・日の入りのマジックアワーをきれいに撮る
風景を撮る際、一日の中でも特にきれいなのが
日の入り後から空が真っ暗になるまでの間の
「マジックアワー」です。
空の色が刻々と変わる中で、街の明かりがつき始めたころ
西の空は素晴らしいグラデーションをしています。
このようなシーンをきれいに撮る方法を簡単に説明します。
まずはじめに一番大事なのが方角です。
写したい主要被写体が西側に無ければこのような写真が撮れません。
富士山であれば、撮影場所は山中湖側です。
富士宮市側ではダメです。
事前に地図などで被写体の位置と方角を確認することが大事です。
撮影場所には日の入り時刻20分前には着くようにします。
あせっているとカメラの設定などができないまま、
すぐに暗くなってしまいます。
きれいな写真を撮るために、できるだけ三脚を使うようにします。
三脚を使うことでブレを防ぐだけでなく、
構図をしっかりと決めることもできます。
また、マジックアワーは露出やホワイトバランスが少しでも
異なるとかなり印象が変わってきます。
そのため、後で微調整ができるように
なるべくRAWで撮影しておくのがベターです。
三つの写真のうち
マイナス補正が好ましく感じます。
カメラが出す適正露出では
空が白っぽくなりがちで、色が出なくなるので
なるべくマイナス補正の方が良いです。
ホワイトバランスによってかなり印象が異なります。
個人的には蛍光灯が好みですが、
蛍光灯からさらに微調整して
自分好みの色にしたのが下の画像です
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