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2015年7月20日 (月)

・人間の視感度と植物の緑について考察

視感度とは同じ強さで点灯いる光で
どの色(波長)が一番明るく感じるか、
といったものです。
下の図が明所視感度です。
(暗い所だと異なります)
Hisikando
555nm付近にピークがあり、これはちょうど緑色です。
つまり人間は緑色の光を一番敏感に感じ取ることができます。
カメラのセンサーに緑の画素が多いのもこういった理由です。

ところで、この緑と反対の色(補色)は何かというと
です。
赤は血の赤です。
時代場所関係なく、人間は赤を激情とか、興奮とか
そういった感覚に持っていきます。

緑はやすらぎとか安全とか。

人間は文明が発達する以前から緑の植物に囲まれて
進化してきたので、
その結果上記のような特性を持ったのではないかと思えます。

ここで地上に届く太陽光のスペクトルを見てみます。

Modis_atm_solar_irradiance
(参考:wikipedia)
オレンジの線が地上に届く光です。
380nm-750nm位の可視光域が一番届くことが分かります。
生物の目がこの領域の光を見ることができるのは
進化の過程での順応性によるものです。

ここでも一番強く届く光が
大体480nm-550nmの青緑~緑の波長です。
この色は太陽から地上に届く光なので
植物は関係ありません。
人間の目はどれだけ適応しているんだ、と感じます。

しかし不可解なことは植物が何故緑色なのか。
光合成をおこなう植物にとっては、
一番強い波長の光を吸収したいはず。
しかし、実際は緑色の光を反射しています。
(人間は植物で反射した緑の光を見て、
植物は緑色だと認識しています。)
日光を効率よく利用するのであれば、植物は黒が良いはずです。
しかし、長い進化の過程を経ても黒にはなっていない。

人間の視感度や血液の色が植物の色に順応したと考えられるが
植物は何故緑を選んだのか。

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コメント

はじめまして。
今年からPENTAXの一眼で写真を撮り始めた者です。
こちらでいろいろカメラについて勉強させてもらっています。
「植物はなぜ緑を選んだのか」
そんな風に考えたことがなかったので、目から鱗状態でした!
もっとも効率の良いと思えることが最適解とは限らない。ということでしょうか・・・
写真を撮るということをはじめてからモノの見方が変わってきました。
これからもブログ楽しみにしていますo(*^▽^*)o

コメントありがとうございます。
お役立てできれば幸いです。

植物の緑、一度気になって色々調べていくうちに
疑問点がいろいろ出てきて奥が深い現象だとわかりました。

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