参考まで。

ホームページには±1.5mmと記載されています。
思ったよりも動かせるのかと思いますが、さすがにシフトレンズにはかないません。
レンズベビーはレンズ自体の像性能がおもちゃの域なので購入まで至りません…。
サムヤンのティルトシフトレンズでも10万円しますし…。

早速のレス、ありがとうございました。

レンズベビーですが、マスターレンズが無い単なるアダプタで、メカニカルバックの短いミラーレスと、fBの長いSLR用レンズのバック差内に収まるものもあったような、、CP+でも説明員の腰が引けていて、よくわかりませんでした。 確かにおもちゃっぽい商品ですが、前後の大きなボケで遊べるようです。


マウントアダプターのはKIPONから出ていますね。
Kマウント→マイクロフォーサーズでティルトシフトができるのが無いのが残念です。

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