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2015年9月14日 (月)

・コアリングとは

デジカメで撮影した写真に対して、
しゃっきりさせるためにシャープネスをかけたりすることがあります。
しかし、むやみにシャープネスを強めると
ノイズまで強調されてしまいます。

元画像
Resize150545_2

わかりやすいように、がっつりシャープネスをかけた画像
Resize150546

シャープネスとは簡単に言うと、振幅を強める機能です。
明暗差をはっきり出すともいえます。

そのため、ノイズによるわずかな振幅(明暗差)まで
強調されてしまい、ノイズが目立つようになります。

本来の被写体のエッジだけを強調し、
ノイズは強調しないように上手に画像処理をすると
ノイズが少ないけどカリっとした写真になります。

その手法の一つがコアリングです。
コアリングとは、振幅が小さな部分は強調しない処理です。
Core

ある程度振幅が小さい所から、
「ここはエッジじゃなくてノイズだから振幅を強調しないようにしよう」
という判断をします。

コアリング無し
Resize150546_3

コアリングあり
Resize150544

看板や信号器などの
平たんな部分はノイズが強調されていないことが分かります。

このように、振幅ごとに処理を変えたり、
周波数によって処理を変えることを上手にやると
ノイズ処理がうまく、高感度でも見れる絵になります。

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