・明所視感度と暗所視感度
過去に比視感度について記事を書きました。
人間がどの色の光が明るく見えるかをグラフ化したものです。
これは明るい場所での人間の見え方です。
明るい所では目の中の錐体という細胞で光を感知します。
錐体は3種類あるため、色を識別できます。
緑色付近が高くなっているので、
他の色に比べて認知しやすいといえます。
暗い場所では別の細胞を使って物を見ます。
桿体細胞です。
桿体細胞は一種類しかないので、色の識別はできません。
暗い星などがどれも白く見えるのはこのためです。
分光分布は下のグラフのようになっています。
色の識別はできませんが、
青色の波長の光が一番認知しやすいです。
上の図は青い部分と緑の部分の輝度が同じです。
パソコンの画面上などでは緑のほうが明るく見えます。
正確にプリントされたものを
色が識別できない暗い場所で見ると
青い部分のほうが明るく見えます。
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