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2014年9月23日 (火)

・初心者がマニュアル露出モードを使うと上達が遅い

最近、カメラを始めたばかりの方で
上達のためにMモード(マニュアル露出)を使う人が
身の回りに何人かいますが、これは逆効果だと思います。

写真の基本は露出です。
その露出をコントロールする要素の
絞り、シャッター速度、ISO感度が密に絡んでいますが
いきなり全てをコントロールする必要のあるMモードを使うと
こんがらがります。
それでも使いたいならば、輝度計なども用意してください。

現在のカメラにはAEという文明の利器が備わっているので
それを使わないのは非常にもったいない。
あえてMモードといういばらの道を進む必要はない。

AEはカメラが考えた(カメラメーカーが考えた)その場所での
適正露出で撮影してくれます。
適正露出はカメラメーカーが長年の経験やデータを元に割り出すため
ある意味お手本と言えます。

何事もお手本がなければ上達は難しい。
いきなりMモードを使うのはお手本無しに学習するようなものです。
1Evの差がどの程度なのかの感覚もMモードでは初心者にはわかりづらいです。

もちろんお手本が間違うこともあるので、
その時は「露出補正」で自分に最適な解を見つけます。

オススメは絞り優先モードです。
このモードではお手本の露出を保ちつつ、
ボケをコントロールすることが出来ます。
絞り優先モードでF値を変えるとシャッター速度がどう変化するか、
露出補正をすると、シャッター速度がどう変化するか、
この辺の感覚をつかむのが上達の早道です。

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