・ナノトラッカーにポーラメーターをつける
ナノトラッカーは安価な簡易赤道儀です。
![]() 【楽天ショップオブザイヤー受賞!】【送料無料!・代引き手数料無料!】《新品アクセサリー》 ... |
赤道儀は極軸合わせという作業が必要になります。
極軸合わせは赤道儀の回転軸を地軸の向きと合わせる作業。
北極星の向きです。
ナノトラッカーでは、のぞき穴に北極星がが入るようにします。
しかしこれは相当困難な作業です。
そこでお勧めなのが、ポーラメーターを取り付ける方法です。
![]() 【9/30am9:59迄ポイント3倍】【Joshinは平成20/22/24年度製品安全対策優良企業 連続受賞・Pマー... |
ポーラメーターは別の簡易赤道儀の
ポラリエ専用の極軸合わせ補助器具です。
これをナノトラッカーにつけると極軸合わせが楽になります。
しかし、ナノトラッカーにはアクセサリーシューが無いので
自分で工作する必要があります。
カメラ屋さんでシューの部分がついたパーツを買ってきて分解しましょう。
向きには気をつけてください。
差込口がナノ・トラッカー本体の底面方向に向くようにします。
日本では北極星は仰角35度なのですが、
ナノ・トラッカーの側面は回転軸から微妙に傾いているので
37度にするとちょうどよいです。
次に角度を北に合わせます。
国土地理院のサイトで
撮影場所の偏西を調べます。
下部にある緯度経度を入力する部分で
細かく調べることが出来ます
富士山御殿場口は6°41'でした。
方位磁針で6.41に合わせます
注:私のポーラメーターは気圧の変化で
コンパス内に気泡が入ってしまったので別のものに交換してあります
水準器もしっかり合っていれば問題なし。
微妙にずれてることも有りますが、
これで大雑把には合わせられるので
望遠でも30秒とかなら行けます。
« ・天体撮影時に構図を決めるやり方 | トップページ | ・長秒時ノイズリダクションでノイズが増える »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・超光害地での星空現像の手順(2025.01.24)
- ・RAWだとなぜ白飛びが(ある程度)救えるのか=RAWからjpegまでの流れ(2025.01.15)
- ・野菜工場の光はなぜピンク?(2025.01.10)
- ・天体や蛍撮影時に活用、USBカプラー(2024.12.25)
- ・sigma 105mmF2.8 DGDNマクロの性能確認(2024.12.15)
こんにちは、コンパスを交換されておられるとのこと。私の持っているものは磁針の動きが緩慢で縁をたたくだけで、値がふらつき使い物になりません、よろしければ交換されたものの商品名を教えて頂けないでしょうか、よろしくお願いいたします。
投稿: ウォンバット | 2017年10月28日 (土) 11時27分
コンパスは
https://www.amazon.co.jp/YCM-1717-%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9-No-9000L/dp/B000BT81CY/ref=sr_1_57?s=sports&ie=UTF8&qid=1509171726&sr=1-57
のものに交換しています。
取り外して、ポーラーメーターに入れるとぴったりはまります。
ただ、コンパスはちょっとの振動で針が動くものなので、
振動させないように、じっくりと少しつ方位を合わせていくしかない感じです。
投稿: 管理人 | 2017年10月28日 (土) 15時25分
管理人様 ネットを検索してもなかなかぴったりのものが見つからず困っておりました。早速情報を下さり感謝申し上げます。おっしゃるように磁針はちょっとの振動でふらつきますね、またスマホのケースなどに付いている磁石でも狂うようです。ありがとうございました早速改造してみたいと思います。
投稿: ウォンバット | 2017年10月29日 (日) 11時13分