・赤い花火の色をうまく出す現像方法
花火の赤は色飽和しやすく、
写真で撮るととても難しい被写体です。
恐らく撮ってそのままでは見るに堪えないでしょう。
RAW現像ソフトでいろいろいじっても
なかなかうまくいかないかもしれません。
単純に飽和しないように彩度をおとすと、しらっちゃけてしまう。
そこで私が経験的に使っている方法を紹介します。
まず、色の成分である彩度、色相、明度の三項目を理解しておきます。
RAW現像ソフトでは色相ごとに彩度や明度をコントロールできます。
ウィンドウの右下に注目。
レッドの項目の彩度を飽和しないギリギリまで落とします。
ただし、それだけだとこの記事の二枚目の画像のように
色が薄くなってしまいます。
そこで、明度も若干下げることで、見た目の色の濃さが
濃くなったようにすることが可能です。
しらっちゃけた感じがなくなりました。
色飽和も抑えられたので、
最初の写真のようなケバケバしさも軽減しました。
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