・1/8000秒や1/6000秒の高速シャッターの意味
一眼カメラの最高シャッター速度は
入門機だと1/4000秒、中級機以上だと1/8000秒が一般的です。
高速シャッターを搭載している機種では
「高速シャッターで動いている被写体もぶれずに撮れる」
という謳い文句があったりします。
実はこれは半分間違いです。
シャッター速度1/500
猫なら大体シャッター速度1/1500もあれば十分に止められます。
噴水の水でも1/4000秒で止められます。
ではそんなにも高速シャッターを使うのはどこなの?
というと、昼間に、明るいレンズで絞りを開いて撮影するシーンです。
ISO100 F1.4 1/8000s
絞りを開くと光がたくさん入ってくるため
高速シャッターでなければ明るく写ってしまいます。
ならば絞ればいいじゃんと思うかもしれませんが
絞ると背景があまりボケません。
高速シャッターで有れば入ってくる光の量を少なくできるので
この問題を解決できます。
更にシャッター速度を速める必要があるようなシーンでは
NDフィルタを使ってそもそもの入ってくる光量を落とせば対応できます
![]() 光量を減らし動感表現を実現【即配】 KENKO ケンコー カメラ用 フィルター 72mm PRO1D プロND8(... |
« ・F8対応AFとは | トップページ | ・ハートのキャッチライトを入れる »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・圧縮効果とは(2021.01.17)
- ・ボリューム歪(3Dディストーション)とは(2021.01.13)
- ・寒い中での撮影支援アイテム(2021.01.05)
- ・triangleGND使い方(2021.01.01)
- ・超難しいUSB規格(2020.12.24)
コメント