・ハーフNDフィルターの種類
以前の記事でハーフNDについて紹介しました。
ハーフNDとは半分側が暗くなっていて、
一部分にND効果をかけることができる特殊フィルターです。
この特殊なフィルターにも更に種類があります。
まずNDの強さ。
ND2、ND4、ND8と普通のNDフィルターのように濃さがあります。
そして肝心なのが、グラデーションの滑らかさ。
グラデーションがゆっくりなソフトタイプ。
グラデーションが急峻なハードタイプがあります。
一般的には望遠系のレンズではハードタイプ、
広角ではソフトタイプと言われています。
ただし、私はハーフNDという特殊なフィルターの効果を
表現として使いたいので
効果が目立ちやすいハードタイプを好んで使用しています。
明暗差がある場面でダイナミックレンジを広げるという使い方では
ソフトタイプを用います。
ソフトタイプで撮影を行った記事。
ハーフNDフィルターの素材として
樹脂製とガラス製の二種類があります。
樹脂製はcokinなどから販売、
ガラス製はKenkoブランドから販売されています。
私はガラス製を強くおすすめします。
樹脂製だとキズがつきやすく、絞るとキズが映り込んだりします。
日本では現在BENROから発売されているだけだと思いますが、
逆がけのハーフNDというものもあります。
リバースタイプと言ったりもします。
中央部が一番濃く、だんだん薄くなるグラデーションです。
コレがほしいのですが、なにせ高い。
ヨドバシで35000円ほど。
次回、逆がけのハーフNDについて書きます。
« ・富士山登山に持っていった撮影機材 | トップページ | ・逆がけのハーフNDとは »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・彗星を撮った時の設定(2024.10.05)
- ・面内ブレ(ブラー)を防ぐ(2024.09.12)
- ・星をより輝くように見える現像方法 (疑似ソフトフィルター)(2024.09.01)
- ・アトムレンズの黄変を直す2(2024.08.12)
- ・laowa 10mmF2.8 ZERO-Dを確認(2024.07.31)
コメント