2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« ・パッシブAF、アクティブAF | トップページ | ・比視感度とは »

2015年7月17日 (金)

・dpiとは

dpiとは
dots per inchの略で
1インチの長さの中にどれだけ点を打つか、ということです。
印刷やプリント、スキャナーなど
コンピュータ上のデータから
紙にする際に重要になってくる数値です。

dpiが多いほど情報量が多く、解像度が高いと言えます。
パソコンのモニタはだいたい72dpiです。
72dpi

紙にプリントする際は、さらに細かくする必要があり
200-300dpiでプリントしなければきれいに見えません。
商用印刷だと350dpiがだいたい一般的です。
ちなみにiPhone6は326dpiなので、紙にかなり近いと言えます。
326dpi

写真を紙にプリントする際には
最低限○○画素必要、といった話をよく聞きます。
800万画素あればL版には十分とか。
これもdpiで考えれば計算で求めることができます。

A4用紙に350dpiで写真をプリントするには
カメラで何画素必要か?

A4の紙は縦横をインチで表すと
幅8.269inch、高さ11.694inchです。
それぞれに350をかければいいので、
2894 × 4093 = 1184万画素
大体1200万画素必要です。

A3だと4093 × 5787 = 2368万画素
つまり、A3サイズのポスター印刷とかだと
2400万画素ものカメラが必要となります。

もちろんこれよりもdpiを低くしても、
近くで見なければ問題ありません。

« ・パッシブAF、アクティブAF | トップページ | ・比視感度とは »

写真講座」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ・dpiとは:

« ・パッシブAF、アクティブAF | トップページ | ・比視感度とは »