・昼間に撮る長時間露光表現
長秒撮影というと
星を撮ったり、車のテールランプを撮ったりが
一般的に思い浮かぶと思います。
昼間だと、露出係数がとても大きいNDフィルタ
(ND1000とか)を用いると
通常の撮影とは全く違った表現ができます。
![]() スローシャッターを可能にする減光フィルター「PRO NDシリーズ」に、高濃度タイプ4種類追加【即... |
人物が黒い影になります。
まるで現代の日本に渦めく個々が消えた
闇のよう。
川も長秒で撮影をするととても滑らかになります。
ND1000を用いて30秒撮影。
積雲のようなモクモクした雲が出ていたりすると
流れが表現できて、それもまた面白いです。
今回ND1000を用いて気づきましたが
マニュアルモードのシャッター速度限界
(大体30病の機種が多い)
と絞りを絞り込んだ時(F22)で適正露出になるのは
ND1000がちょうどいいです。
詳しい露出計算はこちら
« ・NDフィルターでの露光時間の計算方法 | トップページ | ・ローパスセレクターと天体撮影 »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・超光害地での星空現像の手順(2025.01.24)
- ・RAWだとなぜ白飛びが(ある程度)救えるのか=RAWからjpegまでの流れ(2025.01.15)
- ・野菜工場の光はなぜピンク?(2025.01.10)
- ・天体や蛍撮影時に活用、USBカプラー(2024.12.25)
- ・sigma 105mmF2.8 DGDNマクロの性能確認(2024.12.15)
虹色の旋律さん、
ND1000ですか、反射型か吸収型か知りませんが凄いフィルターですね。
それにしても面白い撮影法だと思いました。
銀塩時代は相反則不軌なるやっかいなものがあって、こんな絵は簡単には撮れなかったですね。
投稿: かんてつ | 2015年3月17日 (火) 19時43分
色が黒い通り吸収型です。
富士フイルムのゼラチンフィルタでND3.0がありますが
あれがちょうどND1000と露出系数が同じです。
むかしからあるので、フイルムの時代から頑張って撮っていた人いたんでしょうね。
デジタルだと長秒撮影で熱ノイズが乗ってしまうので
フイルムのほうが良い面も有ります。
投稿: 管理人 | 2015年3月18日 (水) 19時18分