・シャープネスのパラメータ
画像処理ソフトでアンシャープマスクなどの
シャープネス処理をする際、
単に強度だけでなくいろいろなパラメータがあります。
半径とか??という感じがします。
どのように効果が変わるのか等
順番に説明します。
シャープネスをかけていない画像
・適用量
その名の通り、シャープネスの強度です。
どれだけエッジを立たせるか。
シャープネスマックス
ローカルコントラストが強調され
しゃっきりします。
やりすぎるとノイズも目立ち
デジタルっぽさも現れます。
・半径
シャープネスは局所的なコントラストを強調して
エッジを目立たせるのですが、
この「局所的」をどの程度広く見るかを表します。
半径を大きくすると、強くシャープネスがかかったように見えますが、
白ふち黒ふちが目立ち、ハロっぽさが生じてしまいます。
(オーバーシュート、アンダーシュート)
また、線が太くなり、繊細さが無くなります。
半径最小
半径最大
・ディティール
高周波成分を強調します。
強くかけると、被写体の質感が出てきますが、
同時に高周波なザラザラノイズが盛大に発生します。
ディティール最小
ディティール最大
・マスク
コアリングのことです。
最小にするとコアリング無しの状態です。
最大にすると、振幅がとても大きいエッジにしか
シャープネスがかからなくなるので、
シャープネスの効果があまり得られません。
マスク最小
マスク最大
最終的にパラメータをいい感じに仕上げた結果。
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