・ディストーションと絞りの関係
歪曲収差(ディストーション)は
絞りの位置によって変わります。
正の光学系より絞りが物体側の時
正の光学系より絞りがセンサ側の時
ズームレンズではワイドとテレで
この関係が逆転することが多いため、
ワイドではタル型、
テレでは糸巻き型になることが多いです。
レトロフォーカスタイプの広角レンズだと、
負の強い光学系が物体側に来るので
タル型の歪曲が発生しやすいです。
しかし、あまりにも強いタル型の歪曲が発生する場合、
光学設計でどうにか補正しようと試みたりします。
その結果、 陣笠型の歪曲になる場合があります。
« ・フローティング機構とは | トップページ | ・銀塩写真の保管方法 »
「写真講座」カテゴリの記事
- ・グローバルシャッターって何が凄いの(2023.11.14)
- ・写真に枠を付けて正方形にするプログラム(2023.10.30)
- ・レンズ光学性能とセンサー解像度(2023.10.11)
- ・フィルターに最適なガラス素材は?(2023.10.05)
- ・コンピュテーショナルフォトグラフとは(2023.09.21)
コメント