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2015年2月21日 (土)

・色収差を光学的に無くす手法

最近のデジタルカメラは高画素化しているため、
レンズの色収差が大敵となっています。

レンズ設計時に色収差を減らす為、
いろいろな手段で設計者は工夫をしています。
今回は色収差を減らす手段をいくつか紹介します。

・レンズを二枚使う
4
正のパワーのレンズと負のパワーのレンズを組み合わせると
色収差を抑えることができます。
二色の色消しだとアクロマート、
三色だとアポクロマートです。

詳しい説明はこちら

低分散ガラスを使う
Bunsan_2
低分散とは、光の波長ごとの屈折率の差が小さい硝材です。
そのため、色収差が発生しにくくなります。
蛍石(フローライト)が硝材としてとても良い。

非球面レンズを使う
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非球面レンズを使うと球面収差が抑えられるのと同時に、
色収差の低減もできます。

回折光学素子を使う
Do_4
回折光学素子は光の干渉を利用して
屈折ではなく回折角で光を曲げます。
回折角による光の分散は屈折と逆になるので
普通の屈折レンズと併用することで色収差を抑えることができます。

上記のような手法を用いるとレンズ性能が良くなりますが、
その分コストもかかるので値段も高くなります。
ガラス硝材のコスト→この記事参照

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