・テレセン性が高いとは
フィルムからデジタルカメラになり、
レンズに求められる性能がかなり変わりました。
その性能のうちの一つがテレセン性です。
テレセン→テレセントリックの略。
射出瞳が無限遠にある光学系の事(像側テレセントリック)。
テレセン性とはレンズから射出する光線が
光軸に対してどれだけ平行に近いかということです。
テレセン性が低いレンズを使うと発生する問題は
周辺光量落ちがひどくなる
IRカットフィルターによる
周辺色づき(カラーシェーディング)が発生しやすくなる
等が挙げられます。
テレセン性があまり気にされていなかったオールドレンズなどを
最新カメラのSONY α7につけたりすると
このような問題が生じたりします。
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