・ステレオグラム(マジカルアイ)は位相差AFと似ている
以前に位相差AFについて
直観的な理解の記事を書きました。
位相差AFは視差(位相差)がある異なる二つの画像が
一致するところがピントが合っている場所
というようなイメージです。
ステレオグラムも目のピント位置を動かして
絵や文字が浮かび上がる場所を探す遊びです。
位相差をずらしていく様子が下の図です。
二枚の画像が一致するところが
ピントの合ったところだと言えます。
画像間の差の絶対値をみると、
一致している部分は黒くなるので分かりやすいです。
ずらしていくと、
星型でぴったり一致する部分があります。
ここがピントの合う位置、その1です。
最後までずらしてぴったり重ねると、
当然ながら同じ図なのでまっ黒になります。
ここがピントの合う位置、その2です。
普通にこの図を眺めると(図の全体にピントを合わせると)
単にランダムな模様にしか見えませんが、
目でのピント位置を変えることで、もう一か所ピントが合う位置があり、
その時に図柄が見える仕組みです。
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