・ニュートンリングとは
高校物理でニュートンリングというものを習います。
ガラスとガラスの隙間がとても狭いと、
光の干渉が起こり縞模様が見える現象です。
スマホに液晶保護ガラスを貼るとき、見えます。
ニュートンリングが発生する仕組みは
下の図のように、
二つの反射する面の間隔によって
光が強めあったり、打ち消し合ったりすることで発生します。
結局カメラの何に関係するかというと、
レンズ製造において、曲面の精度を確認する為に使われます。
きっちり精度が出ている時
レンズ原器とピッタリ一致して
ニュートンリングが発生しません。
精度が出ていなかったり、微小な歪みがあるとニュートンリングが発生します。
高校物理で習った役に立たなそうな事も
実際に使われている内容です。
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