・dpiとは
dpiとは
dots per inchの略で
1インチの長さの中にどれだけ点を打つか、ということです。
印刷やプリント、スキャナーなど
コンピュータ上のデータから
紙にする際に重要になってくる数値です。
dpiが多いほど情報量が多く、解像度が高いと言えます。
パソコンのモニタはだいたい72dpiです。
紙にプリントする際は、さらに細かくする必要があり
200-300dpiでプリントしなければきれいに見えません。
商用印刷だと350dpiがだいたい一般的です。
ちなみにiPhone6は326dpiなので、紙にかなり近いと言えます。
写真を紙にプリントする際には
最低限○○画素必要、といった話をよく聞きます。
800万画素あればL版には十分とか。
これもdpiで考えれば計算で求めることができます。
A4用紙に350dpiで写真をプリントするには
カメラで何画素必要か?
A4の紙は縦横をインチで表すと
幅8.269inch、高さ11.694inchです。
それぞれに350をかければいいので、
2894 × 4093 = 1184万画素
大体1200万画素必要です。
A3だと4093 × 5787 = 2368万画素
つまり、A3サイズのポスター印刷とかだと
2400万画素ものカメラが必要となります。
もちろんこれよりもdpiを低くしても、
近くで見なければ問題ありません。
« ・パッシブAF、アクティブAF | トップページ | ・比視感度とは »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・ChatGPTとホットピクセル除去ソフト作成(2025.06.01)
- ・狭い場所での新星景写真の作り方のコツ(2025.05.02)
- ・歪曲収差補正前提のレンズと星撮影(2025.04.25)
- ・紫外線で色が変わる眼鏡(2025.04.06)
- ・CanonのNeural Network Upscalingの性能チェック(2025.03.21)
コメント