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以前に安いカメラでは、ハイライトの飛び際の色が不自然になる
というような内容の記事を書きました。
この不自然になるというのは、色相が回転してしまう現象です。
色相とは、色の種類の様なものです。
色相を表した図です。
例えば、この図において中心から放射方向に色が変化した場合は
彩度が変わるだけで色相(色の種類)が変わるわけではありません。
しかし、色相が回転すると
彩度は変わりませんが色が変わってしまいます。
下の図では、中心から見て丸の位置は変化していませんが
色相が回転しているので別の色になっています。
色相の図では実際に図自体が回転するので
イメージがしやすいと思います。
一般被写体でも色相を回転させると
色味が全く変わってきます。
元の写真
画像処理ソフトを使えば色相の回転は簡単にできます。
しかし、自分でプログラムを組む場合、
RGBをどのように変換すればいいのか。
高校三年の数学で回転行列について習います。
cosθ -sinθ
sinθ cosθ
これを使います。
色はRGBの三次元です。
但し、色相を回すには色を輝度と色差情報で考える必要あり。
YUVで考えましょう。
三次元の回転行列のため、行列式は以下になります。
Y(輝度信号)は回転しません。
1 0 0
0 cosθ -sinθ
0 sinθ cosθ
RGBとYUVの変換行列との掛け算を考慮し、
回転角を入力するとRGBの変換マトリックスを
出力するエクセルシートを作成しました。
カラーマトリックスについてはこちら。
黄色のセルに角度を入力すると
青色のセルにマトリクスが出力されます。
プログラムで色相の回転を理解したい方は
計算式など参考にしてみてください。
カメラを三脚に取り付ける。
三脚は脚をちゃんと開き、ぐらつかないように。
クイックシューor雲台にしっかりと締め付けて取り付ける。
infoボタンを押して、各種設定を変えていきます。
デジタルフィルターオフ
HDRオフ
ハイライト補正OFF
シャドー補正OFF
手ぶれ補正OFF
ディストーション補正も忘れずOFFしてください。
ディストーション補正がONだと、比較明合成をしたときに
補正痕が目立ちます。
網のような模様が発生。
画面設定でグリッド表示をすると構図を決めやすいです。
フォーカス設定の中でMFアシストを×4にします。
フォーカスアシストは、逆に見づらいという人もいるので
好みによってオンオフを変えてください。
シャッター半押しでAFで遠くのマンション等にピントを合わせます。
合わせたらMFに切り替えます。
OKボタンを押すと拡大表示がでるので、正しいかざっくり確認して下さい。
ピント合わせが終わったら、構図を決めて試しに一枚撮影します。
ISOは125-400の間くらいが良いと思います。
RAWで撮影することをお勧めします。
構図は問題ないか、色合いは大丈夫か。
カメラ内RAW現像で最終仕上がりの設定を追い込んでおきます。
ここで露出とホワイトバランス、カスタムイメージを決めます。
露出は一緒に写したい被写体(スカイツリーなど)が白飛びしない程度にします。
Qシリーズは長秒時NRがオフにできないため、
シャッター速度は10秒以下にした方が良いです。
できれば5秒くらい。
F値は8までしか行かないので、場合によっては内蔵NDをオンにしてください。
インターバル撮影はメニューから入ります。
撮影間隔はシャッター速度+2秒が目安です。
あとはひたすら待ち続けます。
最低でも30分ほどは待たないと星が線になりません。
PENTAX Q(初代) + 02レンズ
6秒×240枚、F2.8、ISO250
3、撮影後の合成
合成はパソコンで行います。
KikuchiMagicかSiriusCompが有名です。
冬になると空気が澄んで星が綺麗に見えます。
ペンタックスの一眼カメラで星の軌跡を綺麗に撮る設定を
書きます。
今回の記事に書いてある設定をすれば
取り敢えずある程度綺麗に撮れます。
あとは微調整を自分で行うことで
好みの色合いなどに近づけていけば良いと思います。
1、オート、補正機能は全てOFFにする。
星を撮る時はオートフォーカス、オートホワイトバランスなど
オートの機能は全てOFFにします。
その他、オフにするのを忘れがちな機能は以下です。
ハイライト補正
シャドー補正
ディストーション補正
倍率色収差補正
手ぶれ補正
自動水平補正
2、撮るときの手順(Kマウント)
カメラを三脚に取り付ける。
三脚は脚をちゃんと開き、ぐらつかないように。
クイックシューor雲台にしっかりと締め付けて取り付ける。
レンズマウント横のAF/MFレバーをMFにする。
長秒時NRをオフにする(できない機種もあります)。
ライブビューモードにする。
大体の機種ではLVというボタンがあります
この状態である程度ピントを遠景に合わせます(MFで)。
その状態で、空にある比較的明るい星が中心に来るように
カメラの向きを変えます。
infoボタンかOKボタンを押すと拡大表示ができます。
拡大表示の時に後ろダイアルを回すと×10まで拡大可能です。
ここでピントを微調整していきます。
これが難しい。
下の図のように、明るい星は軸上色収差で
ピント位置で色が変わります。
ジャスピンの時には、暗い星もうっすら見えてきます。
そこを見つけてください。
ノイズなどの影響でとても分かりにくいです。
ピント合わせが終わったら、構図を決めて試しに一枚撮影します。
RAWで撮影することをお勧めします。
構図は問題ないか、色合いは大丈夫か。
カメラ内RAW現像で最終仕上がりの設定を追い込んでおきます。
ISOは100-400の間くらいが良いと思います。
ここで露出とホワイトバランス、カスタムイメージを決めます。
露出は一緒に写したい被写体(スカイツリーなど)が白飛びしない程度にします。
ホワイトバランスは個人的に昼白色蛍光灯が天体写真では好きです。
シャッター速度と絞りの関係は
この記事を参考にして下さい。
設定を追い込んだら撮影開始。
RAWで撮影すると容量が多くなるため、私はJPEG撮影をしています。
K-3より前の機種ではメニューから入ります。
K-3以降ではドライブモードから入ります。
撮影間隔はシャッター速度+2秒が目明日です。
上の図では露光時間10秒の時です。
+2秒の意味は、撮影後の画像処理の時間を考慮した結果です。
あとはひたすら待ち続けます。
最低でも30分ほどは待たないと星が線になりません。
K-3 SIGMA10-20mmF3.5 8秒×120枚 F9.0
建物が明るいのでハーフNDを使用。
長くなったので、PCのソフトを使った合成と
Qマウントは次回書きます。
MTFについて以前に書きましたが、
その中の項目でサジタル方向、メリジオナル方向の向きがよくわからない、という
ご指摘を受けました。
というのも、ニコンのMTFの説明のページには以下のように記載されているためです。
S方向(サジタル方向:放射方向)とM方向(メリジオナル方向:同心円方向)
上の図の説明と比べると逆になっています。
リコーイメージングの説明でも下記のように記されています。
S方向(サジタル方向、放射方向)のMTFを実線で表し、
M方向(メリディオナル方向、同心円方向)のMTFを破線で表しています。
更に、パナソニックの説明だと
サジタル(同心円方向)の「S」とメリジオナル(放射線方向)
こうなるとどっちが正しいのか分かりません。
メリジオナルは放射なのか同心円なのか。
レンズ収差などの定義では、
物点と光軸を含む面をメリジオナル面と定めています。
直感的に理解するためには、像の流れを考えると分かりやすいです。
上の写真は放射方向に像が流れています。
別の言い方をすれば、同心円方向の解像が悪い
とも言えます。
下の図は同心円チャートです。(テキトウな図ですが)
この時、同心円方向の解像が悪い、と
下の図のようになります。
放射方向に像が流れる = 同心円方向のチャートの解像が悪い
つまり、各メーカのMTFの説明では向きの説明が足りないのが原因です。放射方向に像が流れる → サジタル方向(ニコン、リコーイメージング)
同心円方向のチャートの解像が悪い → サジタル方向(パナソニック)
放射方向のチャートの解像が悪い → サジタル方向(ニコン、リコーイメージング)
同心円方向に像が流れる → サジタル方向(パナソニック)
これでは混乱しても仕方がない。
MTFのSが悪い時はサジタルコマフレアが発生。
同心円方向に羽が広がる、とでも覚えましょう。
※2017/6追記
逆だった記載を修正しました。
MTF曲線の話をしているので、パナソニックより、ニコン・リコーの方が
より正確な表記といえます。
最近はテレビモニタなどで4Kのものが普及しはじめました。
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4KはフルHDの4倍の画素数をもつ規格です。
大体、横4000×縦2000画素。800万画素。
4Kの次は8K(スーパーハイビジョン)です。
8Kになると横8000×縦4000で3600万画素も必要になります。
表示できる画素数が多くなるほど、階調飛びが目立つようになります。
下の図は6階調のグレースケールです。
図が小さいとあまり分かりませんが、
拡大すると階調飛び(明るさの段差)が分かります。
現在写真の形式として広くつかわれているJPEGは
8bitです。
赤青緑それぞれの色が2^8=256階調有ります。
三色合わせて作れる色の数は約1677万色です。
十分に感じますが、空など青だけのグラデーションでは
256段階しか表現できなかったりします。
すると上のグレースケールの例のように、
高画素の4Kや8Kになると階調飛びが見えてしまいます。
現状ではJPEGが普及しすぎてしまっていますが、
次の画像規格はいろいろと考案されています。
ただし、根づいていません。
Windowsで標準対応しなかったり、計算量が多かったり、
いろいろと理由はありますが…。
JPEGよりも圧縮率が高い規格もいろいろ出てきているので
そろそろ新しい規格が広ればなぁと思っています。
デジカメで星の軌跡を残した撮影をするとき、
比較明合成を行います。
比較明合成で有れば、都心部の空が明るい場所でも
比較的星がたくさん写ります。
比較明で星を撮るときに気になるのが露光時間です。
例えば
20秒の撮影を20枚 = 計400秒
5秒の撮影を80枚 = 計400秒
露出は20秒の方のF値を2段絞ることで同じにします。
この時星の軌跡がきれいに残るのはどちらの方か…。
カメラの処理時間の関係上、
1枚撮影するごとに2秒の感覚をあけているため
最終的な軌跡の長さは若干異なります。
20秒よりも5秒の方が暗い星の軌跡が
しっかり残っているのが分かります。
これはバックグラウンド(背景の空)の明るさによる影響です。
星もゆっくりですが動いているので、
画素単位で見ると、長秒にするほど
星じゃない背景の明るさが支配的になります。
定常光と瞬間光のような関係です。
そのため、露光時間を長くするほど星が見えにくくなってしまいます。
街明かりなどの影響が強い場所では
なるべく露光時間を短くして枚数を多くとったほうが良いです。
レンズの性能を表すグラフとしてMTFがあります。
レンズの性能紹介ページに行くとグラフがあります。
このグラフの見方を簡単に説明しようと思います。
MTF(=Modulation Transfer Function)は
コントラストがどの程度まで表せるかを示す関数です。
下の図がMTFでのコントラストのおおざっぱな概念です。
sin波の白と黒の1セットで1本として数えます。
被写体のパターンは白と黒の差が大きく、
コントラストが高いといえます。
レンズを通過して写し出された像は
若干ぼやけてコントラストが低くなります。
数値で表すと以下のようになります。
この図ではコントラスト比でみると
レンズ通過後は50%まで落ちています。0.5でも良いです。
MTF曲線のグラフの縦軸はこういう意味です。
横軸については何種類かパターンがありますが
一般的にレンズのMTFで示される時は像高になっています。
大抵、実線と破線の二つで一組で表されます。
サジタル(ラジカル)と
タンジェンシャル(メリジオナル)
を表しています。
サジタルコマフレアの項目でも同じような事をかきましたが
この図のような感じです。
対角線の端が像高1。
つまり、MTFグラフは左が画像中心で
右に行くほど画像の端になります。
上で示したMTFグラフのレンズだとすると、
撮影画像はこんな感じになります。
中心はしっかりと描写されますが周辺がぼやけています。
周辺の描写が悪いレンズです。
下のMTF曲線はサジタルは非常によいですが、
タンジェンシャルが周辺で落ちています。
このようなレンズだと下のような写りになります。
周辺が流れるような描写になります。
実際のレンズのMTF曲線を見てみましょう。
ツァイスの otus 85mm F1.4のグラフを借りてきました。
解像性能が非常に高いと評判のレンズです。
お値段も高いですが。
このMTF曲線では、サジタルとタンジェンシャルのペアの曲線が
3組かかれています。
これは異なる周波数の数値がかかれています。
上から10本/mm、30本/mm、40本/mmです。
イメージ的には下のように周波数が異なっています。
本数が増えても(模様が細かくても)MTFが高い数値を維持しているならば
細かいディティールまでもしっかり解像ということです。
上記のことが分かっていると
レンズを比較するときの性能の
目安のひとつになると思います。
ただし、MTFは平面チャートでの性能です。
実際に写真を撮るときは奥行きのある被写体で
ボケ味が重要になります。
ボケ味はMTFからは読み取れません。
最近のイルミネーションはLEDがほとんどです。
LEDは特性上、蛍光灯と同じように高速で点滅しています。
人間の目では感知出来ないだけで。
拡大
関東では1秒間に100回点滅しています。
ということは、シャッター速度を1/100sより
早くすると、イルミネーションが光っていない瞬間を
撮影してしまう事も有り得ます。
この写真のシャッター速度は1/320です。
下半分が暗くなっています。
蛍光灯のフリッカーの項目と
ストロボ同調速度の項目を見ると
なぜこうなるかが分かります。
明るめのイルミネーションで、
背景をぼかそうと思ってF1.4とか開放で撮ると
シャッター速度が1/100sより早くなることが
結構あります。
その時には多少絞ったり、
NDフィルタを入れてシャッター速度を1/100sより
遅くする必要があります。
先日、スカイツリーの特別ライトアップを見てきました。
ノーベル賞受賞を記念してRGBの色にライトアップされます。
5パターンの点灯を繰り返す感じでした。
RGBそれぞれの3段構成
Rだけの構成
Gだけの構成
Bだけの構成
三色合わせたW(ホワイト)の構成
上記写真撮影時に、インターバル撮影をして、
後で比較明合成で星の軌跡を残そうと思っていました。
比較明合成の結果がこちら。
スカイツリーが白くなってしまいました。
そうです、RGBそれぞれ点灯しているので
それを全部合わせると白くなってしまうのです。
赤の点灯時と緑の点灯時の画像を合成すると…
こんなライトアップ今してないよ。
イエローになります。
それぞれの色の混合比率を変えればオレンジとかも。
青緑も
どんな色でも作り出せます。
実際にスカイツリーの色々な限定ライトアップも
RGBのLEDの明るさの制御で実現していると思います。
長らく緑と赤しか無かったLEDに青が加わったからこそ出来るようになりました。
お台場の花火を撮影してきました。
12月の土曜日、夜7時より10分間だけですが花火が上がります。
あまり知られていませんが、結構いい花火が上がります。
その後、ゆりかもめで汐留に移動。
カレッタ汐留でイルミネーション。
去年はプロジェクションマッピングをやっていましたが
今年はやっていませんでした。
最近のイルミネーションは原色系ではない優しい色が増えてきた気がします。
こうした多彩な色が出せるようになったのも、ノーベル賞を受賞した
青色LEDが発明されたからです。
青が発明されたことによって、光の三原色
RGB赤緑青を用いてすべての色が出せるようになりました。
ノーベル賞受賞記念の特別ライトアップスカイツリー。
12月11日~18日に実施する。日本人3名による、
青色LEDに関するノーベル物理学賞の授賞式に合わせて行なわれるもので、
期間中は20時15分~23時のみ点灯する。
20時15分まではクリスマスライティングを実施している。
写真撮影にはまってくると、
何かと荷物が増えがちです。
三脚持っていこう、
このレンズ使わないかもしれないが一応持っていこう、
ストロボも持っていこう、
645も持っていこう。
そして修行のような荷物に。
車移動で有ればある程度は問題ありませんが、
電車移動やスナップだと苦痛。
有る程度撮る被写体が決まっているならば、
必要なものだけ持っていくようにするべきです。
そのためには、
目的地でどのような写真が撮りたいのか
あらかじめイメージしておくのが大切です。
例:紅葉を撮りたい
写真のイメージ
必要なもの:望遠ズームレンズ、望遠マクロレンズ、PLフィルタ
例:夜景を撮る
撮りたい写真のイメージ
必要なもの:三脚、広角レンズ、レリーズケーブル
例:渓流を撮る
撮りたい写真のイメージ
必要なもの:三脚、NDフィルター、レリーズケーブル
例:イルミネーションで玉ボケを作りたい
写真のイメージ
必要なもの:明るい単焦点レンズ
どんな写真を撮るのか何パターンかイメージできれば
そのぶんだけの機材を持ってくことができます。
例えば夜景と渓流を撮るなら、
上記の持ち物のandで
持っていけばよいです。
宙玉はそれだけで面白いアイテムです。
絞るほど背景がはっきりし、
宙玉の輪郭もくっきりします。
逆に開放だと背景は大きくボケて
そらたまの輪郭もぼやけます。
イルミネーションを撮っていると、
背景を大きくぼかしたいシーンがあります。
しかし、宙玉はクッキリさせたい。
そこで、多重露出をしてみたら、思った以上に面白い表現になりました。
絞って撮影した写真
多重露出をするときは絞り開放にします。
一枚目は露出補正なしで、
そらたまの輪郭にピントが合うようにMFで撮影。
この二枚を多重露出の比較明合成するとうまくいきます
(調度よい露出を見つけるのは難しい)。
多重露出回数を増やしたりすると
こんな写真がとれたりもします。
レンズを薄くする手法のひとつにフレネルレンズというものがあります。
プラスチック製のペラペラの虫眼鏡です。
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こんなにも薄いのにちゃんと拡大されて見えます。
どういう仕組みなのか?
したの図は普通のレンズとフレネルレンズを簡略化した図です。
フレネルレンズは普通のレンズを同心円状に切った形をしています。
光線を描くと普通のレンズと同じになります。
しかし、いくら普通のレンズと同じとはいえ、
ガラスだと形成が困難だったり、溝の部分が目立つので
カメラのレンズとして使用するのは非現実的です。
カメラではストロボのところに用いられています。
キセノン菅の前にあるフレネル板です。
今年度も気になるカメラが各社から発売されました。
使った事が無いのも多いのでインプレなど見ての
所感をまとめます。
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変態的なのは外観だけではない。
センサも変態的(褒め言葉)。
独自の積層型センサで色モアレが原理的に発生しない。
また、解像感が非常に高い。
ブルーの境界のエッジにジャギーが発生しやすい、
電池が持たない、高感度が使えない
など、使いこなしが難しいが、使いこなせれば中判レベルの写真が撮れる。
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中判ならではの圧倒的な高画質。
645Dの後継機。
ハッセルやマミヤ等の業務用中判デジタルカメラはお値段が高すぎる。
それがお求めやすい価格に。
前機種より進化したのが、ソニーCMOSによる圧倒的高感度。
あと、レスポンス。
5000万画素はA1でプリントしても細部までくっきりしている。
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ISO51200が普通に使える。超高感度カメラ。
フルサイズセンサながら画素数が1200万画素。
昨今のスマホよりも画素数は少ないです。
カメラの画質は画素数ではない!!!
暗闇でもノイズレスに撮影ができる。
ダイナミックレンジも広い。
そしてEマウントなので、マウントアダプタで
他のメーカのレンズがつけられる。素晴らしい。
・富士フイルム X-T1
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Xtrans CMOSやら高倍率液晶ビューファインダ、
官能的な外観、高スペックなレンズ群などなど。
マニアックなものが好きな人にはたまらないカメラ。
現時点で全てを詰め込んだミラーレス一眼。
・パナソニック GH-4
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ミラーレス一眼の一つの方向性を示したカメラ。
上記のソニーや富士フイルムもそうだが、
ミラーレス一眼はある方向で特化した機能があるものを選ぶのが良い。
このカメラの特化は4K動画。
4Kとは4192×2160画素の
フルハイビジョン(1920×1080)の上の動画規格。
おおよそ800万画素です。
この動画が撮れると何が良いのかというと、
動画の中の位置フレームを切り出して、それを写真にできる。
つまり秒60コマ連写をずっと続けているようなもの。
決定的瞬間を逃しません。
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水深25mまでの防水カメラ。
現時点でハウジングなしでダイビングで使える唯一のデジタルカメラ。
・キヤノン PowerShot G7X
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ついにキヤノンがソニー製の撮像素子を使った!
ソニーのRX100シリーズとそん色ない大きさとスペックで出してきた。
・オリンパス STYLUS SP-100EE
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ドットサイトを内蔵したカメラ。
私はこのカメラのおかげでドットサイトというものの存在を知った。
超望遠ズームですが、ぶっちゃけ画質が厳しい。
・パナソニック LX-100
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フォーサーズセンサを採用したレンズ一体型カメラ。
(もはやコンデジと呼ぶには大きすぎる)
レンズスペックも明るくて、背景が簡単にぼかせます。
ただ、ライカ銘を名乗るほどの性能のレンズかは??
あと最低感度がISO200なので、屋外など明るい場所で
背景ぼかしにくい。
せめてNDフィルタが内蔵されていれば。
ニコンがありませんが、別にディスっているわけではありません。
今年のニコンは堅実進化で全体の性能がとても上がっていますが
尖った機種が無かったので記載していないだけです。
2014年はキヤノンEOS 6Dなどフルサイズ入門機の価格が下がり
初心者でも手が出しやすくなりました。
初めて一眼レフを買う人でもフルサイズを買う人も出てきました。
また、今まで使っていたカメラをサブ機にして、
フルサイズを買います人もいます。
ここで、簡単にAPS-Cとフルサイズそれぞれの特徴と
シーンによっての使い分け方を紹介します。
APS-Cメリット
・焦点距離が×1.5倍になる
300mmのレンズを付けると450mm相当になります。
フルサイズで450mmのレンズを買おうと思うと
高価で重くります。
その点、APS-Cサイズレンズであれば
焦点距離も稼げて、レンズ自体も軽くなります。
スポーツや鳥など撮るのにはAPS-Cが有利です。
・ミラーが小さい
センサーが小さいので必然的にミラーも小さくなります。
ミラーが小さいとミラーショックも小さくなります。
また、ミラーを動かす量が少なくなるので
高速連写もやりやすい。
やはりスポーツなどに向いています。
・ボディも小さい
システム全体が小さくまとまるので、
旅行や山など荷物を減らしたいときに有利です。
・ボディの値段が安い
フルサイズと同等の性能のボディと比べると圧倒的に安いです。
そのため、初めての一眼レフにはAPS-Cがお勧めです。
→アウトドアやスポーツなどの動体、望遠にお勧め。
フルサイズのメリット
・画質が良い
センサーが大きいので、APS-Cと同じ画素数であれば
圧倒的に画質が良いです。
ノイズ、ダイナミックレンジなどなど。
・センサーが大きいのでボケが表現しやすい
例えば広い画角で撮影する際に、
APS-Cのカメラで撮影するには16mmのレンズが必要だとしても
フルサイズならば24mmのレンズで同じ構図で撮影できます。
焦点距離が延びる分、背景がボケます。
フォーマットの大きい645であれば、
超広角25mmでここまで背景がボケます。
APS-Cで同じ画角を得る為にはだと12mmのレンズが必要。
12mmの超広角レンズだとあまりボケません。
フルサイズのボケに関してはこちら
→圧倒的高画質でじっくり撮る風景やポートレートにお勧め。
過去の撮影方法の紹介で
たびたびインターバル撮影について書いてきました。
そもそもインターバル撮影について説明していませんでした。
インターバル撮影は一定間隔ごとに自動的に撮影をし続けてくれる
カメラの設定です。
長時間にわたる定点撮影時に威力を発揮します。
これらの写真を合成することで図鑑にあるような写真が作れます。
背景の写真も明るくして撮影しました
インターバル撮影機能が付いたカメラも最近は増えてきましたが
まだまだ少ないです。
特にEOS kissのようなエントリー機にはついていないことが多い。
オリンパスやニコンのD5300、ペンタックスK-50やQシリーズには付いています。
意外と役に立つ機能です。
やみくもにシャッターボタンを押していても
思ったような写真は撮れません。
いくらデジカメのオート機能が進化したといっても、
いわゆる失敗を無くすという意味でのオートです。
下の写真は夕暮れ時にちょっと高い場所にある紅葉を
見上げるようにして撮りました。
オートのまま撮影
ss:1/500 F4.0 ISO160
写真を撮る時は、こういう写真を撮りたい、と
あらかじめイメージするのが大事です。
私の場合:
夕暮れだけど紅葉の赤をきれいに出したい
葉っぱによってカメラからの距離が違うけど
全体にピントを合わせたい
→思いっきりプラス補正にして、赤を出す。
→絞ることで手前の葉にもピントが合うようにする
→結果的にシャッター速度が長くなるので、ISO感度を手動で上げる
これらの設定を一枚目の失敗写真から
すぐに判断して変更しています。
慣れないうちは、どうしたらいいのか分からないと思うので、
あらかじめ家で被写体と取りたい雰囲気をイメージしておいて
どのような設定にすればいいのか検索などしておくのがベターです。
宙玉の新製品「soratama72」とQで
うまく組み合わせて撮影できないか試してみました。
基本的に宙玉を使う場合はマクロレンズが必要です。
しかし、Qマウントにはマクロレンズが無い。
そこで使用するのがクローズアップレンズ。
クローズアップレンズを使うと接写ができます。
No5を二つ使うことでQの02レンズで宙玉が利用できます。
ステップアップリング
40.5→49
クローズアップレンズ
ケンコーAC No5 ×2
![]() KENKO/ケンコー AC NO.5/49mm |
ステップアップリング
49→62
62→72
![]() マルミ光機ステップアップリング62→72mm [STEPUP6272] |
soratama72用延長筒55mm
soratama72
Qはセンサが小さいので、絞らなくても
被写界深度が深く、背景がうっすら写るのが良いです。
ただ、気をつける点もあります。
宙玉部分が重く、レンズマウント部が若干たわんでしまいます。
そのため、そのまま撮影すると、宙玉が中心に来ない。
なので手で支える必要があります。
※カメラが壊れても私は責任を負いません。
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