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2015年5月30日 (土)

・超高画素機の性能をしっかり出す撮影

最近のデジカメは高画素化していますが、
更にブレやピントにシビアなカメラが登場しています。

・シグマのフォビオンセンサ
・オリンパスのハイレゾショット。
 これは8回撮影して、合成する超解像です。
・ペンタックスのリアルレゾリューションシステム
4回撮影することで、フォビオンと同じような効果を得ます。

マルチショットを行うカメラでは、
複数回撮影しますが、各撮影で
微小にセンサを動かしています。
オリンパスのOM-D E-M5 MarkIIは
半画素動かします。

このカメラの画素ピッチは約3.8μmなので
その半分は1.9μmです。
つまり露光中に1.9μmブレたら失敗です。
約1/500ミリメートルです。
どれだけシビアかなんとなくわかると思います。

以下は
ペンタックスK-3IIのリアレゾを使って撮影しました。
レンズはペンタックス純正のなかで特に解像力が高い
DA35mmF2.8 macro Limitedです。

まず絞りをふってみます。
(等倍拡大)
F2.8
F28

F5.6
F56

F22
F22

開放は収差の影響で、若干像性能が下がっています。
F5.6-F8まで絞ると像が安定し、解像性能が一番発揮されます。
F22まで行ってしまうと回折の影響で像性能が著しく劣化。

遠景など、ボケを必要としない場面では
F8程度にするのが良いです。

次にピント
位相差AFで合わせたとき
Photo

MFで合わせたとき
Photo_2

上記のAFではレンズとボディでピント微調整を行っていません。
高画素機で厳密にピントをあわせるためには
なるべくライブビュー拡大でMFが良いです。

最後に、ブレについて
高画素機の一番の敵はブレ。
画素ピッチが狭くなるほど、ブレに敏感です。
下の写真はリアレゾを使って撮影しています。
Photo_3

この写真、露光中にブレが発生しています。
建物の水平線のエッジがギザギザしています。
三脚を用いても1ピクセルほどのブレが発生したためです。
しっかりとした三脚を用いて、
ミラーアップ等でカメラ内の振動も徹底的に抑える必要があります。

経験的に、
焦点距離が50mmを超えてくると
ミラーアップ後、10秒ぐらいしないと微ブレが抑えられないです。
2秒タイマーではダメ。
画像合成ではない、超高画素機のキヤノン5DsRなどでは
奇妙なぎざぎざは生じませんが、
なんかボンヤリしているなぁ、といった画像になります。

昔の記事で、ブレを抑える方法を書きましたが
それを行うのは当然。

以下はマルチショットで超解像を行う場合の注意点。
オリンパスのハイレゾショットや
ペンタックスのリアルレゾリューションシステム等。

被写体ぶれについて
カメラをぶらさないのはもちろんのことですが、
被写体ぶれも無い状態で撮影する必要があります。
Photo_4
上の写真は風によって花が動いてしまいました。

意外なところに被写体ぶれがいたりします。
遠景では大丈夫だと思いがちですが、以下は気をつける必要あり。

・風によって木が揺れる
・遠くの車が動いている
・暑い昼間だとかげろうによって、建物が動く
・夜景で、マンションの部屋の電気が撮影中に変化する
・夕方などでは撮影中に空の明るさが変化する

特に最後は意外な落とし穴です。
トワイライトタイムなどで、露光時間が長くなると、
4枚撮影する間にかなり空の明るさが変わります。
Photo_5
30秒露光だと4枚で2分かかります。

これらの注意する点を考えると、
とても面倒くさいと思いますが
うまく撮影出来た時の偽色の無い解像感は
見ていて気持ちが良いものです。
レンズが違うかのようです。

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