・何故RAWは邪道だというの?
カメラをやっている人の中に
かたくなにRAW現像を拒否する人がいます。
RAW現像は面倒くさい、
撮影時に全て設定を的確にする能力がほしい、
といった理由ならば納得です。
しかし、RAW現像はデジタル処理しているからダメ、
加工しているからダメ、という理由は謎です。
カメラから画像として出力されているJPEGは
加工されていないというのか?
否、加工されています。
例えば、オートホワイトバランスで撮影した夕日は
カメラ内部で「夕日判断」が行われていて
夕陽の色が綺麗に出るようなホワイトバランスにされます。
シーンモードで夜景を撮った時には、
カメラ内部で夜景用の画像処理(加工)がされています。
これは、カメラ開発者が
「夜景はこういう加工をした方が綺麗だろう」
というのをいろいろ考えて調整したパラメータで
JPEGにしています。
何も考えないでやると、18%グレーの考えで
やたらと明るい夜景になってしまいます。
カメラメーカーが考えてRAWから加工したJPEGと
自分で判断してRAWから加工したJPEG、
いったい何が違うというのか。
« ・撮像素子の動作モード | トップページ | ・鎌倉にあじさいを撮りに行きました。 »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・ミラーレスレンズをマウントアダプターで使う場合の注意(2023.12.03)
- ・グローバルシャッターって何が凄いの(2023.11.14)
- ・写真に枠を付けて正方形にするプログラム(2023.10.30)
- ・レンズ光学性能とセンサー解像度(2023.10.11)
- ・フィルターに最適なガラス素材は?(2023.10.05)
コメント