・LEDのイルミネーション撮影時の注意
最近のイルミネーションはLEDがほとんどです。
LEDは特性上、蛍光灯と同じように高速で点滅しています。
人間の目では感知出来ないだけで。
拡大
関東では1秒間に100回点滅しています。
ということは、シャッター速度を1/100sより
早くすると、イルミネーションが光っていない瞬間を
撮影してしまう事も有り得ます。
この写真のシャッター速度は1/320です。
下半分が暗くなっています。
蛍光灯のフリッカーの項目と
ストロボ同調速度の項目を見ると
なぜこうなるかが分かります。
明るめのイルミネーションで、
背景をぼかそうと思ってF1.4とか開放で撮ると
シャッター速度が1/100sより早くなることが
結構あります。
その時には多少絞ったり、
NDフィルタを入れてシャッター速度を1/100sより
遅くする必要があります。
« ・青色LEDのおかげで全ての色が作り出せる | トップページ | ・MTF曲線の見かた »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・ミラーレスレンズをマウントアダプターで使う場合の注意(2023.12.03)
- ・グローバルシャッターって何が凄いの(2023.11.14)
- ・写真に枠を付けて正方形にするプログラム(2023.10.30)
- ・レンズ光学性能とセンサー解像度(2023.10.11)
- ・フィルターに最適なガラス素材は?(2023.10.05)
コメント